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アフリカ・ルワンダ在住者の【音楽×読書×遠距離恋愛】ブログ

ルワンダ人の友人から「お金ちょうだい」と言われたら

time 2016/04/30

土曜の夕方、ルワンダ人の友人Pくんから電話がかかってきました。

「話したいことがあるから、ちょっと出てきてくれない?いま近くにいるんだけど。」

よくボランティアを手伝ってくれるので、その話かなと思って会いに行きました。

「こないだはボランティア手伝ってくれてありがとう!」

「OKOK。今度○○村のミーティングに出たいって言ってたけど、今回は時間が無かったからまた次の機会にノリが時間をもらえないか村長に聞いてみるよ」

「おおサンキュー!助かるよ」

「ところで問題があるんだけど…」

「どうしたの?」

「いま住んでる家に問題があって、引っ越そうと思ってるんだけどお金がないんだ。

いま仕事もないし。次の仕事が見つかってお金が貯まるまで泊まる場所もなくて…今日の夜からは食べるものもないんだ。

What can you do for me (直訳=君はぼくのために何が出来る)?

 

 

いやそう言われましても。

確かにいま無職で仕事を探してるのは知ってたけど、昨日までそんなこと一言も言ってなかったじゃん。

「よく分からないんだけど、なんで家を出なきゃいけないの?今まで住めてたんでしょ?」

隣の家の人がポイズンを使って…

「ポイズン!?ポイズンってあの…」

「そうポイズンを使ってぼくを殺そうとしてるんだ

「What!?」

出ました渾身の「What」。

ポイズンってワードを使うのは反町隆史ぐらいだと思ってました。言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズン。

「なんで隣人がPを殺そうとしてるの?」

「ぼくはちゃんと学校を卒業してるから、彼らはぼくがお金を持ってると思ってるんだ」

「…(ちがうよね、無職だもんね)」

「とにかく危なくてもうあそこには住めないんだ。雨漏りもひどいし

「Oh…(急に問題のレベル下がりすぎだろ)」

「だから泊めてもらえないかな?」

「何日ぐらい?(一日ぐらいならいいかな…)」

「次の仕事が見つかるまで」

「…ごめん、それは無理(絶対長引くやつや)」

「じゃあせめて今日の夕飯だけでも」

「…いや、ごめん。てかおれじゃなくて、ルワンダ人の友達に頼んだら?おれがPにそういうことしたら、他のみんなにもそうしなきゃいけなくなるから。ただでさえムズング(外国人)はお金持ってると思われてるし」

「うん、ノリがお金持ってないのは知ってるよ

「(やかましいわ)」

「まあルワンダ人の友達に聞いてみるよ…グッバイ」

という一悶着がありました。

いままでにも彼に食事代を奢ったことはありました。でもそれはボランティアを手伝ってくれたお礼として。

「ルワマガナ(このエリアの中心部)で仕事探しの登録をするのにお金が必要だから、お金もらえない?」と言われて1,000RWF(約150円)をあげたこともあります。

日本人にとってはたかが1,000RWFですが、うちの警備員の一日分の給料と同じぐらいです。

そのときも「お金をあげるのがボランティアの仕事じゃないからね。これは今日手伝ってくれた分の給料として渡すだけだからね」と言って渡したんですが…。

友達だと思ってたんですが、やっぱりまだぼくには彼のことが信じられません。理由を聞いても全然納得できませんでした。

でも、もし本当に困ってて殺されたりしたらどうしよう…っていう考えも頭をよぎってはいるんですが…。

いくら安全でもここはアフリカです。人を家に入れたり、お金をあげたりすることには慎重になるべきだと思ってます。

ただ、そうは言っても少し嫌な気持ちになってしまいました。

この地域に受け入れてもらいたいなら、ルワンダ人のことも信用してもっとオープンになるべきじゃないのか。

ボランティアとして目の前の人を、しかも友達だと思っていた人を、助けないのは偽善じゃないのか。

そもそも本当は彼のことを友達だなんて思ってなかったんじゃないのか。

とりあえず共通のルワンダ人の友人に相談してみよう。

みなさんならどうしますか?

タケダノリヒロ(@NoReHero

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タケダノリヒロ

1989年生まれ。アフリカのルワンダでボランティア(青年海外協力隊)やってます。Africa Quest. comライターとしても執筆中。 音楽×読書×恋愛×生き方・はたらき方→『タケダノリヒロ.com』 ルワンダ情報専門サイト→『ルワンダノオト』 ※当ブログ記載内容はJICAおよび青年海外協力隊の見解ではなく、個人の見解です。 [詳細]