[青年海外協力隊]WASHフェス開催に向けて~地域を巻き込むイベントづくり~

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[:ja]青年海外協力隊のタケダノリヒロ(@NoReHero)です。

アフリカ・ルワンダで水・衛生環境の改善に携わっています。

ずっと計画していた、中高生を中心とした衛生啓発イベント「WASHフェス」の準備をようやく始められました。

その目的や期待している効果、やるべきことを整理しておきます。

 

WASHフェスとは

「WASH」とは「Water, sanitation and hygiene 」の略。

水・衛生を総合的に表すときによく使われることばです。

そのWASHについて村の人たちに啓発活動をおこなうのがWASHフェスというイベントの概要。

「フェス」って言ってるのはなんとなく楽しそうだから(フェス行ったことないw)

去年は自分で企画して自分でやるワークショップばっかりだったけど、今回は自分がオーガナイズして中高生にやってもらうっていうのがポイントです。

目的

目的は住民の衛生に関する意識・行動を改善して、水因性疾患の予防・削減につなげること。

村の人たちも「手は洗ったほうがいい」「水は煮沸したほうがいい」ってことは知っているものの、実際に習慣化できていない人も多く、それが原因で病気になってしまうことがあるのが現状です。

期待している効果

これによって村の人たちの衛生行動が改善されるのがもっとも期待していることですが、もうひとつ期待しているのが学生から村の大人たちに刺激を与えてもらうこと。

各村にも衛生啓発をおこなうコミュニティ・ヘルスワーカーという人たち(ボランティアの住民)がいるんですが、いまいち機能していません。

そこで学生たちがこのイベントを実施することで、大人たちに「子どもらが頑張ってるなら大人も頑張らなきゃ!」と思ってもらおうという作戦です。

自分が大人になったから分かるんですが、「子どものがんばり」って計り知れない影響力があるんですよね。

同じことを大人がやるのと子どもがやるのでは、人を動かすパワーに何倍もの開きがあります。

だから今回は自分が裏方に徹して、子どもたちに主役を担ってもらおうと思ってます。

関係者を巻き込む

もうひとつの効果が、地域の連携強化

このイベントには、中高生だけでなく、コミュニティ、セクター(村役場的なところ、私の配属先)、ヘルスセンター、教会など、この地域のあらゆる人を巻き込んでいきたいと思ってます。どこまでできるかは分かりませんが。

ひとりでも多くの人に「お客さん」ではなく「協力者」になってもらい当事者意識を持ってもらうことが、このイベントをただのマジメな啓発活動ではなく、「フェスティバル」として楽しんでもらうポイントだと思ってます。

内容

で、具体的には何をどうやってやるの?というところを生徒たちと話し合ってきました。

  • WHY(なぜやるのか)=住民の衛生意識と行動を改善し、水因性疾患を予防・削減するため
  • WHAT(テーマはなにか)=下痢の予防と対策(手洗い、調理時の衛生、水の煮沸など)
  • HOW(どうやって伝えるか)=劇、歌、実験
  • WHEN(いつやるか)=6月3日(土)
  • WHERE(どこでやるか)=教会の広場
  • WHO(だれがやるか)=中高生+セクター、ヘルスセンター、教会など

あのF4が!

今回このイベントを一緒にやるのは衛生クラブのメンバーで、この日に集まってくれたのは高校3年生のリーダー以外はほぼ中学1年生でした(今後はほかの学年も増やす予定)。

きっかけとなったのは、去年「水の防衛隊」のワークショップに参加してくれたリーダーが「今度は自分たちで村の人たちに向けてなにかやってみたい」と言ってくれたこと。

灰を使った手洗いワークショップ〜ルワンダ水の防衛隊〜

↑去年この学校で実施したワークショップ

そして1年生のなかにはぼくが去年別の小学校の衛生クラブで教えていた生徒たちも含まれていて、去年の小学校での活動が面白かったから中学に上がってもこれに参加してくれてるのかなあと嬉しくなってしまいました(たまたまかもしれないけどw)

しかも小学校のクラブでも特に中心になってくれていて、ぼくが勝手に「F4」と呼んでいたうちの二人もいるので非常に心強い。

ルシ通信⑪衛生啓発ポスターづくり&号泣寸前の発表会!

