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アフリカのルワンダでスタディツアーの運営や情報発信を仕事にしています、タケダノリヒロ(@NoReHero)です。
世界中の人たちが新型コロナウイルスの影響を受けていますね。ぼくもご多分に漏れず大打撃を受けております。
いまどんな現状なのか、これからどうしていくか、自分でも不確かなことが多いので整理してみました。
もくじ
数十万円の利益がぶっ飛んだ
ぼくはルワンダでスタディツアー(※)を運営していて、主なターゲットは大学生。
※ただの旅行ではなく、歴史や国際協力、ビジネスなどの学びを目的としたツアーのこと
大学の春休みにあたるこの3月は年間最大の山場のひとつでした。
スタディツアー「START」という自社のプログラムでは過去最大の11名が参加予定、他社プログラムのアドバイザー業も入っていて、今月だけで数十万円の利益を見込んでいたんです。
まだまだ伸びしろもあるので「このままいけば年収1000万も夢じゃないなあ」なんて思っていたんですが、甘かったですね。。
コロナのせいで数十万がぶっ飛びました。
まあ自分のお客さんから感染者が出たりしなかっただけでも良しとしましょう。赤字にはなってないですし、まだ大丈夫。
1〜2年は見通しが立たない
ただ、影響を受けるのはこの3月だけじゃありません。
世界中で感染者が増え、各国が国境を閉ざしている状態。これがいつ回復するかはわかりません。
少なくとも半年、下手したら1〜2年は海外旅行なんてできないかもしれません。
そうするとツアー業なんてとても成り立たないですよね。
起業して1年半。正直かなり上手いこといっていて、「このスタイルを維持してれば食っていくだけなら一生問題ないな」とたかをくくっていたんですが、大甘でしたね。。
まあコロナが収束したらツアー収入もゼロにはならないでしょうが、これだけに依存していたら危ない状況になってしまいました。
ツアー業以外の軸をつくろう
この「収入が減って先が見えない不安」、なんだか感じたことあるなと思ったら、ちょうど2年前のことでした。
2018年の1〜8月は、青年海外協力隊を修了してからルワンダで起業するまで日本に滞在していたんです。
そのときは無職状態。それまで書いていたブログをやっと収益化できたところ(※)で、その広告収入が数万円ある程度でした。
※青年海外協力隊は利益を得てはいけないので、ブログは書いていましたが広告を貼るなどの収益化はしていませんでした。
起業や結婚式の準備をしながら、せっせと節約していたときのことを思い出します。過去のブログにこんなことを書いてました↓
今日のお昼はうどんを作ることにして、スーパーに買い物に行きました。100円のかまぼこを買ったのですが、その隣に150円のごぼう天があり、「ごぼ天って美味しいよね」と手が伸びかけたものの「いや、おれらにごぼ天はまだ早い」と考え直し、レベルが上がったら(収入アップしたら)ごぼ天を買おうと合意しました。
100円のかまぼこと150円のごぼう天を比べて唸ってたんですね。。このときと比べたら格段にレベル上がりました(よかった……)。
あのときは「ほんとにこれからやってけるかな……」という不安と「やったるぞ!」というワクワクが入り混じっていましたが、まさにいまもそんな気持ちです。
むしろワクワクのほうが大きかったりするので、やっぱり自分は新しいことに挑戦するのが好きなんだなとあたらめて思ったり。
しかも今度は「ゼロ」からではなく「イチ」からのスタート。この1年半の経験を、別の形で転用できるはず。
ツアー業以外で新たなビジネスの軸をつくっていきます。やるぞー。
これからやること案
これからやっていきたいこと、とりあえず3つ考えてます。「コンテンツマーケティング」と「壁打ちミーティング」と「バーチャルルワンダツアー」。
コンテンツマーケティング
ルワンダという日本人には馴染みのない国に、1年半で130名ものお客さんを呼ぶことができたのは、「ブログとSNSを活用した情報発信で、自社サービスの顧客を獲得できた」から。
これをどうやら「コンテンツマーケティング」というらしいです。
