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アフリカ・ルワンダ在住、タケダノリヒロ(@NoReHero)です。
知り合いが面白いコンテストに出てました。
その名も「世界一周コンテストDREAM2018」。学生限定で、優勝賞品は世界一周航空券!
どんなコンテストなのか、ぼくが応援してる学生・遠藤麻鈴さんとはどんな方なのか、ご紹介します。
DREAM2018とは
DREAM2018とは、株式会社TABIPPOが運営するコンテスト。
「世界を旅してみたい」
「いつか世界一周してみたい!」
「退屈な毎日から抜け出したい!」そんな様々な想いを持った、旅を夢見る全ての学生に一歩踏みだすきっかけを
提供するコンテスト。それこそが《世界一周コンテストDREAM》です!!
プロモーション動画がありました。
コンテストの詳細はなにひとつわからないけど、とりあえずめちゃくちゃワクワクしますね!笑 世界は美しい。
”1次審査「面接」➢2次審査「WEB投票/プレゼン」➢準決勝「プレゼン」➢決勝「プレゼン」”という段階を経て、優勝者3名に世界一周航空券が贈られます。
2次審査WEB投票
2017年10月24日現在おこなわれているのは、2次審査のWEB投票。3ブロック90名のなかから、各ブロック10名ずつのセミファイナリストが選出されます。
タケダおすすめ候補者・遠藤麻鈴さん
ぼくが応援してるのは、Aブロック5位の遠藤麻鈴さん(2017年10月24日現在。画像右端)。通称ぽんちゃん(@Pyooooon13oc)。
以前ルワンダの飲食店でインターンをしていて知り合った学生さんです。
ぽんちゃんが掲げている旅のテーマは「『世界食堂開業にむけて』世界中の食卓とキッチンを巡る旅」。
ぼくの記憶が正しければ、1年前に知り合ったときはすでに「食」と「世界」をテーマに活動していました。
彼女のブログタイトル『ごはんと世界と人と。』からも、この「世界食堂」という企画がコンテスト用につくられたものではなく、彼女の一貫した信念にもとづいているということがわかっていただけると思います。
彼女のすごさは行動力と巻き込み力。
昨年ぽんちゃんはルワンダにいる間「ルワンダ版『恋するフォーチュンクッキー』」という取り組みをしており、ぼくもそれに乗っからせてもらって、小学校で生徒たちといっしょにダンスをしてきました。
これはぼくの地域の学校だけでなく、ほかの地域や企業・団体など多くの人を巻き込んだ一大プロジェクト。
こんなに激推ししといてなんですが、じつはぽんちゃんとはそんなに深く語り合ったわけでも、お互いのことをよく知っているわけでもありません笑
それでも彼女にはなにか惹かれるものがあるし、彼女が世界一周に出たら「世界」と「食」と「人」をつないで、絶対におもしろいことをやってきてくれるという確信があります(だからこそこんな記事を書かずにはいられませんでした)。
そんなぽんちゃんが、このコンテストにかける想い。
「いつも、だれと食卓を囲んでいますか?」
国籍、性別、宗教、見た目、バックグラウンド、人はだれしも違う。1歩外に出たら、自分がマイノリティになる。
そんなとき、人と人を繋ぐのはいつも「食卓」だった。去年7ヶ月働いていたルワンダの飲食店で、同じ釜の飯を食べて違いを超えた瞬間に衝撃を受けた。 就職じゃなくて、開業したい。食の可能性を、もっと追求したい。 日本では知れない味がある。日本じゃ知れない食卓がある。
世界中の現地の味を、食卓の雰囲気を、温かさを包み、そのまま日本に持って帰ってくること。そして、ずっと描いていた「世界食堂」を、開業すること。みなさまのご来店を、お待ちしております。
引用元:http://vote.tabippo.net/contest2018/dream/entry12/
この気持ちに共感したら、ぜひぽんちゃんこと遠藤麻鈴さんに応援の一票を。
投票期間は10月30日まで。
世界を知る意義
それにしても面白いコンテストですよね。「自分探し」と言って目的もなく放浪するだけの世界一周には賛同しかねますが、このコンテストに出ている学生さんたちははっきりとテーマを持った人ばかり。
高校生・大学生の段階でこんなにも明確に「やりたいこと」がある若者がたくさんいるなんて、ほんとにすばらしい。
アフリカのルワンダの、それもど田舎で暮らしていると「世界を知ること」の大切さを痛感します。
この村には、海外に行ったことのある人や外国人と接したことのある人はほとんどいません。
だから住み始めた当初は、「チャイナ!」「ギブミーマネー!」と散々言われて、そのたびに嫌な気分になってました(いまでも嫌だけど)。
「なぜアジア人というだけで中国人と決めつけるんだろう」「なぜ『お金をくれ』と言われたらぼくが嫌な気持ちになることを想像できないんだろう」と、世界を知らないことによる想像力や共感力の欠如を強く感じます。
アジアにある国を中国以外に知らないだけ、「持てる者が持たざる者に分け与える」という感覚が当たり前だから、それで嫌な思いをする人がいるということが想像できないだけかもしれません。
でも、世界に出ていろんな価値感や背景を持つ人と出会うことで、世の中は「『知らない』と分かってたけど知らなかったこと」「『知らない』ことすら気づいていなかった知らないこと」であふれているということに気づくはず。
それはルワンダの田舎の子どもたちだけでなく、日本の若者でもおなじ。
はやいうちに世界に出て、自分の「当たり前」が当たり前じゃないことに気づいてほしい。
その点で「世界を知ること」には大きな意味があると思っています。
このコンテストに参加した学生さんたちがどんなふうに世界を変えていくのか、楽しみですね。
タケダノリヒロ(@NoReHero)
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