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彼女と同棲始めました。楽しいこと・つらいこと・ストレスのタネ!?

 

タケダノリヒロ( @NoReHero

2年以上遠距離恋愛だった彼女と一緒に住みはじめました。現在1週間経過。

新鮮で楽しい毎日なのですが、大変なこと・反省することも多いもの。

何年経っても忘れないように、この数日のことを記録しておきます。

彼女とのこれまで

その前に彼女とのこれまでの話。出会ったのは青年海外協力隊の派遣前訓練(15年10~12月@福島・二本松)。

ワークショップを進行中のタケダ(この中には彼女はいません)。

その訓練が終わった後、2015年の12月から交際スタート。

翌年1月からはお互いアフリカの別々の国に派遣されて、丸2年遠距離でした。

協力隊のルール上、任期中に旅行できる国が限られていて、私と彼女が会うことのできる国はタンザニアだけ。そのため、2年間で5回もタンザニアに行きました。

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「アフリカのハワイ」と称されるほど綺麗なビーチのある島、ザンジバルが想い出の地に。プロポーズもここでしたので、その話はまたいつか書くかも。

2年間の協力隊活動を終えて、ふたりとも18年1月に帰国。いったんそれぞれの実家に戻り、私は熊本、彼女は埼玉と、国内での遠距離に。

それからお互いの両親にご挨拶に伺い、両家の顔合わせを経て、3月末からいっしょに住み始めました。わーい。入籍はあと2週間後の予定。

彼女の誕生日にプレゼントした時計。友人に無理を言って、日本から私のいたルワンダまで持って来てもらいました。

現在は埼玉にある彼女の祖母の家が空き家になっていたので、そこを使わせていただいています。

4~5年ほど誰も住んでいなかった&モノがたくさんあるため、同棲生活は掃除と片づけからスタート。毎日大量のホコリやGの痕跡、瓶の中でドロドロになった漬物などと格闘しています。

夏には結婚式を終えてふたりでルワンダに戻る予定なので、それまでの仮住まいです。

ここに書くのは埼玉のおばあちゃんの家に住みはじめて約1週間でやったことと、気づいたこと。

1週間のできごと

第1回家族会議

家族会議ノート

引越し後、第1回目の「家族会議」を開催。前々から「家族になったらきちんと話し合いの場を持ちたいね」と言っていたので、さっそく実行してみました。

場所はファミレスのジョイフル(庶民感)。引っ越しで疲れてご飯の準備なんかする気にならなかったので、最初だけ外食。ここで毎月の生活費をいくらにするか、どうやって分担するか、などを話し合いました。

今後もふたりの約束事や、うれしかったこと、嫌だったことなどを家族会議でオープンに話していければいいなと思っています。

家具家電の搬送

レンタカーのワゴン。久々の運転にビクビクしながら渋谷へ。

4~5年前まで彼女のおばあちゃんが住んでいたため、基本的に生活に必要なものは揃っていました。しかし洗濯機や電子レンジはなかったため、買わなきゃねーと話していたのです。

するとTwitterで相互フォローしている黄未来さん(@love2010624)から、こんなありがたすぎる申し出が。

黄さんとのやりとり。「家具、タダで差し上げます」という神のお言葉が。

不要になった家具家電を譲って頂けるとのメッセージをいただきました。しかもタダで……!

もともとは黄さんの下記のツイートに私がいいねをしていたことが発端(単純にお洒落な部屋だなと思ってリアクションしただけ。まさかもらえるとは)。

「本当にタダでいいんですか!?」と聞くと、私のこのツイートに「グッときたので」とのこと。

Twitterやっててよかった……! にしても黄さん、器がでかすぎます。

洗濯機、電子レンジ、テレビ、電気スタンド、その他もろもろめちゃくちゃ重宝している頂いた子たち。本当にありがとうございました!ふたりとも本気で感謝してます。今度はルワンダで飲みましょう!

