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しょっちゅう同じ夢を見ます
高校の部活でバスケをしてる夢。シュートはバシバシ決まるし、ものすごく高く跳べるし、とにかく活躍して、チームを勝ちに導く夢
目が覚めてもまだ余韻が残っているくらい、ハッピーな夢です
なんでいまだにそんな夢を見るのかって考えると、後悔してるからだと思います
ぼくは高校3年の春に部活を辞めました。最後の大会まであと数か月しか残ってなかったんですが、耐えきれませんでした
とにかく部活に行くのが嫌だった。練習には「行きたくないな、どうしようかな」と散々迷って遅刻していったことも何回かあるし、「仮病使って休もうかな」と悩んでたらほんとにお腹が痛くなったり気持ち悪くなったりして休んだこともあります
別にいじめられてたとか、しごかれてたっていうわけではありません。たしかに練習はそれなりに厳しかったけど、高校の部活なんてあんなもんだと思います
でも、「こんな練習しても意味あるのかな」「もっとほかに時間の使い方があるんじゃないか」って気持ちが拭いきれませんでした
そんな風に思ってたのも、自分がいちどもレギュラーになれなかったからかもしれません。二軍戦や消化試合にしか出れなかったので、試合があってもどこか他人事のように感じてました
「練習しても上手くなれないし、こんなことに時間を使うのはムダだ」「もう行きたくない」そう思って辞めました
バンドもやってたし、体育祭の応援団もやったし、部活を辞めてなければできなかった経験もたくさんできました。辞めてなければ、大学にだって現役で合格してなかったかもしれません
だから、辞めてよかったと思ってますが、いまだに夢を見るってことは後悔してるんだと思います。すごく
当時の部活顧問と同じくらいの年になったいまの自分が、17歳の自分に言いたいのは「苦手を埋めるな、得意を伸ばせ」ってことです
ポジションはパワーフォワード、スラムダンクでいう桜木花道のポジションです。ゴール下でリバウンドを取ったり、パワープレイで攻めたりするポジションなので、フィジカル面の強さが重要なんですね
でもぼくはそこまで背も高くなかったし、なによりヒョロかったので、全然使い物になりませんでした。だから「苦手分野を補おう」と思って「太りたい人向けのプロテイン」みたいのも飲んでたし、筋トレもやってました。ゴール下でのプレイも練習しました
それでも全然ダメ。体質的なものなのか全然肉がつかなくてやっぱり当たり負けするし、ゴール下のテクニックでも体格差のある選手には敵いませんでした
「苦手を克服しなきゃ」と思いながらやる練習は楽しくありません。自分の出来なさ加減と向き合わなきゃいけないし、嫌々やるから成長も遅い
だから辛かった。全然楽しくなかった
いまとなっては「たられば」の話ですが、もっとシュートとかパスとか少しでも得意だと思えるところ、好きなところを伸ばせばよかった、と思います
もちろん苦手を克服することも必要ですが、そればっかりやってその時間を楽しめなければもったいない
1年生のときは、自主的に朝練にも行ってシュート練習してました。それくらいバスケが好きだった
そんな風に「好きだ」と思えることを続ければよかった
苦手ばっかり見ずに、自分の得意なところを伸ばせばよかった
っていうか、自分で決めた部活なんだから、楽しめよ
そうすれば、なにか違ってたかな
そうすれば、あんな辞め方しなくても済んだかな
そんな思いが、いまだに夢となって出てくるのかもしれません
あの頃はあの頃の自分なりに必死だったとは思いますが、17歳の自分にはどうしていいのか分かりませんでした
仕事の話。
大人になって、社会人になって、会社を辞めて、ボランティアになって、1年後にはまた仕事の世界に戻ります
得意なプレイスタイルはなにか
どんな練習を、自分は楽しめるのか
どんな能力を磨けば、試合に勝てるのか
どんな能力で、チームに貢献できるのか
自分の人生では、自分が試合に出続けるしかない
残り1年で戦い方を身につけないと
じっとしてても「なにが得意か」「なにが好きか」なんてわからないから、とにかく動かないと
挑戦してみて、なにがうまくできたか、なにがうまくできなかったか、なにが楽しかったか、なにがつまらなかったか、自分を知らないと
得意分野を極めて、今度こそ楽しまなきゃ
世界のどこかで、自分のポジション見つけよう
タケダノリヒロ(@NoReHero)
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