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ルワンダ青年海外協力隊のタケダノリヒロ(@NoReHero)です
ルワンダに来てからいちばんバタバタしていた8月ももうすぐ終わり。あっという間に9月ですね
今年はあと何日動けるかなと数えてみたら、9月以降は自分の休みや既に予定の入っている日を除けば85日でした
来年1月になれば協力隊の活動もちょうど1年。任期の半分が終わることになります。その折り返し地点を控えて、残り85日何をしたいかなと考えていたら、とある事業の案を思いついてしまいました
これ面白いんじゃないかとワクワクそわそわしているんですが、どうでしょうか?ネットで見つけた事業計画書に必要な項目のうち幾つかを埋めてみたので、冷静なコメント・ツッコミを頂けると嬉しいです
思いついたのは、学費・起業支援型のクラウドファンディングサービス、名づけて”CHOICE”です
【更新 2016/12/16】
もくじ
事業プラン名
CHOICE(チョイス) 〜人生をちょっと素敵に〜
事業内容
どんな市場・ターゲットに対して、どんな商品・サービスを提供するのか
ルワンダにおける学費・起業支援型のクラウドファンディングサービスです
世界には夢があっても貧困によって、それを諦めざるを得ない人が沢山います。そんな人たちを「HOPE」(ホープ)としてCHOICEプラットフォーム上で現状や夢を交えて紹介(日・英・およびルワンダ語で)
たとえば「将来は医者になりたいけど、高校に進学するお金がない。年末までに10万円支援してもらえたらそのお金で高校に通って勉強をがんばります」というAくんがいたとします
CHOICEでは、Aくんがどんな想いで医者を目指していて、どんな家族と暮らしていて、どんなことして遊ぶのが好きかなど、Aくんの人間性が伝わる形で「STORY」(ストーリー)を発信します
それに対してHOPE(Aくん)を支援したいと申し出のあった「DONOR」(ドナー)から資金を集め、HOPEの人生の選択肢を増やすお手伝いをしたいと考えています
HOPEの成長は1年後、5年後…とドキュメンタリー形式で追いかけ、彼らのその後のSTORYをお伝えすることによって、その成果を実感して頂きます
競合優位性
同業種・同業態・同ターゲットの異業種競合との違いは何か
「STORYにお金を支払ってもらう」という点です
子どもの学費を支援するという点では「あしなが育英会」などの奨学金制度や、ワールド・ビジョン・ジャパンさんの「チャイルド・スポンサーシップ」と似ています
チャイルド・スポンサーシップで子ども支援に参加する|国際協力NGOワールド・ビジョン・ジャパン
ただ、チャイルド・スポンサーシップでは顔・名前・性別・国などの情報しかありません。ぼくはHOPEがどんな夢を持っていて、どんな家族と暮らしていて、何をするのが好きなのかなど、もっとその人の人間性が伝わるような仕組みにしたいなと思っています
市場アクセス
計画している事業をどう市場に認知させるか、どう販売網を築くか
ウェブサイト・SNSを通じてHOPEのSTORYを継続的に発信していきます(情熱大陸のように「人」を伝えます)。また、学校の作文で入賞した生徒を支援するなど、教育機関やルワンダ国内の各種メディアとも連携して認知度を高めます
経営プラン
仕入れ計画や開発・生産計画、人員・組織計画など
CHOICEの収益は、DONORからの支援のうち◯%の手数料と、「SPONSOR」からの広告料で賄います
【DONOR】
「DONOR」には「スポット支援」または「定額支援」の2プランを用意
スポット支援は「Aくんを応援したい」など特定のHOPEを支援したい方向け。1回限りの資金提供(Aくんの高校入学資金の支援など)で、幅広い方からの支援を目的としています
定額支援は「CHOICEの取り組み全体を応援したい」という方向け。毎月定額(月1,000円、5,000円、1万円など)で資金提供をして頂き、固定DONORからの安定的な資金確保を目的としています
CHOICE全体への資金提供となる定額支援金は、スポット支援だけでは希望額に満たない各HOPEに振り分けられます
【SPONSOR】
「SPONSOR」制度では毎月定額で支援して頂く代わりに、CHOICEプラットフォーム上に広告を掲載致します
リスクと解決策
想定されるリスクや問題点、対処方法や解決策
-DONOR、SPONSORの不足
STORY配信を通じた認知度向上およびファン獲得、企業・団体への営業等により解決します
-HOPE、DONORのプライバシー保護
掲載許可の取れた方のみ情報公開致します(未成年の場合は保護者の承認を得る)
-DONORへのリターンは?
HOPEからの手紙、現地を訪問してHOPEと面会できるなどのリターンを考えています
ご意見・ご感想お待ちしています
ざっくりこんな感じです!今朝思いついてバーっと書いてみただけなので穴だらけの絵空事だと思いますが、ぼくがやりたかったのはこういうことなのかもなと、自分の中では納得感があります
これを考えるに至ったきっかけは、ルワンダで出会った懐中電灯で勉強している高校生でした。弁護士になりたいけども、お金がなくて大学に通えるかどうか分からないそうです
そんな彼を見て、大学に行くかどうかという選択肢も、どの会社に入るかという選択肢も、さまざまなチョイスがあった自分はとても恵まれていたんだなと実感すると同時に、世界の人たちの人生の選択肢を増やすことは出来ないんだろうかと思いました
もちろん選択肢が多ければ幸せになれるとは限りません。でも、自分の進む道を自分で選ぶという権利ぐらいはあってもいいのではないでしょうか。その先幸せになれるかどうかは本人次第です。せめてそのチャンスを1人でも多くの人が持って、スタートラインに立てるような仕組みを作れないかと考えています
「そんなに簡単にお金が集まるのか」と思われるかもしれませんが、1人100円出してくれる人が100人いたら1万円になり、1万人いたら100万円になります
現時点でこのブログ『ルワンダノオト』を訪れてくれる方は、月に1万人ちょっといます。これを読んでくださってるみなさんは「どこかのだれかが幸せになってくれて、その姿を確かめることが出来るなら100円くらい出してもいいかな」と思ってくれる方々だと思っています
リアル情熱大陸またはプロジェクトXを観るような感覚で「自分がこの人を支援しているんだ」という手触り感のある感動を得て頂き、たとえ100円であっても後悔させないような熱量のあるストーリーを届けます
こういった取り組みに現実味をもたせるうえでも、ブログって素晴らしい発信手段だなと思っているので、もっともっと沢山の方に読んでもらえるよう楽しみながら書いていきます
ということで、このクラウドファンディング『CHOICE』に対するご質問・ご意見、お待ちしています
タケダノリヒロ(@NoReHero)
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