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アフリカ・ルワンダ在住のタケダノリヒロ(@NoReHero)です。
青年海外協力隊として活動中ですが、任期は残り半年。自分にはなにができるのか、これからどうやって働いていくかを考えてます。
その過程で「ゲームみたいに、社会人としてのステータスをパラメータ化したら面白いんじゃ?」と思ったので簡易的につくってみました。
名付けて『おとなの通知表』。
この記事では『おとなの通知表』で使用したふたつの指標について、自分の能力値を例にご説明します(「能力値」って言い方がマンガっぽくてカッコいい…!!)。
ふたつの指標
・「社会人基礎力」(経産省)
・「生きるチカラの三角形」(藤原和博さん)
LINE@に登録して頂いた方には、数値を入れるだけでグラフ化できるExcelファイルをお送りします(登録済の方は、「ファイル送ってー」とひとこと頂けたらお送りします)。興味ある方は遊んでみてください。こんなの↓
社会人基礎力
まずは経済産業省が2006年から提唱している「社会人基礎力」。3つの能力と12の要素から構成されています。
画像出典:経済産業省
「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」とのこと。
ぼくも自己評価してみました。
長所は「計画力」と「発信力」。短所は「ストレスコントロール力」w「創造力」はもっと高めたいので辛めに2。
グラフ化するとこんな感じです。
計画力は、営業マン時代や協力隊の経験から、発見した課題に対して解決のプロセスを言語化・見える化するのが得意だと感じているので。
発信力は、ブログで「自分の意見をわかりやすく伝える力」を評価してくださる方が多いため。
短所の「ストレスコントロール力」は、ルワンダに来てしょっちゅうイライラしていることからw イライラしてもしょうがないことは分かってるんですけどね。
考えてみれば、青年海外協力隊(特にコミュニティ開発)はここで挙げられてる能力がすべて必要とされます。社会人基礎力を鍛えるにはうってつけのキャリアですね(ポジショントーク)。
生きるチカラの三角形
前述の「社会人基礎力」がつくられたのは2006年。もはや時代に則してないのではと思ってもうひとつ使ってみたのが、「生きるチカラの三角形」。
参考:「正解のない社会」に必要な教育とは(NewsPicks)
これを提唱しているのは、リクルート出身、現在は奈良市立一条高校の校長で、教育改革を実践している藤原和博さん。
キングコング西野さんらがよく引用している「100×100×100で100万人にひとりのレアカードになろう」という考え方を発信しているのも、この方ですね。
すべての土台となるのが「基礎的人間力」。「情報処理力」がこれまでの学校教育で育成されてきた、知識や技能などの基礎学力のこと。「情報編集力」が思考力、判断力、表現力のことです。
これからは「情報編集力」のウエイトを高めることが重要だとされています。
2020年の教育改革以降、情報処理力と情報編集力の比率は変わっていくはずです。これまで9:1だった情報処理力と情報編集力を、2020年代半ばには7:3くらいにするのが理想でしょう。学びの基本となる基礎学力をマスターすることも当然重要ですから、小学校はこれまで通り9:1でいい。その代わり、中学校で8:2、高校で7:3、さらに大学では0:10を目指せば、全体を平均したときにちょうど7:3になります。
参考:「正解のない社会」に必要な教育とは(NewsPicks)
この能力は、前述の「社会人基礎力」には含まれていなかったので、取り入れてみました。
基礎的人間力
自己採点。
好きなことにはとことん集中できるんですが、興味のないことに関する「持久力」がとにかくありません。「忍耐力」はルワンダ生活で多少身についたかなと。
やるときはやるけど休むときは休む、組織や人間関係において調整役になることが多い、などの観点から「バランス感覚」を5にしてます。
情報処理力
つづいては基礎学力を示す「情報処理力」。自己評価はこちら。
得意なのは「国語」と「英語(語学)」。理数系は苦手なんですが、最近その面白さが分かってきたので本や動画を観てちょこちょこ勉強中です。
ただただ見栄を張るためだけに書いておきますが、中学まではオール5を取るような優等生でした(高校で理数系がニガテに)。
情報編集力
最期に「情報編集力」。
ほかのふたつのカテゴリと比べて、これが自分の得意な領域なんだなってことが分かりました。
このように、自分の得意分野・ニガテ分野を可視化できるので、自己理解を深めたい方におすすめです。そしてふつうに楽しい。
「私もやってみたい!」という方はこちらのExcelファイルをダウンロードしてご活用ください!
それでは!
タケダノリヒロ(@NoReHero)
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