「ワクワクさせる人」であり続けるには~熊本を離れます~

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タケダノリヒロ( @NoReHero

春ですね。これから熊本の実家を離れて、埼玉で新生活をはじめます。

それに合わせてバタバタと準備していたのが「個人事業主」になる手続き(メディア『ルワンダノオト』を事業化しました)。

その経緯をブログにアップしたところ、たくさんのいいね!とコメントを頂きました。特にうれしかったおことば↓

「見ているこっちまでワクワクする人」なんて。ありがたや。

SNSを見ていて「わあ、この人がんばってるなー。自分もがんばろ」と思える人っていますよね。私のこともそんな風に見てくれている人がいたんだと改めて知り、うれしくなってしまいました。

ワクワクするのは、「一歩」が見える人

じゃあ、どうすれば「ワクワクさせる人」で居続けられるのでしょうか?

自分自身がどんな人を応援したいと感じるか考えてみると、「一歩」が見える人、だと思います(インスパイアされたのは『きぬさ屋』さんというブログの『みんなは『きれいな言葉』に惹かれるんじゃない、『あなたの一歩』に心を動かされるんだ』という記事)

Facebookで特にいいね!やコメントをしてしまうのは、卒業や就職、転職や独立、結婚や出産など、新たなライフステージに移るとき。これはもう絶好のイイねチャンスですよね。基本的にはお祝いごとですから。

とは言えそんな「ハレ」の日はめったにありません。でも、特別なイベントがなくても日常的にワクワクさせてくれる人っていますよね。そういう人はふつうの人より「行動」と「発信」の量が多いんだと思います。

ワクワクさせる人の例・ハイパーキャンプクリエイターズ

身近なところで例を挙げると、初心者向けのキャンプ情報を発信している「【Hyper Camp Creators】ハイパーキャンプクリエイターズ」。

右がさくぽん、上の山の神がヤマケン 画像出典:HYPER CAMP CREATORS

このユニットのさくぽんとヤマケンとは、彼らが会社員を辞めて住所不定キャンパーとして日本全国をキャンプ場を周りながら旅をしているときに出会いました。

彼らの発信力はすさまじく、2017年は年間680万PV(およそ月56万PV)。化け物かよ……。

HYPER CAMP CREATORS のアクセス数  画像出典:HYPER CAMP CREATORS

出会ったのは2015年、軽井沢のキャンプ場・スウィートグラス。私も同様に会社を辞めて、青年海外協力隊の派遣前訓練に入るまで住み込みのバイトをしていたのです。

そこに彼らも働きに来て、しばらく社員寮でいっしょに暮らしていました。朝起きると、共用の居間のコタツにはマジメな顔をしてキーボードを叩くふたりの姿が。

会社を辞めて自分たちの好きなことを仕事にして生きていく」と覚悟を決めたふたりからは、一週間程度の共同生活でしたが本当に大きな刺激をもらいました。

そこで「やっぱブログって可能性ある!」と気づいた私も彼らの真似をして、より一層ブログに力を入れ始めました。

居間で3人とも無言でPCに向き合っていることがあり、ほかの同居人から「ここはおしゃべりするところでしょーが!!」とつっこまれましたが(ごもっとも)。

私が出会ったときからすでにすごかった彼らのサイトですが、2年経ったいまではアクセス数は当時の2倍。

私はキャンプには詳しくないのですが、常に新しいことに挑戦していることが彼らの人気を支えているのではないかと思っています。

オリジナルブランドを立ち上げたり、イベントをやったり、初心者向けの無料相談を始めたり。サイトを見てもいまだにほぼ毎日更新されています。このクオリティを継続するのは本当にすごい。

似顔絵がかわいいオリジナルグッズ 画像出典:LifeFREEKs

こうやって「一歩一歩進んでいくことで夢や目標は叶えられる」ということを行動で示してくれる人に、ぼくらはワクワクさせられるのかもしれません。

不安にならないのは人に恵まれているから

私自身、「行動」と「発信」を続けることで、たくさんの方から応援してもらえるようになりました。

なんの助けにもならないけど、応援してます」というそのことばに、何より価値があるんですよね。

私はフリーランスとしてはまだまだ稼げておらず、月収は6桁にも届きません(とは言えマネタイズ開始から2か月でこれだけ稼げてるのはふつうにすごい)。

それでも「自分は大丈夫だ」と思えているのは、「人に恵まれている」という感覚があるから

見ず知らずの自分をこんな風に応援してくれる人がたくさんいるし、「早く上がって来いよ!」と発破をかけてくれる人もいます。

「すごい!」「さすが!」「かっこいい!」とおだてられれば「え、そう?じゃあもうちょっとがんばっちゃおうかな!」とどこまででもがんばれます(単純)

特に自分の身の上を語った記事をFacebookでシェアしたときに、全然やり取りをしなくなった友人からリアクションがもらえるとものすごくうれしいんですよね。「ああ、ちゃんと見てくれてるんだな」っていう安心感。

たったひとつのいいねでも心強いです。

好きに生きられるのもまわりのおかげ

私がこんな風に応援してもらえるようになったのは、「ふつうとは違う人生」を歩んでいるおかげだと思っています。

人は1回しか生きられないからこそ、「自分とは違う人生」に心を動かされるもの。

「大企業を辞めて、アフリカでボランティアをして、個人事業主として独立する」という変わったキャリアを生きているからこそ、それだけで「なんかすごい!」と思ってもらえます。これが私の最大の強みです。

でも、そうやって生きられているのも、まわりに頼ることができているから。

安定した収入がなくても新しい事業に取り組めるのは、実家に滞在させてもらっていたから。

これから埼玉に住めるのも、彼女の祖母が住んでいた家が空き家になっていて、そこを使わせてもらえるから。

新しい家具を買わなくて済むのも、奇跡的にTwitterで「家具譲ります!」と声をかけてもらえたから。

いろんな人のご厚意に甘えて、好きなことをやらせてもらっています。

先日、彼女から「弟が両親を旅行に連れて行って、すごく喜んでいた」という話を聞きました。

同世代には親に旅行をプレゼントしてあげるような立派な人もいるのに、自分はいまだにスネかじり

それを情けなく思うこともありますが、「いまはまだ自分のことすらままならないけど、2~3年後には絶対にまわりの人に恩返しできるようになる」と決めています。もう、あれです、倍返しですよ(用法違う)

「本当に大丈夫?」と心配されることもありますが、私は自分に絶対の自信を持っているので、そんな相手に対しては内心「おれを誰だと思ってるんだ」くらいには思ってます。

と、口だけ言っていてもカッコ悪いので、できることをひとつずつやって、必ず結果を出してみせます。

ブログを読んでくださっているあなたさまにおかれましては、これからも情報発信を続けていくので、引き続きチェックしていただければ幸いです。

では、空港に行ってきます!

タケダゴロク
 
バイバイ熊本!

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