いまはまだ自分が上手くいっただけですが、この方法を一般化すればきっとほかの業種・業態でも活用できるはず。
これを自分のスキルにして、誰かの役に立てたらいいなあと。
なのでこれまでやってきたことを改めて言語化して、noteやYouTubeでシェアしていきます。
壁打ちミーティング
「壁打ち」とは「仕事や生活のモヤモヤを聞いてあげること」。
コロナが社会に役立ったことと言えば、リモートワークやオンラインミーティングが一般的になったことかもしれませんね。
ぼくはいまルワンダにいますが、ZOOMなどのツールを使えば世界中の人たちと話すことができます。
それを活用して、特に国際協力などのキャリアに興味のある若者の進路相談に乗っていこうかなと。
特にコーチングやカウンセラーの資格があるわけではないですが、スタディツアーの運営でおもに大学生のキャリアをいっしょに考えてきた経験を活かせるんじゃないかと思っています。大学のゼミでは一応心理学学んでましたし。
\仕事や生活のモヤモヤ、無料で聴きます/
オンライン壁打ちサービス「カベウチノオト(仮)」
・40分ビデオ通話→文字起こししてフィードバック
・スタディツアー運営で主に大学生の進路相談に乗ってきました
・希望があればタケダの話も(ルワンダ、協力隊、起業)興味ある方はリプライ・DMを! pic.twitter.com/MWRBffPV65
— タケダノリヒロ🇷🇼ルワンダで旅行業×情報発信 (@NoReHero) March 21, 2020
興味のある方はこちらのフォームからお申し込みください!
現在5名予約が入っていますが、10名くらいまでは無料でやるつもりです。
バーチャルルワンダツアー
そしてやっぱりルワンダに関する情報発信。
コロナがおさまったころには、きっとルワンダ経済もボロボロになってるはず。
そのとき日本人にまたたくさん来てもらって現地にお金を落としてもらえるように、この国の魅力が伝わるコンテンツを地道につくっていきます。
それが自分にできることのひとつかなあと。
「まだ海外旅行なんて行けないけど、早くルワンダに行きたい!」とウズウズしてもらえるくらいのものをつくれたらいいですね。
NHKの「世界ふれあい街歩き」みたいに、あたかも自分がルワンダの街を歩いているような感覚になれる「バーチャルツアー」をお届けします!
最新動画↓チャンネル登録して、いっしょにルワンダを旅しましょう!
有事でも強いビジネスとは
ちなみにこれから新しいサービスを立ち上げたい、でもリスクは背負いたくないという方。
以下のツイートに書いていることを踏まえると、有事でも強いビジネスになるかなと。
今回のコロナで観光、飲食、イベントなど「体験」ベースの仕事は大打撃。こういうことはこれからも起こりうる。働き方を考え直さないと。
・オンラインで完結
・在庫がない
・固定費がかからない
・人手がかからない
・サブスク型
・ストック型有事でも強いビジネス、ポイントはこの辺かなあ。
— タケダノリヒロ🇷🇼ルワンダで旅行業×情報発信 (@NoReHero) March 20, 2020
とは言え本当に大事なのは「顧客にどんな価値を提供できるか」だと思いますが。ご参考まで!
「アフターコロナ」へ
まわりには起業家やフリーランスが多いので、ほとんどの人がなにかしらの「コロナショック」を受けています。
ある講演の動画を見ていたら、「ビフォアコロナ」「ウィズコロナ」「アフターコロナ」という表現をしていました。
それくらいコロナによって社会に大きな変化が起きるということ。そしていつ収束するかわからないためにビフォアアフターだけでなく、「ウィズ」の時代も存在するということ。
現在の「ウィズコロナ」を抜けて「アフターコロナ」になるころには、きっとみなさんの生き方も働き方もすくなからず変わっていることでしょう。
こんなときだからこそ、「自分にできることはなにか」としっかり考えてたくましく生きていきたいですね。
最近は若者でもコロナで亡くなる例が出てきてるから、ちゃんと手洗い・消毒してね!それでは。
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