↑去年の9月にF4が小学校で活躍していたときの記事。

あのときの活動がこうやってつながってストーリーになってるのかと考えると感慨深い…

メインコンテンツとなるのは、劇と歌と実験。

劇と歌の内容については、生徒たちに考えてもらいます。啓発ソングはルワンダの既存のものがあるっぽい。

本番まで残り1か月くらい、あと何度か進捗を見ながら生徒たちにコンテンツを作り上げてもらいます。

自分はセクターとかヘルスセンターとか神父さんとか大人たちに声かけてみなきゃ。

あとアイキャッチ画像入れてみて思ったけど、子ども向けにでっかいシャボン玉づくりとかもやってみようかな。こういうの。

楽しそう。

協力隊の任期はあと8か月ほど残ってますが、この「WASHフェス」を活動の集大成にするつもりで楽しみます!

タケダノリヒロ(@NoReHero

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ルワンダ聾学校で手洗い啓発ワークショップ!【青年海外協力隊・水の防衛隊】[:en]青年海外協力隊のタケダノリヒロです。

アフリカ・ルワンダで水・衛生環境の改善に携わっています。

ずっと計画していた、中高生を中心とした衛生啓発イベント「WASHフェス」の準備をようやく始められました。

その目的や期待している効果、やるべきことを整理しておきます。

WASHフェスとは

「WASH」とは「Water, sanitation and hygiene 」の略。

水・衛生を総合的に表すときによく使われることばです。

そのWASHについて村の人たちに啓発活動をおこなうのがWASHフェスというイベントの概要。

「フェス」って言ってるのはなんとなく楽しそうだから(フェス行ったことないw)

去年は自分で企画して自分でやるワークショップばっかりだったけど、今回は自分がオーガナイズして中高生にやってもらうっていうのがポイントです。

目的

目的は住民の衛生に関する意識・行動を改善して、水因性疾患の予防・削減につなげること。

村の人たちも「手は洗ったほうがいい」「水は煮沸したほうがいい」ってことは知っているものの、実際に習慣化できていない人も多く、それが原因で病気になってしまうことがあるのが現状です。

期待している効果

これによって村の人たちの衛生行動が改善されるのがもっとも期待していることですが、もうひとつ期待しているのが学生から村の大人たちに刺激を与えてもらうこと。

各村にも衛生啓発をおこなうコミュニティ・ヘルスワーカーという人たち(ボランティアの住民)がいるんですが、いまいち機能していません。

そこで学生たちがこのイベントを実施することで、大人たちに「子どもらが頑張ってるなら大人も頑張らなきゃ!」と思ってもらおうという作戦です。

自分が大人になったから分かるんですが、「子どものがんばり」って計り知れない影響力があるんですよね。

同じことを大人がやるのと子どもがやるのでは、人を動かすパワーに何倍もの開きがあります。

だから今回は自分が裏方に徹して、子どもたちに主役を担ってもらおうと思ってます。

関係者を巻き込む

もうひとつの効果が、地域の連携強化。

このイベントには、中高生だけでなく、コミュニティ、セクター(村役場的なところ、私の配属先)、ヘルスセンター、教会など、この地域のあらゆる人を巻き込んでいきたいと思ってます。どこまでできるかは分かりませんが。

ひとりでも多くの人に「お客さん」ではなく「協力者」になってもらい、当事者意識を持ってもらうことが、このイベントをただのマジメな啓発活動ではなく、「フェスティバル」として楽しんでもらうポイントだと思ってます。

内容

で、具体的には何をやるの?というところを生徒たちと話し合ってきました。

テーマは「下痢の予防と対策」[:]

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