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こんにちは、不覚にもロングペンバージョンのPPAPでちょっと笑ってしまった、ルワンダ在住ブロガー・タケダノリヒロです(@NoReHero)
カリスマブロガーでいまや各種メディアで引っ張りだこのはあちゅうさんと、恋愛ブログが大人気の謎の主婦・DJあおいさんの対談本『言葉で心をつかむ。 私たちが考えていること、続けていること。』読みました
このふたりの対談なので、もっと恋愛の話が多いかなと思ったんですが、タイトル通り「言葉」について、特にネット上で文章を発信することについての話がメインでした
これはブロガー、SNS好きなら必読です
以下、この本の概要と、そこから考えたブログをたくさんの人に読んでもらう方法について
概要
一晩で100人のフォロワーが2万人になった謎の主婦、DJあおいさんと、大学時代からカリスマブロガーとなり、常にネット界を牽引しつづける、はあちゅうさん。
いったい、どういう人が、ネットで有名人になれるのでしょうか?
また、どうすれば、SNSを使いこなし、楽しむことができるのでしょうか?
フォロワーとの付き合い方、自意識の飼い慣らし方、人を惹きつける言葉の生み出し方、そしてネット世界に対する違和感――。
初対談のお二人がネット未公開の秘訣と本音を赤裸々に明かします。引用元:Amazon.co.jp
このお二人の対談はアツいですねー…
目次はこんな感じです
●1つのツイートで100人のフォロワーが2万人に
●言葉が言葉を連れてきてくれる時、書くことが快感になる
●朝に生まれる言葉と夜に生まれる言葉
●誰もが自分の悩みは特別だと信じたがる
●人を気持ちよくさせる言葉は、時に偽善と媚になってしまう
●ネットで生まれた恋は成就するのか
●SNSで露呈される世代別の自己顕示欲
●他者の言葉が浸透しすぎると、自分の言葉のように錯覚してしまう
●質の良い炎上は最高のエンターテインメント
●文脈を理解せず頭の中で事実を捏造してしまう読者
●今後書きたいテーマは「反アイドル論」(DJあおい)
●自分の未来に手紙を出し続けることで理想に近づきたい(はあちゅう)引用元:Amazon.co.jp
朝と夜で言葉(人格)が違うってめちゃくちゃわかる!夜に書いたやつを朝に読み返したら鳥肌が立つほどポエミーで、何度死ぬほど恥ずかしくなったことか…
言葉が言葉を連れてきてくれる、それが快感になる、っていうのも完全同意
1日でフォロワー2万人になったDJあおい
この対談で特に印象的だったのが、100人くらいだったDJあおいさんのフォロワーが、ある呟きをきっかけに一気に2万人まで増えたという話
ある時、親しいフォロワーさんが恋愛のことで悩んでいたんです。直接伝えるのも恥ずかしいし、見てくれたらラッキー、程度で書き込んだ応援ツイートが、次の日起きたら1万RTくらいになっていて。前日まで数百人だったフォロワーも、1万人とか2万人になっていたんです。
このエピソードで思い出したのが、はあちゅうさんが著書『半径5メートルの野望』で紹介していた四角大輔さんの言葉
いくつもの大ヒット曲を手掛けた元音楽プロデューサーの四角大輔さんは、「大ヒット曲というのは、大勢の人のためにつくられているのではなく、必ず、大事なたった一人の誰かのためにつくられている」と言っていました。
これについては、下記の記事で詳しく書いています
たった一人の誰かのために
せっかくブログやSNSで情報を発信しているのなら、ひとりでも多くの人に届いて欲しいと思いますよね
でもたくさんの人に読んで欲しいと思うからこそ、逆に「たった一人の誰かのために」書くことが大切
DJあおいさんが有名になるきっかけになったツイートも、はじめは恋愛に悩む知人に向けたものでした
特定の誰かを思いやって書いた文章だからこそ、それと同じような悩みを抱えている人、似たような経験のある人の共感を呼び、多くのRTに繋がったんですね
そういえば、彼女のブログも読者の恋愛相談に対して、DJあおいが時に厳しく時にやさしく回答するっていうスタイルです
DJあおいのお手をはいしゃく
「たった一人の読者」に対して答えているからこそ、たくさんの人に共感されていると考えると合点がいきますね
ブログがつまらなくなった原因
昨日、こんな記事を書きました
ブログが「最近つまらなくなった」と言われたので原因を考えてみた
どこかの誰かが「ルワンダノオト 最近 つまらなくなった -国際協力ではなく作者の自己満」ていうワードで検索してくれてたんですw
ぼくの国際協力の姿勢、またはその発信の仕方に不満を持たれてしまったようで…
とは言えいい機会なので、ブログ自体の方向性についても改めて考えてみました
「誰に何を伝えたいかな」と考えてみると、最近ターゲットが曖昧になってたかもしれません
ターゲットは?
ブログを始めたときは、SNSで繋がっているリアルの友人に面白がってもらえるような記事を書いていましたが、最近ではまったく知らない方にも読んで頂く機会が増えてきました
そうやって不特定多数の方々に向けて書くようになったことで、「○○さんが喜んでくれる記事」ではなく「誰も得しない記事」になってたのかも
1記事1モデル
ということで、今後は「1記事1モデル」を教訓として書いていこうと思います。ひとつの記事に対して、「今回は○○君に向けて書こう」と意識するってことですね
これがやるのは簡単だけど、継続するのは意外と難しい。前々から思ってはいたことなのに、実行できてないわけですからね。慣れるまでは何かにモデル名でも書き出してこうかな…
タケダノリヒロ(@NoReHero)
これも読んでね→→→たった一人の誰かのために書くということ
たくさんの人に届けたいなら、たった1人の誰かのために書け。
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