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タケダノリヒロ( @NoReHero)
タイトル通り、「はたらき方に迷ったら、自分がそのしごとをすべき理由とそれが社会にもたらす価値を突き詰めよう」というお話です。
くやしいです
青年海外協力隊を終えて、独立して、もうすぐ半年。
東京近郊に出てきてからは、知らない人と会う機会も増えました。
アフリカや国際協力にかかわるイベントに行くと、「タケダさんですよね?」「ブログ、ファンなんです!」と声をかけられて有名人のように扱ってもらえることもあれば、「ブログやルワンダのサイト運営をしていて、これからルワンダに戻ってスタディツアーを中心に起業するんです」と自己紹介しても「へー、そうなんですねー」とまったく意に介されないことも。
まあ落差のはげしいこと。この感じが意外とつらい。
協力隊でルワンダに行く前は大手お菓子メーカーで、営業としてはたらいていました。そのときは、自分自身ではなく、会社の商品を売っていたんですね。
なので、取引先のバイヤーにディスられようとべた褒めされようと、そこまで気持ちの浮き沈みは激しくありませんでした。そりゃ愛着のある自社の商品なので、当然うれしかったりかなしかったりもしますが、そうは言ってもそこそこです。
でも、いま売っているのは「自分自身」。もしくは、このブログやルワンダ情報専門サイト『ルワンダノオト』、そしてスタディツアーの『START』。どれも自分自身の分身のようなものです。
だから、商品とのシンクロ率はめちゃくちゃ高いわけで、この子たちに興味をもってもらえなければものすごくくやしいわけです。それこそ、まるで自分自身の存在価値を否定されたような気分になるほどに。考えすぎなのはわかってるし、自分自身の価値なんてまだまだその程度なので当然の反応ではあるんですが、やっぱりくやしい。
ルワンダノオトの価値に気づく
わたしにとって「働く」とは、自分自身の価値をたしかめることです。
だからこそ、その価値をよりダイレクトに感じられる独立・起業という道をえらびました。「最終的にめざしてるものとかあるの?」とよく聞かれて、うまく答えられていないのですが、現段階では「自分だからこそできるはたらき方」がしたいと思っています。
じゃあ「自分だからこそできるはたらき方」って何なのでしょうか。
わたしは「好きなこと」「得意なこと」「求められていること」が合わさったしごとが、自分にしかできないはたらき方だと思っています。
たとえば、このブログとは別にわたしが運営しているルワンダの情報に特化したサイト『ルワンダノオト』の場合は
・好きなこと=情報発信すること
・得意なこと=文章で人の心をうごかし、行動をうながすこと
・求められていること=日本にいては知り得ないルワンダ情報を提供すること
という具合に、この3つががっちり組み合わさっているんです。天職じゃん。
でも、これまでは『ルワンダノオト』にはあまり力を入れていませんでした。なぜなら、個人ブログの『タケダノリヒロ.com』(このサイト)とくらべると反応が薄いから。
先月のアクセス数は『タケダノリヒロ.com』が約16万PVで、『ルワンダノオト』が2,300PVです。雲泥の差。現時点では収益も前者のほうが生まれやすくなっています。
なので力の入れ方は9:1くらいで、自己紹介するときもあまり積極的に「ルワンダサイトを運営してます」とは言っていませんでした。
でも、「自分だからこそできるはたらき方」を実現しようと思ったら、注力すべきは『ルワンダノオト』のほうかもしれません。
このサイトを充実させていけば、ルワンダにかかわる旅行者・生活者・企業や団体のプラットフォームとして使ってもらうことができます。そうすれば新たなビジネスや社会的に意義のある取り組みだって生まれる可能性があります。
そしてそんなメディアはいまのところありません。唯一無二なんです。
でも、自信をもって「こんなにすごいサイトなんです!」と言えるレベルには全然達していません。「ルワンダ ○○」とどのワードで検索しても『ルワンダノオト』が出てくる、くらいにならないと。
ルワンダノオトの新ステージ
とは言え、サイト全体で見たら完成度はまだまだですが、昨日アップした「ルワンダは本当に『ICT立国』?アフリカビジネス通&起業家11名の意見をまとめてみた」はかなり面白いものにできたと実感してます。
読んでくださった方々からの反応↓
素晴らしいまとめ!|ルワンダは本当に「ICT立国」?アフリカビジネス通&起業家11名の意見をまとめてみた | Rwanda note https://t.co/NgJZJDZTPa via
— 宮﨑大輔🍓📷 (@JIBURl) 2018年6月1日
アフリカとは関係はないけど、読んでて面白い。大変興味深かったです。
ルワンダは本当に「ICT立国」?アフリカビジネス通&起業家11名の意見をまとめてみた | Rwanda note https://t.co/KzXA8jX8ix via
— 浦川たろう@マドリード🇪🇸 (@v_varentaro) 2018年6月1日
昨日のツイッター上でのルワンダ討論は面白かった。早速、様子がまとまっています。ルワンダでビジネスを考えている人は一読をオススメしますー! https://t.co/TlmjBM6kph
— ひろし×凡@Africa Quest (@bon0404) 2018年6月1日
ひとつの投稿からキレイにまとめ上げててスゴい!
