スポンサーリンク
ルワンダ青年海外協力隊のタケダノリヒロ(@NoReHero)です。
うちの警備員の結婚式に参加してきました。
うちにはガードマンがふたりいて、昼と夜を交代で警備してくれています(※)。
※ルワンダの協力隊員で一軒家に住む場合は、必ずふたり警備員がつく。
そのうち1人が結婚することに。めでたい!
頂いた招待状はこんな感じ。
先日、大家さんの娘の結婚式に出て、そのときは朝に行われる「dowry」というセレモニーに出たので、今回は昼から教会で行われる「ミサ」に出席することに。
どうせ時間通りには来ないだろうと思い、午後1時を少し過ぎてから家を出ました。会場は自宅の真横の教会です。
すると、もう1人の警備員もバッチリネクタイを締めて待っていたんですが「まだ始まらないよ。あと30分ぐらいかな」と。
これからうちの警備員の結婚式!案の定時間通りには始まらず、もう一人の警備員とミサ待ち。#africa #Rwanda #wedding #jocv
NoReHeroさん(@norehero415)が投稿した写真 –
やっぱり。午前中のdowryが押して、到着が遅れているようです。
しばし家に戻り昼寝。
30分ほどして、「そろそろだよ」と呼ばれたので教会に向かいます。
「行くよー」って呼ばれて来てみたけど、まだ全然始まる気配なし。現在2時15分。予定では1時から。もうちょっと家でゆっくりしてたかった(すぐ隣)。#ルワンダ #結婚式 pic.twitter.com/pBTUpYnaIq
— タケダノリヒロ🇷🇼ルワンダスタツア参加者募集中 (@NoReHero) July 23, 2016
まったく始まる気配なし。
もうちょっと寝てれば良かった、と思ったら2時半ごろからようやく始まりました!
ルワンダの結婚式は歌やダンスが多めです。
立ったり座ったりするタイミングが分からず、とりあえずまわりに合わせてみました。
が、突然立ち上がったりする人も。
結局どっちでも良いみたいです。ゆるいぞ、さすがルワンダ。
とは言え、日本と違うのは「神様に結婚を報告し、ご加護を頂く」という宗教的な色合いが強いこと。
日本にもクリスチャンの方はたくさんいますが、仏教徒でも教会で式をあげますよね。
こんな風に真剣に信仰心を持って神様と向き合っている人たちを見ると、日本の結婚式は軽薄すぎるんじゃないかとすら思ってしまいます。
もちろんぼくも教会で奥さんの綺麗なウエディングドレス姿を見てみたいですし、宗教色がゴリゴリ出てるのは嫌ですが。
服装について。
男性はスーツの人もいましたが、ただの襟付きシャツにスラックスみたいな人もいました。さすがにTシャツの人とかはいなかったかな。
女性はドレスっぽいものや、布を肩にかける伝統的な衣装の人が多かったです。
それから子どもたちのダンス。
足に鈴をつけて、ステップを踏みながら鳴らすのがルワンダ式っぽいです。
それから新郎新婦がアガセチェ(バスケット。ルワンダの伝統工芸品)を抱えて出てきました。
そこに参列者がお金を入れています。ご祝儀的なやつかな?
ご祝儀渡せてなかったからちょうどいいと思って、ぼくも入れに行きました。
お金を入れる際に新郎に一言かけようかと思ったんですが、アガセチェに投入されるお金を食い入るように見つめていたので何も言えませんでした…(ちょっと怖かった)。せめて目ぐらい合わせて欲しかった…。
お金を貰うときはあえて目を伏せるっていうマナーなのかな。きっとそうだ。
ちらっと見えたアガセチェの中身は青い紙幣がほとんどだったので、1,000RWF(150円)が相場のようです(複数枚入れていた可能性もありますが)。
ただ、このカップルは地方の一般的なカップルなので、お金持ち夫婦の場合はもっとご祝儀の額も上がると思われます。
出席者の数や内装などの雰囲気も、以前出席した2回に比べれば控えめでした(前回・前々回はいずれも富裕層)。
ミサは1時間ほどで終了。
右の人は神父さんで、うちの大家さんでもあります(もちろん神父が本業)。
こうやって見ると新婦と神父さんがカップルみたいに見えてしまいますが、左の黄色い蝶ネクタイが新郎です。
働き者で良い人なんです。
しばらく休暇が欲しいと言われたので、2週間ほど休んでもらうことにしました。「何するの?」と聞いたら「ゆっくりする」と。
ルワンダでは余程の金持ちでないと「旅行」自体しないようなので、おそらく新婚旅行というものもしないんだと思われます。
色んな所に日本との違いが垣間見えて、貴重な経験が出来ました。
お幸せに!
タケダノリヒロ(@NoReHero)
スポンサーリンク