なぜその洗い物を放置してはいけないのか

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日頃の生活で気をつけていることがあります。

そのひとつが、お皿などの洗い物を放置しないこと。

面倒くさくてついつい後回しにしちゃいますよね。

ちっちゃいことは気にすんなワカチコワカチコって声が聞こえてきますが、これを放置すると思わぬしっぺ返しに遭うんです。

それが「いつかやろう」の負の連鎖。

何かひとつ適当になると、他のことまですべて面倒くさく思えてしまうんです。

洗い物も放置してるし、部屋は汚いままでいいや。

どうせ部屋汚いから、洗濯物も畳まなくていいや。

洗濯物畳んでないからランニング用のシャツがどこにあるか分かんないや、今日はもうランニングもいっか。

ランニングしてないし、毎日やってる体重チェックも明日でいっか。

今日はなんかやる気出ないから勉強もいいや。漫画読んじゃお。

漫画読んでたらごはん食べるのも面倒くさくなっちゃった。もう食べなくていっか。

でもそろそろお腹減ったな、なんか作るか。

あ、鍋もまな板も洗ってないから料理出来ないや。もう食べなくていっか。

で、痩せる。

というのがぼくのよくあるパターンです。

サッカー日本代表の長谷部誠も、著書『心を整える』でこう語っています。

整理整頓は心の掃除に通じる

これを読んで以来、彼を見習って寝起きに軽くベッドメイキングをしたり、机の上を綺麗にしたり、整理整頓に気を使うようになりました。

このように日頃の整理整頓は自分でやっていますが、週に一度、お手伝いさんに部屋の掃除を頼んでいます(ルワンダの家は広すぎてとても自分で全部は出来ない)。

その日に仕事から帰ってくると、ベッドは完璧に整っていて、床にはゴミひとつ落ちていなくて、靴まで洗ってくれているのでとても清々しい気持ちになれます。

良い気分になると、自然とやる気も出てくるものです。

特にこちらの記事で書いたように、認知特性が「視覚優位」の人は、視界にジャマが入らないようにすると集中力を高めることが出来ます。

では、どうすれば面倒な洗い物や掃除を後回しにせずに済むのか。

それは単純ですが、「やらなきゃ」と思った瞬間にやることです。

「時計の秒針が12を回ったらやろう」とか、「この曲を聴き終わったらやろう」とか、少し先延ばしにして行動出来た試しがありません。

掃除しなきゃと思ったらまず立ち上がる、もしくは机の上の書類だけでも片付ける。

料理しなきゃと思ったら、とりあえずお米だけでも研いでおく。

最初の一歩さえ踏み出してしまえば、人間やる気が出てくるものです。

どんなに小さくてもいいから、まずは何かしら行動に移すことで、ぼくは面倒くささと日々戦ってます。

もちろん、何でも完璧にこなそうと思ったら疲れちゃうので適度な適当さも大事ですけどね。

タケダノリヒロ(@NoReHero)

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