自分の投稿も初めて引用されたけど、そうそうたるメンツに混ざってて恐れ多い(笑) https://t.co/D8D8wOn16j
— Shin-chan@南アフリカ🇿🇦・チーム三重📷 (@shin_chan_0620) 2018年6月1日
「ルワンダで起こる変化はいつか世界各国で起こる可能性がある」
盛り上がり追いきれてなかったのですが、まとめてくれてた!(有難や)
議論・問題点・そして、これから。
正直ワクワクしました! https://t.co/ZYbmSMyFn0— ななみん (@Nanami_jump) 2018年6月1日
「ルワンダがIT大国って日本に広まるのは機会損失?」という、ケニアでビジネスを展開する河野さんの問題提起ツイートに対し、ルワンダに詳しい人たちが次々に意見を表明。それを実態の考察と共にタケダノリヒロさん(@NoReHero ) が即座に記事にまとめている。ルワンダに興味がある人は読むべき記事。 https://t.co/018lFPrZgg
— Kohei@オランダ🇳🇱 (@maruchan_wt) 2018年6月1日
これだけ多くの方々から記事を認めてもらえたことが、ほんとうにうれしい。そして『ルワンダノオト』はやっぱり価値のあるものなんだと再認識できました。
はたらく理由と価値を突き詰める
スタディツアー、ルワンダサイト、コミュニティづくり、アフィリエイト、どれも中途半端。
圧倒的労力不足だけど自分の中でも消化不良だから人にはまだ頼めない。
やりたいこと、やらなきゃいけないこと、やらなくていいことをはっきりさせてサクサク動いて行かないと。あっという間に夏が来る。
— タケダノリヒロ(ルワンダノオト代表) (@NoReHero) 2018年5月28日
いまはやりたいことが多すぎて、まだ優先順位をつけられずどれも中途半端になっている状態です。
スタディツアーの仕組みをかっちり作りたいし、勉強会やオフラインの集まりももっとやっていきたいし、アフィリエイトのための作業もしたい。
でも、今回ルワンダノオトに対する考え方が変わったように、「なぜ自分がやるのか?」「それをやるとどんな良いことが起きるのか?」の解像度が上がってくれば、勢いよく突き進めるようになる気がします。
つまり、はたらき方に迷ったら、はたらく理由と価値を突き詰めるということ。
いままでは時間はあるのにごちゃごちゃ考えてしまってまったく手がうごかない、という日が多かったので。きっとブレイクスルーはもうすぐ。
「自分だからこそできるはたらき方」を目指すせいでこれからつらい思いもたくさんするんだろうけど、その代わりに得られるものはたぶんすごく価値のあるものだと思います。
だからね、折れない程度にできる限りがんばります。がんばるの好きじゃないけどがんばりどき。
【今後のおしごと】
・スタディツアー説明会 → 6月中、土日に開催(日程調整中)
・ルワンダノオトの勉強会2 → 6月なかば、平日夜に開催(日程調整中)。テーマは「青年海外協力隊」で!
ルワンダ旅行者倍増計画!
日本にルワンダブームを起こします。旅行者倍増計画!~起業準備日記~
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