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「時を戻そう」
とは、昨年末のM-1で一大旋風を巻き起こしたお笑いコンビ「ぺこぱ」のセリフですが、ここから先、ぺこぱは一切関係ありませんのでご了承ください。……ファりがとう(松陰寺風)。
最近、歴史を学ぶのって大事だなあと思うんです。
学生の時は歴史って授業のひとつでしかなかったけど、実は全ての分野に歴史って存在するんですよね。
日本史、世界史はもちろん、経済史、政治史、哲学史、数学史、文学史、科学史、スポーツ史、音楽史、ゲーム史などなど。
なぜ歴史を学ぶことが大事かというと、「過去を知ることで未来を予測することができる」から。
そして、未来を予測できれば、これから起こる問題を解決したり、トラブルを避けたりできるかもしれません。
タイムリープしてしまった主人公が未来を変えられるのは、過去を知っているから。
未来トランクスも瀧くんもあさぎーにょも、問題の根源を知って、それに対処することで明るい未来を手に入れました。
現実世界でタイムリープすることはいまのところできませんが、歴史を知ることで「この流れなら次はこうなるんじゃないか」と予測することはできますよね。
ぼくはいまアフリカのルワンダという国に住んでいます。
この国は「発展途上国」にあたるわけですが、先進国が経験してきたのと似たような変化がこれから途上国でも起こってくると言われています。
あるときルワンダ人の高校生から「日本はどうやってそんなに経済成長できたの?」と聞かれました。
あなたならなんと答えますか?
ぼくはあまり上手く答えられませんでした。
あそこでもし理路整然と答えられていたら、その高校生が日本の歴史から学んだことをルワンダに落とし込んで、数年後には国を変えるような人材になっていたかもしれません。
いま考えたら江戸時代から寺子屋で初等教育が庶民にも普及していたこと、明治維新で西洋文明を取り入れたこと、朝鮮戦争で特需があったこと、1960年代に人口ボーナスがあったこととか?って思い当たりますが、いずれにしてもいま一度体系的に勉強し直したいですね。
ぼく自身もアフリカで会社経営している身として、これからの変化を見極めて事業の価値を高めていくためにも、あらためて世界の辿ってきた道筋を勉強し直さなければと思っています。
そういう意味ではYouTubeでオリエンタルラジオのあっちゃんこと中田敦彦さんがやっている『中田敦彦のYouTube大学』は、いろんなジャンルの歴史をざっくり紹介してくれるので、大局観を掴むにはうってつけですよね。
『サピエンス全史』とか『銃・病原菌・鉄』とか人類史的な本も面白かったので、もっと読んでいきたいなと思ってます(おすすめあったら教えてください!)
最近アメリカとイランの関係が悪化していて、「第二次世界大戦前の流れとそっくりだ(だから第三次が起こってもおかしくない)」なんてつぶやきもツイッターで目にしましたが、こればっかりは歴史が繰り返さないことを祈ります。
2020年も良い年になりますように。
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