スポンサーリンク
J-POP大好き、タケダノリヒロ(@NoReHero)です。
音楽を聴きながら歌詞の意味を考えるのが好きなんですが、今回は星野源さんの曲の歌詞についてまとめてみました。
それぞれの歌詞に込められた意味や、曲にまつわるエピソードなど、集めてみましたよー。
個人的に好きな歌詞ランキングも最後に発表してます!あなたの好きな曲はありますか?
星野源略歴
歌詞の考察に入る前に、星野源という人物の略歴を振り返ってみましょう。
- 2000年、高校の同級生とインストゥルメンタルバンド『SAKEROCK』を結成
- 2010年、細野晴臣の勧めもありソロデビュー。1stアルバム『ばかのうた』を発売。CDショップ大賞第3回 入選
- 2011年、2ndアルバム『エピソード』がオリコン・ウィークリーチャート5位。第4回CDショップ大賞準大賞を受賞
- 2012年、くも膜下出血と診断され、活動休止
- 復帰、再度の活動休止を繰り返す。この間、映画『箱入り息子の恋』や『地獄でなぜ悪い』での演技やアニメ映画の声優、映画音楽の製作なども評価され、第5回TAMA映画賞、第37回日本アカデミー賞、毎日映画コンクールなどの新人俳優賞を受賞
- 2013年3rdアルバム『Stranger』オリコン・ウィークリーチャート2位
- 2014年に武道館ライブで完全復帰
- 2015年末、4thアルバム『YELLOW DANCER』がオリコン・ウィークリーチャート1位を獲得。ロングヒットとなり、現在30万枚を超える大ヒットに
- 2016年、主演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』や『恋ダンス』が社会現象に
参考:Wikipedia
星野源・作詞の特徴
略歴を見ると、特筆すべきはやはりくも膜下出血による活動休止ですね。
これで生死の境をさまよう経験をしたことが作風の変化にも影響していると考えられます。
とは言っても、それ以前から日々の営みや「生」にかかわる歌詞は多く書かれており、生活感の漂う一般人の目線と、雲の上から眺めているような俯瞰的な視点が同居しているのが彼の作詞の特徴です。
あと、よく言われていることですが、星野源はエロいんですねw
抽象的な歌詞が多いので一見キレイに見えるんですが、そんな歌詞の中にも性的なメタファーが含まれてたりします。
しかしながら、彼の歌はどこまでも優しい。
よく星野源と比較される小沢健二の詞には、どこか「理解できないなら良いですよ」「分かる人だけ聴いてください」といった冷たさを感じることがありますが、星野源の詞は全員に向けられてるんですね。
誰も見捨てないし、誰も置いていかない。
それはエッセイ『そして生活はつづく』からも分かるように、彼がコンプレックスの塊で屈折した幼少期を送ってきたからこそ、彼のことばが誰しもがもつ心の弱さや脆さを掬い上げてくれるからかもしれません。
- 生活者の視点と雲の上からの視点が同居
- エロい
- だれも見捨てない包容力
- 弱さ・脆さをも前向きな気持ちに変えてくれる明るさ
日常と恋愛を彩る星野源の名曲歌詞・意味&考察
では、ようやくここからが本題。
歌詞の意味やエピソードを歌ごとにピックアップして紹介していきます!