言われてうれしい「また作って」

共同生活でもっとも大事なことのひとつが「家事の分担」ですよね。

せっかく一緒に暮らせているので、いまのところは料理も掃除も洗濯も買い物も、できる限りふたりでやっています(今日は久々にブログをがっつり書かせてもらったので、掃除・料理は彼女が全部やってくれました)。

暮らしはじめて3日目。夕食のカレーに合わせて、彼女が中華スープを作ってくれました。

翌日の夕食もカレーにしたので、私が作ったのがコンソメスープ。

それを食べた彼女がこんなことを言ってくれました。

おいしい!また作って!

また作って、って言われると作った甲斐がありますよね。

ルワンダから日本に帰ってきて、家事をする母や祖母の姿を見てから、家事って労働量に見合った価値を受け取れてないよなあとずっと思っています(それを是正するサービスを作ろうかと計画しているほど)。

なので実家では極力家事に参加したり、たまには料理においしいと言ったりするようになったのですが、「また作って」という言葉ほど満足感を得られるものはないと実感しました。

家族の料理をねぎらいたいんだけど何とリアクションしていいかわからないという方、「また作って」という魔法のことば、おすすめです。

「違う」ことを「変」だと思わない

彼女と暮らしはじめていちばん大変だなあと思うのが、生活スタイルや家事のやり方をすり合わせること

【これまで話してきたこと】
・夜になったら雨戸を閉める
→ 彼女は防犯や外から見えないようにするなどの理由で閉めていた。私は雨戸は台風のときしか使わないと思っていた。
・肉を切ったまな板を熱湯消毒する
→ 彼女は洗浄後、消毒する派。私は洗剤で洗うだけだった。
・音楽は控えめなボリュームでかける
→ 私は静かに聴くのが好きなので(特に車中)。
・靴下とタオルは一緒に洗わない
→ 彼女は分ける派。私はまとめて洗っていた。

彼女が私に合わせてくれることもあれば、私が合わせることもあります。どれも取るに足らないことなのですが、毎日ちっちゃな「違い」が生じると指先のささくれのようにチクチク痛むもの

「こんな細かいこと言わない方がいいかな。でも言わないとこれからずっと溜め込むことになるかもしれないし……。言うとしたらどうやって伝えたら角が立たないかな……」などと思案するので、結構消耗しちゃいますよね。

そして言い方や反応を間違えてしまうと、傷ついたり傷つけてしまったりすることも。

私が反省したことは、「違い」を「変」だと捉えないこと。

これは文化も価値観もまったく異なるルワンダ生活で身をもって実感したことなのですが、習慣が違うと相手のことをついつい「変だな」「おかしいな」と思ってしまうんです。

でもそれは「変」なのではなくて「違う」というだけどちらが正しくてどちらが間違っているというわけではありません

なのに自分のやり方が当たり前だと思っていると、「なんでそんな変なことするの!?」という気持ちがことばや表情に現れてしまうんですよね。それが摩擦やストレスのもと。

「おれは雨戸を閉めたことなんかなかったけど、確かに防犯上のリスクが減るからこれからは閉めることにしよう」とか、「音楽をガンガンかけるのが我慢できないなら、いっしょにいるときはボリュームは控えめにするね」とか、批判したり貶めたりせず、歩み寄りながら最適解を探していきたいものです

一緒にいるのが不思議な気持ち

家電を運んだり、料理したり、話し合ったり、毎日バタバタと過ぎていくので一緒にいることを当たり前のように思ってしまいますが、ふと「……てか、一緒に住んでる!」と気づいてニヤニヤしてしまう日々です。

これから先、何十年もこうやって毎日が過ぎていくんだなあと思うと不思議な感じですが、一日一日を少しでも楽しく丁寧に過ごしていけるよう協力していきたいと思います。

そして、改めておばあちゃんの家を快く使わせてくださった彼女のご両親、送り出してくれた私の家族、「おめでとう」「応援してるよ」と言ってくださるみなさまに感謝。ほんとにたくさんの方に助けてもらってます。ありがとうございます。

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norihiro415: