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アフリカのルワンダでスタディツアーや情報発信を仕事にしています、タケダノリヒロ(@NoReHero)です。
この度、デンマークのコペンハーゲンに留学することにしました!と言ってもオンライン上での話ですが。Coursera(コーセラ)という、東大、イェール大、スタンフォード大などの名門大学やGoogle、IBMなどの優良企業がプロデュースするコースをオンラインで受講できるサービスで勉強を始めました。
実際に使ってみて感じた、オンライン留学・オンライン学習のメリットをお伝えします。大人こそ勉強しよう!
仕事の関連知識を増やしたい!
ぼくが受講することにしたのは、コペンハーゲン大学が提供している大気汚染のコース(”Air Pollution – a Global Threat to our Health”)。
ルワンダで大気汚染に関するフィールド調査のお仕事を最近始めたのですが、「なんでルワンダではこんなに大気汚染が進んでいるんだろう」「大気汚染によってどんな影響があるのか」「どうやったら大気汚染は解決できるのか」と考えるようになって、それらを学べる本をKindleで探したり、動画をYouTubeで検索してみたりしました。でもなかなか良い教材が見つからないんですよね。
そこでふと、昔ちらっと受講したことがあったコーセラのことを思い出して探してみたら、見事大気汚染のコースがあったというわけです。
英語の不安も問題なし
この講座は英語で受けることになるので、ちゃんと理解できるか不安だったんですが、動画には字幕が付いているし、その字幕も全部スクリプトとして書いてあるので全然問題ありませんでした!
これがリアルな授業だったら、「あれ、いまなんて言ったんだろう?」とか「いまの単語、なんて意味だろう?」って考えてる間にどんどん進んじゃって、何が分からなかったかも忘れてしまうなんてことがありますが、これなら自分のペースでじっくり疑問とも向き合えます。
体系的に学べる
さらに魅力的なのが、さすが大学の授業だけあって体系的にまとまっているということ。ちょっとした疑問なら、検索すればGoogle先生が教えてくれますが、ひとつの分野を包括的に学ぶことは出来ませんよね。けど、このコースの場合は、
- 第1週:「私たちが吸う空気(大気汚染の概要)」5時間で修了
- 第2週:「屋外の大気汚染」 4時間で修了
- 第3週:「室内の大気汚染」 3時間で修了
というふうに、初心者が大気汚染について知っておくべきことを整理してまとめてくれています。しかも所要時間の目安も書いてあるので、自分なりにスケジュールを組んで取組むことも出来ますね。個人的には、第3週の「室内の大気汚染」で、まさにいまフィールド調査の仕事で取り組んでいる内容が出てきそうなので、とっても楽しみです……!
大人こそ勉強しよう
この講座を受け始めて、久々に学びでワクワク感を感じています。新しい知識を得ることへの喜びもそうですが、特にそれがいま取り組んでいる仕事に結びついているので、「そうか、これはそういうことだったのか!」とか「おっ、これは知ってるぞ!」と実体験・実生活と紐付いていくのがすごく面白いんですよね。
世の中「勉強は好きじゃない」という人のほうが多いと思いますが、そのおもな原因は「勉強が何の役に立つかわからない」からだと思います。「こんなこと勉強しても、どうせ使わないんだろうな」と思っていたら、モチベーションもわきません。でも大人になったいま、ぼくらは「自分に足りない知識」や「知識を役立てる方法」を知っています。そして、それらを得ることで、自分の人生をより豊かにしていくことも出来るんです。バレンタインデーに意中の相手においしい手作りチョコをプレゼントしたいと思ったら、一生懸命レシピを調べますよね。それと同じように、目的があれば、学びはより深くなる。だから、大人になったいまこそ、学びたいことがある人は、本格的に勉強してみたら良いんじゃないかなと思います。
いまはコーセラをはじめ、オンライン上にいろんな学習の機会が無料であふれてるので、生かさない手はないですよね。日本語のオンライン学習プラットフォームだったら「JMOOC」が日本最大みたいですね(ぼくも登録はしてますが、実際に使ったことはまだありません)。
ぼくがコーセラで受けてるのはコペンハーゲン大学の授業なので、「いまデンマークに留学してる……!」と思い込みながら勉強することで気持ちを高めてます(実際いるのはルワンダだからややこしいけど)。なにそれって思われるかもしれませんが、意外と楽しいからおすすめ。コロナ禍で家にいる時間が増えた人も多いと思うので、この機会に「オンライン留学」してみてはいかがでしょうか?
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