1stアルバム『ばかのうた』
ばらばら
記念すべき1stアルバムの一曲目。
この曲はとある女性にフラれたことがきっかけでできた曲だそうです。
7年前くらいに、猛烈にフラれたんです。でも、性格悪い人だったんですよね。フラれたんだけど、夜中に『好き』みたいなメールが来る。で、慌てて電話すると、出ない。こっちの気持ちを引っ掻き回して遊ぶ、クソ女ですよ!(笑)。もうね、曲を作らんとやってられんと思って。それまでも何かショックなことがあると、曲を作ってたんですね。吐き出すみたいな感じでくそみそに書いたんですよ、歌詞でその人のことを。
引用元:太田出版 ケトルニュース
クソ女w こんなことされたらやってられないですよね…。
しかしその気持ちをただ吐き出すだけでは人に聴いてもらえる曲にはならないので、
絶対に人は一つになれないし、ばらばらなんだけど、ばらばらのままで重なり合うことはできるんじゃないか。その重なり合った状態が、ひとつのものを生み出せているんじゃないか
引用元:太田出版 ケトルニュース
という想いを込めていまの歌詞ができたそうです。
エッセイ『そして生活はつづく』のなかで、星野源は「手と手をつないで、ふたつになろう」という、どこかで聴いた曲の歌詞がずっと引っかかっていたと言います。
それをきっかけに、彼はこう考えるようになりました。
みんなばらばらでいいじゃないか。そう思えるようになってからはずいぶんと楽になった。それまでは周りにうまく合わせられないことに罪悪感を感じていたのだけど、そのときから集団の中でひとりになることを堂々と楽しめるようになった。
本当に優秀な集団というのは、おそらく「ひとつでいることを持続させることができる」人たちよりも、「全員が違うことを考えながら持続できる」人たちのことを言うんじゃないだろうか。
引用元:そして生活はつづく
『ばらばら』の、「人は絶対にひとつにはなれないけど、ばらばらのままでも重なり合うことはできる」という思いはここにルーツがあったんですね。
星野源エッセイ『そして生活はつづく』あらすじ・感想・ハマる理由
くせのうた
NHK総合 地球イチバン(第3シリーズ)エンディングテーマ。
ものすごく優しいラブソングです。
「くせ」といえば、爪を噛む癖とか髪を触る癖とか、習慣化してしまっていて、どちらかと言えばあまり良くないことですよね。
でも、個人的にはもうひとつ意味があるんじゃないかと思ってます。それが「曲者(くせもの)」の「曲(くせ)」。偏った、正しくない、などの意味です(参考:デジタル大辞泉)。
つまり、
君の癖を知りたいが ひかれそうで悩むのだ
昨日苛立ち汗かいた その話を聞きたいな
覚えきれぬ言葉より
抱えきれぬ教科書より
知りたいと思うこと
謎を解くのだ夜明けまで君の癖はなんですか?
と歌っているのは、「君」の弱い部分や悪い部分も知りたいということではないでしょうか。
ふつう人は、他人には自分の弱みや嫌な部分は見せません。それを見せられるのはほんとうに大切な人だけ。
だからこそ、自分の大事な人のことは知りたいと思う。その相手の隠された部分が「知りたいと思うこと 謎を解くのだ夜明けまで」と歌っている「謎」のことなんですね。
2ndアルバム『エピソード』
くだらないの中に
星野源の1stシングル『くだらないの中に』。
これは「愛してる」と言わないで、愛を伝えるラブソングです。
本人は昔から「”愛してる”って歌うのは偉そうな気がする」と思っていたそうな。
“ラブソング”っていう言葉の響きが恥ずかしかった(笑)。自分では、そんなつもりで作った曲じゃなかったし。前から「愛してる」って言葉は、滑稽でおこがましいと思ってたんです。「僕は“愛”をしてるんだよ」って歌うのって、ものすごく偉そうな気がするんです。愛はするものじゃなくて、そこに「ある」かどうかだと思うから。だから、嫌いだった。なので、「愛してる」と言わないで、そういう気持ちを伝えられたらいいなって、ずっと思ってはいました。
参考:EMTG MUSIC
”愛はするものじゃなくて、そこに「ある」かどうか”って、ミスチルの『名もなき詩』にも通じる考え方ですよね(”愛はきっと奪うでも与えるでもなく 気がつけばそこにあるもの”)。
この曲のなにげない風景を描いた歌詞が大好きです。
髪の毛の匂いを嗅ぎあって くさいなあってふざけあったり
くだらないの中に愛が 人は笑うように生きる
日常
タイトル通り毎日でも聴きたくなる、日常にものすごくフィットする曲がこの『日常』。
曲調はのほほんとした感じですが、歌詞には星野源の信念や意志の強さが表れています。
無駄なことだと思いながらも それでもやるのよ
意味がないさと言われながらも それでも歌うの
エッセイ『そして生活はつづく』で語られているエピソード。
まだあまり売れていなかった頃「音楽と芝居の両立なんて無理だから、どっちかに絞れ」とよく言われていたそうです。
その意見をもっともだと思いつつも、星野源は「一足のわらじを履く人より、二足のわらじを履く人のほうがおもしろくないか?」と考えて二足のわらじを履き続けてきました。
絶対無理ってみんなが言うようなことをなんとか努力してやろうとして、もしできたりしたらそっちのほうがおもしろくない?
なんでみんなそれをやんないんだろう?
