※旧ブログの記事をリライトしました
(初回:16年2月18日 編集:16年9月6日)
「ルワンダ事件簿シリーズ」です
一ヶ月間の語学訓練とホームステイを終え、いよいよ任地ルワマガナ郡のムシャセクターにやって来ました
今回は、ぼくがこれから2年間住む家を紹介したいと思います
そう、例のあの家です
劇的!ビフォー・アフター
以前から当ブログを読んでくださっている方々はご存知かと思いますが、20日前に一度任地訪問として職場と家を視察に来ていました
その時の衝撃は、こちらで書いた通り。この時は、派遣直前にもかかわらず問題が山積みでした
①カビとホコリが凄すぎて1分と入っていられない
②キッチンがない
③ベッドが5台ある
④壁をぶち抜いて各部屋をつなげる予定
⑤なぜか床が濡れている
ところが、これらの問題が一気に解決されていました
前室
前回はこんな感じでした
大家である神父さんが、この壁をぶち抜いて隣の部屋とつなげると言っていました
たった20日でそんな大改造出来んのかよ、と思ってましたが…
なんということでしょう
宣言通り、隣の部屋とつながっていました
しかもJICAとの契約通りイスやテーブルなどの応接セットも。さらに、ここに作業用の机も作ってくれるとのこと。ワクワク
キッチン
以前の隣の部屋は、こんな薄汚れたベッドと可愛らしいマイメロのブランケットが置いてあるだけでした
それが…
キッチンに!
ちゃんとシンクと水道があります!
ガスコンロも自分でセットして一応キッチンらしくなりましたし、「ガスコンロを置く台が欲しい」と神父さんに言ったら、快く引き受けてくれました
20日前は疑いしかありませんでしたが、もはや全幅の信頼を置いています。神父さん嘘つかない
客室
キッチン以外の部屋とも、こんな風につながっています
それが…
こうなりました
マットレスも新しくなって一安心
ディープなルワンダを知りたい人は、いつでも泊まりに来てください
寝室
どんよりとしていて、なぜか床が湿っていた寝室
それが…
こうなりました。もはや清潔感すら漂っています
壁も床も塗り直されていました
真新しいシーツで心地よく眠れます
蚊帳を吊るすフックもなかったんですが、神父さんに言ったらすぐに取付けてくれました
しかもぼくが買っておいた蚊帳がスクエアタイプで扱いづらいからということで、丸いタイプの蚊帳をタダでくれました
さらに、「服をかけるフックとかも欲しい」と言うと、「じゃあこんど買ってきてここに付けよう」と
神父さんあなたは神ですか
見た目は胡散臭さしかないですがなんて素晴らしい人なんだ…
浴室&トイレ
ちょっと気になるのは、バスルーム
「なんだ普通じゃないか、うちなんてボットン便所だぜ」「うちは水が出ないよ」「うちはトイレに屋根なんかないわよ」という声が各国の青年海外協力隊員から聞こえてきますが(おもにマラウイあたり)、よく見て下さい
なぜそこに付けた
大をすると確実に左背筋だけが鍛えられる位置にトイレットペーパーが装着され、シャワーを浴びると確実に床がびちょびちょになる位置にシャワーヘッドが装着されています
まあこれぐらいすぐ直せるのでいいんですが。水が通ってるだけでもありがたいです
まさかの事態発生
初出勤を終え、神父さん宅で夕飯をごちそうになりました
ウキウキした気分で、愛すべき我が家に帰ってくると…
なんだこれ
寝室に水たまりが…。
置いていたサンダルから水がしたたるレベルです
水不足の地域で、我が家から水が湧き出るというミラクル
誰かが侵入した形跡はありません。天井も濡れていないので雨漏りでもありません
ただ夕方にスコールが降ったので、床から雨水が染み出してきたのではないかと思われます。誰かクラシアン呼んでください
任地訪問時に、「きっと誰かが掃除してくれたんだ」と自分に言い聞かせていたあの謎の床濡れ
↑20日前に下見したとき
どうやらこいつが原因だったようです
これ雨季とか大丈夫かな…。
まあでも、いまのところは特に被害は出なさそうだし、ナチバーゾ(No problem)!
久々の一人暮らし楽しみます
タケダノリヒロ(@NoReHero)
ルワンダ事件簿シリーズ
ルワンダ事件簿①来月から働く職場と住む家を見てきたけど不安しかない。
ルワンダ事件簿②不安しかなかったあの家が!我が家のビフォー・アフター!
ルワンダ事件簿③世界一過酷で世界一雑!?なキガリマラソンハーフ完走!
ルワンダ事件簿④防犯対策し過ぎた自宅に窓をぶち割って侵入した話