ルワンダノオト

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小学校の衛生クラブ。生徒に司会を任せてみた&トイレに紙がない⁉

time 2017/02/18

青年海外協力隊のタケダノリヒロ(@NoReHero)です。

ルワンダの農村部で水・衛生問題に取り組んでます。

その一環で週イチでお手伝いしている、小学校の衛生クラブ(日本で言う委員会)。

今年2回目のクラブ活動してきました。今回は、クラブの目的それを達成するためになにをすべきか、生徒たちに話し合ってもらいました。

今まで自分でやっていた司会を生徒にやらせてみたんですが、これ結構いいかも。

先生と事前打ち合わせ

まずは前日に担当の先生と打ち合わせ。というか初対面です。

ついこないだまで、この担当の先生の存在すら知りませんでした。

去年はぼくが「衛生クラブを手伝わせてくれ」と頼んで好きにやらせてもらってたので、学校側に「ノリが勝手にやってくれるから、先生いらないや」と思わせちゃってたのかも。

でも、先生を巻き込んでいかないとぼく(や後任のボランティア)がいなくなったら、この活動がまたもとのように形骸化しちゃいます。

なので、今年は先生と一緒にやっていくつもりです。

で、話してみたらめちゃくちゃいい先生でした。残念ながら今回のクラブには予定が合わず参加してもらえませんでしたが、次回からその先生も含めてやっていきます。

衛生クラブ第2回

今回やる予定だったのは、

①メンバーズカード作りのための写真撮影

②クラブのミッション決め

③ミッション達成のためのアクション決め

の3つ。

しかし、20~30人だと思ってたら、大量に生徒が集まってしまい、①のひとりずつの写真撮影は断念

きょうは日本から大学生のゲストが来てくれたからか、そもそも実はこれだけの人数がクラブにいたのかは分かりませんが、70人以上いましたw大盛況w逆にやりづらいけどありがたい。


日本の大学生が遊びに来てくれました(女性は2回目の訪問。好きすぎでしょw)

ミッション決め

ゲストのおもてなし&アイスブレイクも兼ねて、生徒たちにルワンダの歌とダンスを披露してもらったら、さっそくクラブのミッション決め

「そもそもなんのためにこのクラブがあるのか?」「どんな目標を達成しなきゃいけないのか?」ということを話し合ってもらいました。

いろいろ意見が出ましたが、まとめるとおもなミッションはこのふたつ。

①校内環境を綺麗に保つ

②ほかの生徒のWASH(Water, Sanitation and Hygiene)に関する意識と行動を改善する

ミッション達成のためのアクション決め

それから上記ふたつのミッションを達成するためにはなにをすべきか、というアクションを考えてもらいました。

①校内環境を綺麗に保つために・・・

・校内(教室、グラウンド、トイレ)の掃除をする

・花壇の手入れをする

②ほかの生徒にWASH(Water, Sanitation and Hygiene)に関する意識と行動を改善する

・雨水タンクの水を飲まない(煮沸した水を飲む)ように啓発する

・トイレットペーパーを持ってくるように啓発する

・WASHについて勉強する

前日の打ち合わせで聴いた先生の意見も紹介して誘導はしましたが、生徒たちが自分の頭で「そもそもなんで衛生クラブで活動しなきゃいけないんだ?」と考えてくれたので良い時間になったはずです。

トイレに紙がない!

で、いちばんびっくりしたのが、前日の打ち合わせで先生から聞いた話。

「この学校のトイレにはトイレットペーパーが置いてないの。でも、生徒たちみんなが紙をもってきてるわけじゃないと思うから、私も生徒たちがトイレの後どうしているか分からないの…」

つまり、用を足した後ちゃんとお尻を拭いてない子がいるかもしれないと…!!

おー、こわ(ガリガリガリクソン風)。

ルワンダでは、トイレ行くときに「紙ちょうだい」って言ったらノートをちぎって渡されるというのがあるあるです。「間違ってないけど、そうじゃねーよ」とせつない気持ちになってしまいますよね。

なので、生徒たちもノートを使ったりしてるのかもしれませんが、いずれにしろ問題です。

先生曰くトイレットペーパーを買う予算は学校にはないとのことなので、子どもたちに紙を持参するように呼びかけつつ、権限のある先生や校長に相談してみようと思います。

司会を生徒に任せてみたら

で、今回のクラブでは、司会を生徒に任せてみました

去年のはじめに、グループに分けてディスカッションをさせてみたらまったく話が進まない、という問題が。

人に話をふって、掘り下げて、その意見に対するほかの人の意見を引き出して、という練習(いわゆるファシリテーション)も必要だなと思ってたので、リーダーになれる生徒をひとりずつ育てていく作戦

こういう子がある程度増えてきたらグループディスカッションもできるようになるはず。


司会をするリーダー役の生徒

昨年はほぼぼくが司会をやっていましたが、そうすると英語の得意な生徒(2~3人)だけが答えるようになっちゃったんですよね。ぼくも極力ルワンダ語を使うようにしてますが、まだ聞き取れないことも多いので。

今回生徒に司会をお願いしたことで、昨年よりは多くの生徒から意見を引き出せました。

それでもあれこれ口出ししちゃったけど、生徒に任せて自分は傍観してられるくらいになるといいな。

課題

これからの課題!

・先生との協働

・ガイドラインの作成(CBEHPP、HAMSなど国のオフィシャルな資料活用)

・クラブの基本事項確認(メンバー数、活動日時など)

・全生徒の能動的な参加

今後が楽しみです!

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タケダノリヒロ

1989年生まれ。16年1月より青年海外協力隊としてルワンダで活動中。コミュニティ開発隊員として水問題に取り組みながらブログ更新してます。Africa Quest. comライターとしても執筆中。 ※当ブログ記載内容はJICAおよび青年海外協力隊の見解ではなく、個人の見解です。 [詳細]

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