引用元:『そして生活はつづく』
いまでこそ歌手として紅白に出たり、ゴールデンタイムのドラマで主役を張ったりしている星野源ですが、そんな周りの声に負けず自分のやりたいことを突き通してきたからこそ今があるんですね。
日々は動き 君が生まれる
暗い道でも 進む進む
誰かそこで必ず聴いているさ 君の笑い声を
なにかに挑戦しているとき、くじけそうになるとき、背中を押してもらえる一曲です。
3rdアルバム『Stranger』
化物
舞台で共演した中村勘三郎さんが亡くなったときに、彼にあてて作られた曲。下記は勘三郎さんとのエピソードです。
現状に全然満足しない姿勢がかっこいいなと思ってたんだけど、カーテン・コールでおじいちゃんやおばあちゃんが手を高く上げて拍手するぐらい喜んでくれて、こんなに幸せなことはないって言うんだけど、家に帰って風呂に入ってると、ホントに1人ぼっちなんだよって話をしてて。そんな歌を作ろうと思ったんですよね。でもたぶん今思うと、とてもおこがましいけど、僕がそのとき感じてた孤独感みたいなものに無意識に重ね合わせてたんじゃないかなと思って。
引用元:Skream!
だから、
明日またここから幕が開くまで 一人お家へ帰る
風呂場で泡立つ胸の奥騒ぐ
という歌詞があるんですね。
奈落の底から化けた僕をせり上げてく
も、歌舞伎のメイクをした自分が「奈落」(舞台装置)からせり上がってくる様子を比喩したものだと思われます。
しかし、このアルバム完成後に本人も倒れたと言われており、奇しくも自分自身が「地獄の底から這い上がる」ことを暗示するような歌詞になっています。
今はこの声は届かず 未だ叶わぬ体中で
藻掻く 思い描くものになりたいと願えば地獄の底から次の僕が這い上がるぜ
どんなに辛いことがあっても、くすぶっていても、この曲を聴いたら「やってやるぜ!」という気持ちになれますね。
フィルム
映画『キツツキと雨』主題歌。監督のオファーによって書き下ろされた曲です。
著書『ヒットの崩壊』が話題の柴那典さんは、前作アルバム『エピソード』に関して「のっぴきならない」感覚が漂っており、この『フィルム』にもそのイメージが引き継がれているよねと本人へインタビューしています。
それについて星野源は、
いきなり、めちゃくちゃ明るくなっちゃってもいいと思うんですけど、『あれ、嘘だったの?』ってことになっちゃうから。自分なりの明るさですよね。あと、面白いんですよ。のっぴきならないことを書くのって。暗い歌詞でも面白がって作ってるんです。だからいつも歌詞のバランスとしては<のっぴきならなさ>が上だったりするんですけど、今回はそれを踏まえて<でも、いいことがありますよ>という歌詞にできたと思っています。
参考:NEXUS
「のっぴきならなさ」というのは、悩みや絶望、孤独などのネガティブな感情ですよね。
それと向き合いつつも、「それでも、いいことがある」ということがこの曲のメッセージ。
どんなことも 胸が裂けるほど苦しい
夜が来ても すべて憶えているだろ声を上げて 飛び上がるほどに嬉しい
そんな日々が これから起こるはずだろ
「奈落の底からせり上がって」きた星野源が歌うからこそ、重みがあります。
たしかにメイキングめちゃくちゃ楽しそう。
4thアルバム『YELLOW DANCER』
時よ
本人が出演するユーキャンのCMテーマソング。
このCMのために書き下ろされただけあって、新しいことを始めようとする人、挑戦する人の背中を押すような歌詞になっています。
以下は本人のコメント。
否応なく進んでいく時間というもの、その移り変わりの中で生きる人間の強さ、人間にしか感じられない情景・情緒を歌い、人間にしか感じられない良さを表現したいなと思いました。
(中略)
僕らは、何かを好きになり、学んで成長して次へつなげていく面白さを常に心に秘めていると思います。曲を通じて勉強や、やりたいと思えることがある人たちの背中を押すことができたら
引用元:ORICON NEWS
ここで語られている「人間にしか感じられない情景・情緒」が「結んで開く朝顔の色 茜の空に帰る鳥の色」といった歌詞に表現されているんですね。
動き出せ 針を回せ 次の君に繋がれ
時よ 僕ら乗せて 続いてく 意味もなく
時間はいやでも進んでいってしまいますが、受け身で生きるのではなく「針を回す」ように自分の時間を生きていこう、挑戦しよう、一歩踏み出そうという気持ちにさせられます。
最後「私にとっての100点の太ももがですねこの後・・・これこれこれこれ!wこれこれこれこれこれ!w」
Week end
『めざましどようび』テーマソング。
