JICA・JOCV

ルシ通信②保護者80人!小学校衛生ワークショップ初開催!

青年海外協力隊としてルワンダでコミュニティ開発を行っています。要請内容は水と衛生環境の向上。「水の防衛隊」(RW-SAT)とも呼ばれています。

村の小学校にて、初めてワークショップを行いました。

参加者は保護者約80名。反応も最初にしては上出来だったと思います。

アンケートも取れて、これから行っていくプロジェクトの足がかりとなりました。

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案の定誰も来ない

ワークショップは午後2時から。

先週から新学期が始まり、今学期一回目となる保護者会の時間を使わせてもらいました。

協力者のエジーデ先生曰く、「150人来る」と。

1時間前には他のメンバーにも集まってもらって準備万端でした。

が、1時過ぎになってあいにくの雨が。

ルワンダ人は雨が降ると基本出てきません。

仕方ないので待ちぼうけ。

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手伝いに来てくれた水の防衛隊メンバー。左のルワンダ人は、このブログにも何度か登場している友人ピーター。彼も手伝ってくれました。

開始時刻の2時になっても誰ひとり来ません。

「150人来なくてもいいから数人でも来ないかな…」と思いつつ、万が一誰も来なかった時のために「やった感」のある写真を撮ったり。

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うん、やった感あります。水の防衛隊じゃないけど、見に来てくれたにもさん撮影(意外と上手く撮れてました)。

約一時間待って、ようやく人が!

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最終的には約80名になりました。

やっぱりアフリカでは一時間待ちくらいがデフォルトだと考えておいたほうが良いですね。

ワークショップスタート

本日のコンテンツ。

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JICAとは?RW-SATとは?

まずは我々が何者かと、このプロジェクトの目的から説明。

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他国の衛生教育事例紹介

このプロジェクトの目指すべき姿として、ユニセフがマダガスカルで行った衛生教育の事例を劇形式で紹介。

衛生教育を通して子どもたちの意識と行動を変えることによって、病気を減らせるだけじゃなく学校にも元気に通えるようになるんだということを伝えました。

どうやって水が汚れるか?

目指す方向性を理解してもらったら、次は学校の水にまつわる現状について。過去記事でも触れていますが、この学校には水道がなく、雨水タンクしかありません。

ほとんどの生徒は、家から水をペットボトルに入れて持って来ています。

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ところが中には雨水タンクの水をそのまま飲んでしまう子たちもいるんです。その影響もあって、下痢などの水因性疾患が蔓延しています。

事前に雨水タンクの水質検査をしてみたところ、下痢の原因になる大腸菌群が検出されました。

検査シートに出ている青い点が大腸菌群を示しています。左がこの学校の雨水タンクの水。右がぼくの家の水道水。

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両方に反応が出てますが、学校のほうが多いですね。

これを参加者に見せながら、水が汚れる経路を絵を使って説明。

英語とたまにルワンダ語で。英語部分はエジーデ先生に訳してもらいました。

考えられるのは鳥の糞尿による汚染です。

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まずは環境を清潔に保つこと。それから、もし雨水を飲まなければいけないときは煮沸すること。でも学校の水を煮沸して飲むことは出来ないから、出来れば子どもたちには清潔な水を家から持たせてほしいということを説明しました。

もしそれが難しいのなら、その理由をアンケートに書くか、直接教えてくれとお願い。この「WHY」の部分が一番重要です。なぜ病気になると分かっていて煮沸をしないのか?なぜ綺麗な水を得られないのか?

根本的な原因をはっきりさせておかないと、対策が間違った方向に行ってしまう恐れがありますからね。

アンケート

最後に、衛生に関する意識・実態調査を実施。

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水をどうやって得ているか、飲む前に煮沸をしているか、食事の前に手洗いをしているか、その頻度と、しないとしたらその理由は何か、最近家族が水関連の病気になったか、など。

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ルワンダ語に訳すのは、こちらもブログにちょくちょく登場しているブレイブ(ヘルスセンター医師)に手伝ってもらいました。

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中には読み書きが出来ない方もいたようですが、エジーデ先生に説明してもらってそれなりの枚数を回収。

これで今回のワークショップの最大の目的は果たせました。

このアンケートから現状を把握して、今後のプロジェクトの方針を決めます。

質問タイム

帰る前に質問タイムを設けました。学校だけでなく家でも雨水しかないからなんとか出来ないかとか、水を消毒するための薬品をもらえないかなどの質問が。

とりあえず「Ndagerageza(I’ll try it)!!」って答えたら「君たちはこの村の代表だ!アンバサダーだ!がんばってJICAと交渉してくれ!」って拍手喝采されました。

そんなに期待されても実際にJICAから資金を得るのは難しい(ほぼ無理)ですが、声は届けます。JICAに頼らなくても資金を得られる方法も考えてみます。

ただ、一番の盛り上がりは同期のゆきに持って行かれました。

恒例の「あなたは男の子?女の子?」質問。一緒にいる時、100%聞かれてます。

「Urabesha(嘘つき)!!」って言われてるw

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おかげで和やかな雰囲気で終わることが出来ました。

ほんと、1人でやらずにみんなに頼って良かった。みんなありがとう!

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今回はぼく個人の企画でしたが、今後はこのメンバーでセカンダリースクール(中高)対象のワークショップも行っていきます。

100点ではないものの、最初のワークショップにしては上出来だったと思います。

何事もやってみるもんですね。次につなげていきます。

タケダノリヒロ(@NoReHero

ルシ通信バックナンバー

ルワンダの小学校に潜入!突撃インタビュー&ワークショップ開催決定

保護者80人!初の衛生ワークショップ@ルシシロ小学校

ルシ通信③半数が雨水利用、7割が水因性疾患!ルワンダ小学校衛生調査

ルシ通信④衛生×アート×生徒150人! 小学校でWASHワークショップ

「考える力」を鍛えねば!衛生クラブ立ち上げ大苦戦の巻

ルシ通信⑥嬉しすぎる!小学校の衛生クラブ本格始動!

ルシ通信⑦ルワンダ版『恋するフォーチュンクッキー』に参加!

ルシ通信⑧まさかの感涙!ルワンダで小学校の終業式に潜入!

ルシ通信⑨日本の大学生がルワンダの小学校訪問&授業体験!

ルシ通信⑩2ヶ月で驚きの進歩!ルワンダ小学校衛生クラブ

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