情報発信していると、ありがたいことにこんな無名の自分にも「フォロワー」という存在がすこしずつ増えてくるもの。ぼくはまだ何者でもありませんが、いずれは何者かになるつもりで生きてます(「海賊王に、俺はなる!」的なテンション)。
だから、その「何者かになれる日」が来たら、むかしからぼくのことを応援してくれている人は「私は彼が無名だったときからこうなると思ってたのよね」と自慢したくなると思うんです。もしくはそんなふうにまわりに言いふらさなくても、内心「あの子も立派になったなあ」と誇らしい気持ちになると思うんです。
自分が挑戦して、悩んで、成長していく過程を発信して、フォロワーが増えれば増えるほど、成功を一緒に喜んでくれる人が増える。そしたら自分自身ももっと喜べるようになるはず。だからもっとがんばろうと思える。
すこし前の世代だったら、「何者かになる過程」を発信する手段がなかったので、いま世間的にすごいと言われている人は最初からすごかったんだとか、有名な人は最初から有名だったんだとか思ってしまいがちですよね。でも、絶対にそんなことはない。
誰にだって何者でもなかった時代があったんです。ひとかどの者になったからそうやって人の目につくようになったんです。でも、いまはちがいます。無名の人でも、ふつうの人でも、声をあげることができます。そしてその声を聴いてくれる人がいます。
お隣の韓国では、容姿端麗で歌もダンスも抜群に上手い、「完成されたアイドル」が人気ですが、日本では絶世の美女と言うほどでもなくパフォーマンス能力も抜群に高いわけではない「未完成なアイドル」が人気ですよね。それは、彼女たちの成長を見たいから。そこにはストーリーがあるから。未完成だからこそ応援したくなるし、身近に感じるからこそジブンゴトだと思えるんですね。
だから、みんな「未完成アイドル」になればいいと思うんです。それぞれが誰かのアイドルになって、それぞれが誰かを「推しメン」に選ぶ。かくいう自分にも男女問わず、年齢問わず、国籍問わず「推しメン」がいます。その人たちが「何者か」になったら、「あいつはおれが育てたんだ」くらいの勢いで盛大に自慢するつもりです。
もし私のことを推しメンにしようかなと思ってくださってる奇特な方々がいらっしゃいましたら、私は突然結婚発表して引退したりはしませんし、「F○○○」と書かれた帽子も「D○○○」と書かれたTシャツも持ってないので、安心してCDたくさん買ってください(ブログ読んでください)。
ちなみに、私はAKBよりも乃木坂が好きです。
タケダノリヒロ(@NoReHero)