タイトル通り週末に聴いたらワクワクしてしまうような曲ですが、歌詞の内容自体は「意味のない曲をつくりたかった」んだそうです。
歌詞にはあまり深い意味はなく、歌っていて気持ちいいという感覚を優先したんだとか。
だからことばで説明するのではなく、パッと聴いただけで体が反応して土曜日のワクワク感を感じられるような曲になってるんですね。
参考:the word
とは言え、「身体を交わそう」とか「口説く」とか基本エロ目線です。
「身体を交わそう」のときの手の動きw
Crazy Crazy
くも膜下出血による活動休止からの復帰後に制作された曲『Crazy Crazy』。
これは手術後にできた悲しいバラード曲がベースになっていて、それを明るい曲に作り替えたときにCrazyという言葉が出てきたそうです。
参考:『ロッキング・オン・ジャパン』2014年7月号
MVを見て分かる通り、この曲はクレージー・キャッツへのオマージュとしてつくられています。
星野源は高校時代に外に出られなくなるほどの不安神経症に悩まされていましたが、クレージー・キャッツの『だまって俺について来い』の中にある「そのうちなんとかなるだろう」という歌詞に励まされたことがあり、それ以来彼にとっての心の支えであり、憧れであったそうです。
参考:UtaTen
衣装だけでなく、歌詞にも彼らへのリスペクトが含まれています。
本当は歌詞に全員の名前を入れたかったんですが、3人+1人しか入れられませんでした。
引用元:UtaTen
なんと、歌詞の中にクレージー・キャッツのメンバーの名前が入ってるんですね!
たしかによく考えてみれば、ところどころに不自然な言葉づかいが…。
で、どこに名前があるかというと、「お早う 始めよう」が「ハナ肇」さん、「等しいものは 遥か上さ」が「植木等」さん、「谷を渡れ 欲望を越えろ」が「谷啓」さんだと思われます。
「+1人」というのがはっきりしないんですが、「一秒前は死んだ」の「しんだ」が「安田伸(やすだしん)」さん?もしくは、この曲と両A面になっているのが『桜の森』だから「桜井センリ」さん?
桜の森
7thシングルの2曲目。2014 J-WAVE 春のキャンペーンソング。
パッと聴いただけではただのお洒落な曲ですが、実は完全にエロ方向の曲でした。
ラジオで語られたこの曲の真意。
まず歌詞がスケベですよね。「あそこの森の」っていうのがもうダメです(笑)
引用元:ライブドアニュース
出だしの歌詞、そんな意味だったのw
「僕はただ見ている」というサビなんですけど、なんて言うか、イメージとしては上に乗ってくれている時の女の子を見ているみたいなイメージです
引用元:ライブドアニュース
どんなイメージだよw
これを知って、この曲のイメージががらっと変わりました。
星野源はブラックミュージックにも影響を受けていますが、本場のブラックミュージックが露骨に性的なことを歌っているのに対して、日本的な美意識を念頭に置いて歌詞を書いたんですね(って書くと芸術みたいに聞こえるけどただのスーパースケベタイムw)
〈なんて言うか官能的な日本文学ってあるじゃないですか。あの感じをちょっとディスコクラシックというか、ソウルミュージックとかけ合わせてみたいなと〉
〈やっぱりブラック的なスケベとジャパニーズスケベっていうのはまたぜんぜん違うんですよね。やっぱり俺たちがグッと来るのはジャパニーズスケベなのではないかなと〉引用元:ライブドアニュース
考えてみれば「君もその他も 胸を開け 足を開け 踊るならば」って歌詞とか、もうまさしくそうですよね。
SUN
8枚目のシングルで、ドラマ『心がポキッとね』主題歌です。
病気を乗り越えたことによって、日常の厳しさや、それを受け入れて歩いていこうということはもう当たり前なんだ、そんなことはあえて言わなくてもみんな頑張って生きてるんだと気付いた星野源。
それよりも、単純に楽しい、おもしろい、気持ちいい、といったことに集中したいと思い、否応なく明るい、何の理由もない生命力の象徴として思い浮かんだのが「太陽」だったそうです。
参考:RO69
ちなみにこの曲のもとになっているのが、大の仲良しであるバナナマン日村さんに送ったバースデーソング(バナナマンのラジオを通じて毎年バースデーソングを贈り合っている)。
もとの歌詞は「ひーむーら、近寄るな♪」みたいなひどい歌詞だったんですが、こんな素敵な曲になるとはw
仮タイトルも『SUN VILLAGE』(SUN=「日」、VILLAGE=「村」)だったものの、あまりにも日村さんに寄り過ぎてしまうので『SUN』になったんだそうです。
参考:Aol.
