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ルワンダの自宅で家庭菜園始めました。
ただの庭を耕して畑を作り、野菜の種を植えました。
ずっと農業をやってみたかったので、これで夢がひとつ叶いました。
何事も「やってみる」のが大事ですね。
目指すはTOKIO。
タケダノリヒロ、クワを買う
道具など一切無いところからのスタートなので、まずはルワマガナ郡の中心地にある市場までクワを買いに行きました。
ムズング(外国人)がいるだけでも珍しいのに、そいつがクワを担いで歩いているので、「ムズング!グヒンガ!(to plow=耕す)」「ウラヒンガ(Are you going to plow)!?」とすれ違うたびに声をかけられました。
「イエゴ!ンダヒンガ!(Yes, I’m going to plow)」と答えると、「クワ持ってるし、ルワンダ語喋れるし、何者だコイツ」みたいな顔で見られました。なにこれ、楽しい。
耕す〜種を蒔く
青年海外協力隊の先輩で野菜栽培隊員の大ちゃんに、わざわざ家まで来てもらいました。任地全然離れてるのにほんとありがとね。耕し方や種の植え方などイチから教えてもらいました。
1.耕す
耕す大ちゃんとそれを見守る近所の子どもたち。シュールw
ハリーポッターに出てくる可哀想なやつに似ているため心の中でドビーと呼んでいるうちの警備員にも手伝ってもらいました。警備員のわりに身体が小さいのでぼくでも勝てるんじゃないかと思って見くびっていたんですが、耕すのがめちゃくちゃ上手い。
そう言えば「耕す」という行為自体生まれて初めてやった気がしますが、耕すのにも上手いとか下手とかあるんですね。大ちゃんやドビーがやったところはぼくのところより明らかに綺麗に耕せてました。
2.草や石を取り除く
うちの畑は大ちゃんも驚くほど石が多く、土も硬かったので耕すだけでも一苦労でした。
ひとりでやってたら、たぶん3クワで「もういいや」ってなってました。
耕せたら、草や石を出来るだけ取り除きます。
3.肥料をまく
大ちゃんが持ってきてくれた肥料をまいて、再度耕します。肥料は地方の市場でも売ってる(ぼくも同じのを見たことがありました)ので、今度からは自分で調達しにいきます。牛糞とかでも良いみたいです。
4.畝を作る
土を盛って畝を作ります。
5.種を蒔く
今回はホウレンソウ、べんり菜、枝豆、おくら、大根を植えました。種は同じルワマガナの先輩にもさんから分けてもらいました。野菜出来たらおすそ分けか手料理ごちそうします(たぶん)!
種の蒔き方にもいろいろあるんですね。ホウレンソウとべんり菜は「すじ蒔き」、枝豆とおくらと大根は「点蒔き」で蒔きました。
■筋蒔き(条まき)とは?
筋蒔きというのは、溝を作って筋状に蒔いていく方法になります。
1列に蒔く場合は、1条蒔き、2列に蒔く場合は、2条蒔きなどと表記します。この方法は、カブやニンジンなどの葉菜類に多く適した蒔き方となります。
発芽後の間引きの手間も掛からず、追肥や、土寄せ、除草作業が、
簡単になるというメリットがあります。■点蒔きとは?
土に一定の株間を取り、くぼみを作ってから種を蒔く方法です。
1つのくぼみに対し、数粒ずつ蒔くこの方法は、ダイコンやハクサイなどの
栽培に用いられる方法です。条まき同様、間引きに手間が掛からないというメリットがあり、
種の節約も同時にすることが出来ます。
大ちゃんに教えてもらわなかったら、適当にパラパラッと蒔いてるところでした。やっぱり知ったかぶりせずに素直に人に頼ることって大事ですね。
6.土を被せて完成!
畝を3つ作ったところで雨が降ってきたので、今日はここまで。
これからちょっとずつ拡大していきます。
夢が叶いました
実は農業をやることがぼくの夢のひとつでした。規模は小さくても自分で種を蒔いて、育てて、収穫してっていうサイクルが出来れば立派な農業だと思います。
青年海外協力隊の2年間は、やろうと思えば大抵のことは出来てしまう可能性に溢れた時間だと思っています。家庭菜園に限らず、少しでもやってみたいと思ったことは、躊躇わずにどんどんやっていくつもりです。
幸いなことに自分にはない知識や技術を持った人がまわりに沢山いるので、色んな人の力を借りながら成長して行ければいいなと思っています。
大ちゃん、遠い所ほんとにありがとう!がんばります。
TOKIOみたいに見ただけで「これは良い土ですね」って言えるようになりたい。
— タケダノリヒロ🇷🇼ルワンダスタツア参加者募集中 (@NoReHero) March 26, 2016
タケダノリヒロ(@NoReHero)
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