【更新 2018/01/27】 タケダノリヒロ( @NoReHero)
作家のはあちゅうさんのKindle本『社会人のための恋と仕事の教科書: 仕事上手は恋愛上手』が、2日間限定で無料になってたので、さっそく読んでみました。
タイトル通り、恋愛と仕事に共通する考え方をカジュアルに書かれた本ですが、読んでタメになる気付きがたくさんあったので有料だったとしても読む価値はあったと思います。
特に「女子語」の話から、言葉の裏を読むことの大切さについて。
言葉は言葉通りの意味だとは限りません。
女子の「大丈夫」は「全然大丈夫じゃない、今すぐ来い」。
「なんでもない」は「言いたいことが山ほどありすぎて言葉にできない」。
「何してる?」は「私にかまえ」。
きりがないのでここで女子語講座はしませんが、 仕事の上でも、発言通りではなく、 相手の顔色と声色、つまり「空気」を読むことが必須です。
「あれまだ出来てない?」は「早くやって欲しい」。
「お手すきの時にお願いします」は「他に緊急対応が無い限り今すぐにお願いします」。
「割と厳しいです」は「まじで無理です」。
これは、社会人用語ではなく、発言の裏にある相手の気持ちにちゃんと気づいてあげられるかどうかの問題。
「相手の気持ちにちゃんと気づいてあげられるかどうか」。これは恋愛でも仕事でもすごく大事ですよね。
仕事においては、頼んでいた書類が上がってこない時「あの書類出してもらったっけ?」と自分の記憶を確認するように聞くことで「まだ出してもらってないから早く出せ」を暗に伝えるとか。
やり過ぎたら皮肉っぽくなっちゃうので注意が必要ですが。仕事で気配りができる人は、恋愛でも相手の気持ちに気づいてうまく立ち回れる人が多いと思います。
「大丈夫」は「全然大丈夫じゃない、今すぐ来い」、「なんでもない」は「言いたいことが山ほどありすぎて言葉にできない」、「何してる?」は「私にかまえ」ーー「女子語」の変換、なんて難しいんだ……。
男からしたら「言いたいことがあるなら、はっきり言えばいいじゃん!」と思ってしまいますが、女性に本音で弱音を吐いてもらえないのは男の器が小さいからだとも言えます。
「こんなふうに弱音ばっかり吐いてたら『めんどくさい女』『重い女』って思われるかも……」と、本当は言いたいのにガマンさせちゃってるだけかもしれません。
やさしくて気配りができる人ほど、こんなふうに溜め込んでしまうもの。そうさせないためには、「愚痴を言ってもしっかり受け止めてもらえるはず」と思わせる包容力を身に着けないといけませんね。
女性が頑張っているときはその裏の弱さに気づいてさりげなくサポート出来て、弱音を吐きたいときは好きなだけ吐き出してもらえるような男になりたいものです。
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