「全部おれの女」w
地獄でなぜ悪い
6thシングル。映画『地獄でなぜ悪い』主題歌です。
この曲には星野源の闘病中の想いが色濃く反映されています。
「病室 夜が心をそろそろ蝕む 唸る隣の部屋が 開始の合図だ」という歌詞は、2回目の手術のあと一般病棟に戻ってから、隣の部屋のおじいさんが夜に毎日「助けてくれ〜」と唸っていたというエピソードからつくられたそうです(参考:蘇る変態)
「いつも窓の外の 憧れを眺めて 希望に似た花が 女のように笑うさまに 手を伸ばした」という歌詞や、MVのアニメもまるで入院中の本人を表しているかのよう。
そして↓の映像を最後まで見ると、震える手でピースサインを送る星野源の姿が…(顔は見えず点滴に書いてある名前で本人と分かる)。
こういった背景を踏まえて聴くと、「ただ地獄を進む者が 悲しい記憶に勝つ」や「動けない場所からいつか 明日を掴んで立つ」といった歌詞が痛いほど刺さります。。
Snow Men
これもパッと聴いただけでは分かりませんが、じつはエロ曲です。
LITERAの記事で、本人のコメントを引用しながらこう解説されていました。
〈歌詞も「君の中を泳ぎながら」という、まさにこう、女の子の上を泳いでいるようなイメージから始まり、「山上を越えた」って。山上はおっぱいですよね。やっぱり。で、夕方の、カーテンが開いていて夕日が差し込んでいる中でセックスしているみたいなイメージだったんですよ〉
〈で、「胸に降り積もる光」っていうのはおっぱいに出した時のイメージですね〉
〈「君が振り返る時は ただ羽を広げさよなら」っていうのは、イッてしまった後の賢者感のもう早くさよならしたいっていう、あの男の最低な部分。あのどうしようもない感じの〉ようは「Snow Men」というタイトルも、レイモンド・ブリッグズのあの有名な絵本のキャラのことを指しているのと同時に、精液のメタファーでもあったのである。
引用元:ライブドアニュース
いや、もうひどいw こんなにお洒落な曲なのにw
タイトル、なんで「man」じゃなくて複数形になってるんだろうと思ってたんですが、たぶんそのメタファー(隠喩)の英訳に寄せてるんでしょうね。
途中で「ダァン!どーもー星野源でーす」がないと逆に物足りないw
アルバム未収録曲
恋
最後に国民的ヒット曲となった『恋』について!ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌ですね。
この曲の歌詞について、本人がラジオで「全部の人に当てはまるラブソングにしたかった」と語っていました。
いま世界中で「恋」というものが変わってきており、同性でも異性でも人間でなくても、いろんな恋の形、愛の形がある、そういったイメージから「夫婦を越えていけ」というフレーズが生まれたそうです。
また、タイトルを「愛」ではなく「恋」にした理由については、「『恋』という言葉は日本独特で翻訳できない。恋という言葉に日本の情緒がある」と語っていました。
参考:TBSラジオ
こんなふうに日本的な価値観を取り入れながら、誰もが共感できる現代的な多様性をもたせた曲にしたからこそ、これだけ多くの人に愛される曲になったんですね。
星野源・おすすめ歌詞ランキング
ということで、さいごに個人的に好きな歌詞ランキング!
5位 フィルム
4位 ばらばら
3位 化物
2位 地獄でなぜ悪い
1位 日常
やっぱり弱さを抱えながらも前に進んでいこうという気持ちにさせてくれる曲が好きですねー。
みなさんの好きな歌詞はありましたか?
これからも星野源さんがどんな曲を届けてくれるのか楽しみですね!
タケダノリヒロ(@NoReHero)
つぎのページへ!
【まとめ】あなたの知らない星野源・アルバム曲だけおすすめ10選![:]
スポンサーリンク