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アフリカ・ルワンダ在住者の【音楽×読書×生き方・はたらき方】ブログ

青年海外協力隊セクター配属の悩み。同僚と協働できない!

time 2017/02/09

ルワンダ青年海外協力隊のタケダノリヒロ(@NoReHero)です。

本日はぼくがセクター(村役場)配属の隊員として苦労していることについて。

めちゃくちゃニッチな内容なので大多数の人にはピンとこないでしょうが、「協力隊にはこんな苦労もあるよ」ってのがなんとなく伝わればいいかなと。

あとは自分自身の考えの整理のために。

セクターとは

ぼくはルワンダのルワマガナ郡ムシャセクターというところに配属されています(グーグルマップでは「ギコロ」と表示される)。

ルワンダの行政組織は政府>県>郡>セクター>セルとなっており、セクターは日本で言う村役場みたいなもの。現在ルワンダでは、郡庁配属とセクター配属の隊員が何名かいます。

地域衛生の啓発ツール

今朝、セクター事務所に行くと、こんなものが置いてありました。

Gahunda y’Abaturage yo Guteza Imbere Ubuzima = Action for community to improve health かな

保健省が作成した地域衛生の啓発ツールのようです。

チェックリストみたいのもありました。

ぼくの協力隊としての任務のひとつは、地域で衛生啓発活動をおこなうこと

こんなちゃんとしたツールがあるってことは、きっと同僚もこれに沿って啓発活動をやらなきゃいけないはず

ルワンダはトップダウン式なので、政府や郡庁がやれと言ったことはセクターレベルではほんとうにきっちり実行されるのです(中身や成果が伴ってるかは別として)。

いままでセクターの同僚とは全然協働できてなかったけど、これはチャンスだ!と思い、この活動の担当と思われる同僚に「手伝いたいんだけど」と言ってみました。

同僚の微妙な反応

ところがその同僚は微妙な反応。「もちろん!一緒にやっていこう!」みたいな感じではなく、「ああ、そうなの」みたいなうっすい反応でした。

「これ、いつどうやって使うの?」と聞くと、「いまから住民向けに説明会やるわよ」と言ってさっさと行ってしまいました。

「(何時から会議やるとか言ってなかったけど、いつからやるんだろ)」と思って、ちらっと会議室を覗いてみると、すでに始まっている説明会…。

同僚が15人ほどの住民たちになにかを説明していました。

そしてその雰囲気から「お呼びでない感」を感じ取り、結局入っていけなかった気にしいの私

あれは無理やりでも参加しとくべきだったかなあ…。

信用されていない原因と対策

ムシャセクターに来て1年が経ちましたが、職場でのぼくのはたらき方はいまだにこんな感じです。

学校や地域ではかなり充実した活動ができていますが、ホームであるはずの職場・セクターの同僚たちとはなにもできてません。

なぜいまだに関係が築けていないのか。

もちろん言語面(ルワンダ語)もありますが、それ以上に接点が少ないのをどうにかしなきゃなと思ってます。

なぜ接点が少ないのか。

部屋が別々

まず部屋が別々だから。1部屋に1~2人ずつしかいないので、オフィスにいても顔を合わせる機会が少ないんです。

だから同僚がどんな仕事をしてるかもいまいち分かってない(教えてって頼んだこともあるけど結局わからないまま)。

なので朝出勤したら、ぼくは必ずすべての部屋をまわってあいさつをするようにしてます。

でも、それだけじゃ足りてないからもうちょっと世間話とか仕事の話とか、こっちからするようにしなきゃな。

すぐ異動する

あと異動が激しい。ぼくが来てからのこの1年で、いま8人ほどいるスタッフのうち半分以上が入れ替わってます

そして頼みの綱だった英語の話せる上司が逮捕されてしまったので、ますます同僚とのコミュニケーションに困難をきたしています笑

でも仲良くなるのに過ごす時間の長さは関係ないですからね!異動する前に仲良くなれるように、共有する時間の密度を高めていかなきゃ

「協力隊とは」の説明不足

同僚たちはぼくがなぜここに配属されて、なにをしているのかよく分かってないのかもしれません。

そこで先日改めてぼくの仕事内容などを、数名の同僚に説明しました。

けど今日話した、衛生啓発にかかわるスタッフには説明できてないんですよね…。

だから、ぼくが「手伝いたい」って言っても「なんであなたと一緒にやらなきゃいけないの?」って思われたのかも。

連絡手段の不足

いままで、自分の仕事を同僚に伝える手段は、上司にメールするしかありませんでした。

でも、その上司が逮捕され、報告する相手もいなくなるという事態に。

こうなったら同僚全員に報告書とか送んなきゃかなと思っていたら、「セクターのメールアドレスがあるよ」と超いまさら教えてもらいました。

ここで働いているスタッフが共通で使っているアドレスのようです。

「(なんで1年もいたのに教えてもらえなかったんだ…)」と思いましたが、まあいまからでも遅くないですよね。

そのアドレスを使って、改めて自分の活動計画とかこれまでの成果とか流してみようと思います。

なぜ協働する必要があるか

なぜ同僚と一緒にやる必要があるのか。同僚だけで上手くやれてるのなら、ぼくが介入する必要はありません。

でも、現状を見ると、地域の衛生活動がうまくまわっているとは思えません。

なんというか「一体感」がない。セクター(村役場)がこの村の中心になるべきなのに、「この村のもの」って感じがしないんです。

セクターのスタッフはほとんど別の地域から通ってるからかな。

そこは、ここの住民でもあり、セクタースタッフの一員でもある自分が入ることによって、行政と地域の結びつきを強めていけるんじゃないかなあと思っています。

今後やること

・出勤時、あいさつ+αの会話を増やす

・同僚に向けてメールで「これまでやってきたこと」「今後やっていきたいこと」を流す+会ったら口頭で語る

・ルワンダ語向上(仕事内容について議論できるくらいに。いまは言いたいことはなんとか言えるけど、相手の返答が聞き取れないことが多い)

がんばろー。

タケダノリヒロ(@NoReHero

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タケダノリヒロ

1989年生まれ。アフリカのルワンダでボランティア(青年海外協力隊)やってます。Africa Quest. comライターとしても執筆中。 音楽×読書×恋愛×生き方・はたらき方→『タケダノリヒロ.com』 ルワンダ情報専門サイト→『ルワンダノオト』 ※当ブログ記載内容はJICAおよび青年海外協力隊の見解ではなく、個人の見解です。 [詳細]