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ルワンダ青年海外協力隊のタケダノリヒロ(@NoReHero)です。
協力隊の活動でも関わっているルワンダ人の男性(40代・既婚)と、お昼を食べに行ったときのこと。
ルワンダで知人男性がぼくも知ってるバーの女の子の足とか腰とかベタベタ触ってて、心から軽蔑してしまった。他の男の性欲を見せつけられることほど不愉快なことはない。ルワンダはそういう文化なのかな。
— タケダノリヒロ🇷🇼ルワンダスタツア参加者募集中 (@NoReHero) June 15, 2016
はい。
もう不愉快極まりない。
ぼくも大概「女好き」とか言われますが笑、絶対こういうことはしません。
ルワンダってそういうもんなの?
スキンシップとかコミュニケーションと言ってしまえばそうなんだけど、日本の感覚で言ったら完全にセクハラだよ。
触られていた女性の表情からはどんな気持ちなのかまでは読み取れなかったので、もしかしたらその子も何とも思ってないのかもしれませんが。
このおじさんとは歳は離れてるし、会話もルワンダ語でしか出来ないけど、仕事で実績があって信頼出来そうだな、仲良くなりたいなと思ってただけに残念。
友だち出来た?
以前、隣人でありウチの大家さんでもある神父さんから「友だちは出来た?」と聞かれました。
そう言われてみれば、ルワンダ人で「友だち」と呼べるほど信頼出来る人って、まだ一人もいない…かも。
でも、ルワンダで過ごすこの2年間の目標のひとつが、「親友をつくること」なんです。
大学時代に約1年アイルランドで留学していたときは、「親友」と呼べるほどの友だちは出来ませんでした。
もちろん友だちはいましたが、何でも腹を割って話せる人となるといなかったですね。
それは自分のコミュニケーション不足が原因でした。
せっかく学内にある寮に住んで、アイルランド人とフラットシェア(部屋は別だけど、キッチンは共用のハウスシェアリング)していたのに、英語に苦手意識がありすぎて、最後まで彼らと打ち解けることは出来ませんでした。
その他に出会った人たちにももっと踏み込んでいけばよかったのに、と今では思います。
だから、このルワンダでの2年間では「親友」と呼べるような存在を作りたい。
そのためには語学や文化・価値観など様々なことを身につけなければならないので、その過程で得られるものも大きいはずです。
もちろん一番価値があるのは、その人との出会いや思い出ですが。
そうは思っているものの、やっぱり「親友」どころか「友だち」になることさえなかなか難しいですね。
少し前にも、良い友達になれるかなと思っていた人と、ちょっとしたいざこざがあって疎遠になってしまっていました。
今日の一件で、また友だち候補に自分から線を引くことに。
日本人同士では、嫌いとか苦手とかはあまり思わずにただ「ぼくとあの人は違うだけなんだ」と思うようにしていたので、別に友だちをつくるのは苦ではありませんでした。
ただ、ルワンダに来てからは自分にとって許容できないラインをあまりにも軽々と越えられちゃうんですよね。。
こういう嫌悪感を持ってしまった以上、心の扉を開くのはなかなか難しそうです。
でもルワンダで生きていく以上は、それも文化だと思って心のラインを広げていくしかないのかな。
嬉しい変化
とは言え、嬉しいことも。
家の近くを歩いていると、来た当初は「ムズング(外国人)!」「ウブシンワ(中国人)!」と呼ばれていたんですが、最近は子どもたちから「ノリ!」と名前で呼んでもらえるようになってきました。
さらにここ数日は、子どもだけでなく大人からも「ノリ!」と手を振って挨拶してもらえることが増えてきたなと実感しています。
もう嬉しくて仕方ない。
そう言えば漫画『君に届け』でこんなセリフがありましたね。
自分と友だちだと思われると大好きな矢野さんと吉田さんに迷惑がかかる、それでもふたりと友達になりたい…と言う根暗女子の貞子に対して、吉田さんの一言。
…しってる? 友達ってね気付いたらもうなってんの!
引用元:君に届け 2巻
無理に友だちを作ろうと思わなくても、同じ時間と空間を共有することで、いつのまにか友だちになってるものなのかもしれませんね。
上のシーン読み返しただけでちょっと泣いた…
タケダノリヒロ(@NoReHero)
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