ルワンダノオト

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ルワンダ結婚式翌週のホームパーティーにて。新婚夫婦と不思議な時間。

time 2017/02/13

ルワンダ青年海外協力隊のタケダノリヒロ(@NoReHero)です。

結婚式の翌週におこなわれるホームパーティーについて。

不思議な時間を過ごしてきました。でも、やっぱり夫婦で一緒にいられるっていいですね。

警備員からの電話

日曜日、うちの警備員(その日は非番)から電話がかかってきました。

「いつうちに来るの?」

「???」

いや、一回も遊びに行くとか言ってないんだけどな…

しかし、この「いつうちに来るの?」はしょっちゅうルワンダ人から言われるので、ぼくは「うちに遊びに来てよ!」的なニュアンスだと解釈してます。

それに彼は先週結婚式を挙げたばかりなので、「新居と奥さんを見に来てよ」って意味かなと。

一週間前の結婚式の模様。この後ちゃんとミサ始まりました(2時間遅れ)↑

それでちょうど午後は予定がなかったので、遊びに行ってみることに。

警備員のお宅へ

警備員の家に着くと、リビングにはなぜかぼく以外に5人の人が。

挨拶して、握手して、それぞれ自己紹介。

ソファに座らされました。

……

沈黙

……

「ルワンダでは結婚式の1週間後にはこうやって新郎新婦の家を訪問するものなの?」

「そうだよ」

「そうなんだ!だから呼んでもらったんだね。知らなかったよ」

「ハハハ」

……

沈黙

……

すっごい静か。

なにこの空気w

病院の待合室のようなスンとした時間が流れてました。

みんな目をつぶったり、一点を見つめたり、携帯をいじったり――

そして、この家の主人であるうちの警備員は別の部屋に行ってしまいました。

なんなんだろう、この時間。

ご飯とか出てくるのを待ってるのかな。

しかし「この後ご飯とか出てくるの?」とか聞いたらめっちゃご飯を欲してるやつみたいだからそんなこと聞けないし。

とは言え、ルワンダ人はこういうときも「気まずい」とか一切思いません(少なくとも思ってるようには見えない)。

なのでぼくも無理してしゃべったりせずぼーっとしてました。

やっぱりルワンダ人って日本人の自分からしたら不思議です。

でも、それが逆に心地いい

変に気を遣わなくていいって楽ですね。

文脈理解が難しい

この日は「結婚式翌週にゲストが新郎新婦を訪問する日」だということがわかりました。

ただ、警備員の誘い文句は「いつウチに来るの?」(”Uzadusura ryari?”=”When will you visit us?”)。

ぼくはてっきり「何日に来るの?って意味だと思ってたんですが、「今日の何時に来るの?」って意味だったんですね。

たまたま当日の午後行くことにしたのでよかったんですが、別日に行くことにしてたらわけわかんないことになってましたね。

彼としては「(今日は結婚式翌週にゲストが新郎新婦を訪問する日だけど)いつウチに来るの?」という前提があったわけですが、その文化を知らないぼくにはそんなことわかりません。

こんな感じでルワンダでは、ことばの意味自体はわかってるのに、共有してない前提をすっ飛ばされるせいで理解できないことがよくあります。

「そんなの知ってるわけないじゃん!」とか「それを当たり前だと思ってるのはルワンダ人だけだよ!」ってたびたび思わされる、不思議の国ルワンダ。

でもヨソモノは自分ですからね。ちゃんとその前提を理解しないと。

イベントスタート

1時間ほど謎の時間を過ごして、さらにほかのゲストが登場。

このバスケットは「アガセチェ」と呼ばれるルワンダの伝統工芸品で、嫁入り道具としても使われます。

10人ほどがリビングに揃って、お祈り開始。

仕切っているのは、我が家のもうひとりの警備員。うちで働いてくれてる彼らは幼なじみだそうです。

そこから食事をいただきました。

お米とフライドポテトとなすとにんじんと豆。

久しぶりにルワンダンフード食べたけど美味しかった!やっぱりたまにはいいですね(いつもは自炊)。

それから地元の人がよく飲んでいて、こういうお祝い事では定番のバナナビール。最初は苦手だったけど、最近美味しいと思うようになってきた。

夫婦・家族っていいな

ご飯も一段落してまたしばしご歓談。こんどは人数も増えたので、みんなワイワイしゃべってました。

ぼくは断片的にしか聞き取れないので、黙って聞いてたんですけど、真ん中にふたりして座ってた新郎新婦を見て、やっぱり夫婦で一緒にいれるっていいなあと思いました。

ルワンダでカップルを見ることってなかなかないんですよね。

公衆の面前で男女が仲睦まじくするのはタブーとされているので、手をつないでいるカップルもこの一年で数回しか見たことがありません(それも外国人とか)。

男性同士で手をつないでいる人はしょっちゅう見るんですけどね。これは恋人だからとか特別の理由はないそうです。
ルワンダ人(男)と手を繋いで歩いてみた。異文化適応について考える。

あと、この辺は片親の家庭もすごく多い(23年前のジェノサイドの影響も)。住民の家を訪れても夫婦がそろってるところってそんなに見ないんですよね。

だから、きょうお邪魔した新郎新婦がイチャイチャしてたとかラブラブだったってわけでもないんですけど、ただソファに並んで座ってニコニコみんなの話を聞いている姿を見て、素敵だなあって思いました。

一緒にいられるって幸せですよね。

ああ、彼女に会いたい。

最終的にのろけになってしまいましたが、以上、ルワンダで結婚式の翌週におこなわれるホームパーティーの様子をお届けしました。

ヒトコトノオト

 

タケダノリヒロ(@NoReHero

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いつから「遊ぶ」のが下手になったんだろう~ルワンダで変わった人づき合い~

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タケダノリヒロ

タケダノリヒロ

1989年生まれ。16年1月より青年海外協力隊としてルワンダで活動中。コミュニティ開発隊員として水問題に取り組みながらブログ更新してます。Africa Quest. comライターとしても執筆中。 ※当ブログ記載内容はJICAおよび青年海外協力隊の見解ではなく、個人の見解です。 [詳細]

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