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アフリカ・ルワンダで青年海外協力隊やってます、タケダノリヒロ(@NoReHero)です。
今月末に自分の任地・ムシャセクターで「スクール・クラブ・フェスティバル」というイベントを開催予定。
自分の頭の整理も兼ねて、どんなことをやるのか紹介します!
もくじ
スクール・クラブ・フェスティバルとは
「スクール・クラブ・フェスティバル」は、学校の生徒たちが地元住民のみなさんに向けて、日頃のクラブ活動の成果を発表する場です。
ぼくはこれまで、ルシシロ小学校という学校の「衛生クラブ」の活動を立ち上げから支援してきました。
※ルワンダで言う「クラブ」は、日本の「委員会」に近い。ルワンダ政府は、衛生啓発活動を広めて水因性疾患を予防するため、学校や地域での「衛生クラブ」の組織化を推奨している。
昨年はルシシロ小学校の中だけで「クラブ発表会」をやってたんですが、「どうせならほかの学校や地域も巻き込んでやったほうが面白いかも」と思ってこんなイベントをやることにしました。
日本でもそうだと思いますが、意外と学校と地域のカベって厚いんですよね。こういう機会でもないと、生徒と住民が交流する機会なんてそうありません。
イベントの目的は、生徒に発表の機会を与えること。それによって、彼らの自信や向上心を育むこと。
子どもたちの頑張る姿を見せて、大人にも良い刺激を与えること。
娯楽の少ないルワンダの地方で、純粋に住民に楽しんでもらうこと。
なのでマジメな啓発活動だけでなく、「フェスティバル」っぽくライブやパフォーマンス重視でやっていきます!
コンテンツ
青年海外協力隊員ライブ
オープニングは、青年海外協力隊の同期と一緒にやる音楽ライブ。
↓こないだ初合わせをしたときの動画
今月末に村でやるライブの練習😃
左から
タケダ:コーラス、マラカス(米+ペットボトル)、ウクレレまっきー:作詞作曲、ボーカル、ギター
かずき:ピアニカ(楽器未経験だけど急遽入ってもらった。1時間でここまで習得!本業は空手家)
ルワンダの曲含めて4曲予定!楽しみー😈 pic.twitter.com/Lk297lYGvj
— タケダノリヒロ🇷🇼ルワンダスタツア参加者募集中 (@NoReHero) September 16, 2017
動画で練習してる曲は真ん中のまっきーのオリジナル!好きすぎて毎日聴いてた曲なので、一緒に演奏できてうれしい。
そしてなぜか空手のかずき師匠にも参加してもらうことに。しかも担当楽器は「ピアニカ」。
ぼくなんかがケンカを挑んだら瞬殺されるであろう、ルワンダのナショナルコーチ(黒帯)が、「♪ぺー…ぽぱーぷぴっ」とぎこちなくピアニカを吹いている様子はとてつもなく可愛かったです。
でも楽器未経験なのに、あっという間にピアニカソロを習得してしまいました。さすが師匠。
演奏するのはこの4曲。
- Somewhere over the rainbow
- Lucky / Jason Mraz & Colbie Caillat
- Hide and Seek / オリジナル ft. ピアニカかずき
- Ntacyadutanya / The Ben ft Priscilla(ルワンダ語)
日本人がルワンダ語をちょろっと話すだけで手をたたいて喜んでくれるルワンダ人なので、歌なんか歌ったらこの村で今年一番の盛り上がりになるのではないかと思っています。
たのしみー。
セクター職員のスピーチ
イベントには、「セクター」(ぼくの配属先。村役場的なところ)にも参加してもらいます。
教育担当の職員とセクターのトップにスピーチをしてもらって、「学校」「地域」「行政」の三者によるイベントにするつもりです。
懸念点は、スピーチを時間通りに終えてくれるかどうかということ。ルワンダには「長くしゃべれるやつが最強」みたいな雰囲気があるので(あくまでぼくの主観です)、いつもうんざりしてしまいます。
さすがに自分が企画したイベントで「スピーチが長いから」といって途中で帰るわけにはいかないので、早く終わることを祈るばかりです。
学校クラブの発表
主役は学校クラブの生徒たち!
今回はルシシロ小学校と、ドーハ・コンプレックス・スクールというふたつの学校から参加してもらいます。
参加校・参加クラブ
衛生クラブ
メインは両校の衛生クラブ。
ルシシロ小では、これまでにも校内で何度か発表をしてるので問題なし。
ドーハは一緒に何かをするのは今回がはじめて。
衛生クラブも組織化されていませんでしたが、「こんどイベントをやるからそれに合わせて何かやってみない?間に合わなければ見に来るだけでもいいよ」と先生に声をかけたら、「ぜひ発表したい」と言ってくれました。
どんな発表になることやら。
Tuseme club(女子教育)
それからTuseme club(女子教育のクラブ)。これも両校にあります。
ユニセフによると、「Tuseme」とはスワヒリ語で「let us spaek out(私たちの声を聴いて)」という意味。ルワンダでは54の小学校とセカンダリースクール(中学・高校)に、このクラブがあるそうです。
ジェンダーや性教育について学ぶんだとか。
画像出典:https://www.unicef.org/rwanda/RWA_resources_tuseme.pdf
空手クラブ
それからかずき師匠にわざわざ首都のキガリから週一で来て、指導してもらってる空手クラブ。
ルワンダで空手教室。青年海外協力隊の空手隊員と。今月末の発表会に向けて、代表者8名とリーダーを選抜。子どものひたむきな姿って、見てるだけで胸をうたれるよね。 pic.twitter.com/aEjXECcOTc
— タケダノリヒロ🇷🇼ルワンダスタツア参加者募集中 (@NoReHero) September 19, 2017
このクラブも昨年校内で発表しましたが、学校の外でははじめて。
道着の数が限られてるので、先日の練習で発表メンバーを選抜しました。「アジア人=格闘技(カンフー)」というイメージをもっているルワンダ人も多く、カラテも非常に人気があるので喜んでもらえること間違いなしです。
懸念点
開催が楽しみな当イベントですが、懸念点もたくさんあります。
「会場はおさえられるのか」「マイクは使えるのか」「雨は大丈夫なのか」「お客さんは集まるのか」「たくさん集まったとしたらコントロールできるのか」とこまかい問題が山積みで、「当日参加者に迷惑がかからないか」と考えると胃がきゅっとする思いです。
前回GSアパジーという別のセカンダリースクール(中学・高校)の衛生クラブと住民向け発表会を企画したものの、雨のせいで観客3人という苦い記憶も…。
でも、無事に開催出来たら協力隊としての「成果」を残したと言えると思うので、なんとかやり切りたいと思っています。
結果をお楽しみに。
タケダノリヒロ(@NoReHero)
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