知らなきゃ損!『インベスターZ』の得するお金の豆知識・名言まとめ

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こんにちは、マイブームは「おかゆ」、タケダノリヒロ(@NoReHero)です

投資がテーマのマンガ『インベスターZ』にハマってます。一気に最新巻の14巻まで読んじゃいました。Kindle unlimitedなら6巻まで無料です

作者は『ドラゴン桜』の三田紀房さん

まー勉強になる!何が勉強になるかというと、

実在する企業や起業家の例から、投資やビジネスについて学べる

金融・経済の歴史について学べる

これが超おもしろい。たとえばーー

「アルソックとセブンイレブンは同じビジネスモデルで展開している」

「『金は汚いもの』という思想が広がったきっかけは本能寺の変」

「ジャパネットたかたの高田社長はなぜ成功できたのか?」

「戦後日本の高度成長は、団塊の世代が頑張ったからではない」

「西郷隆盛や坂本龍馬がいなくても、江戸幕府は倒れていた」

気になるでしょー

前半にお金(金融・経済)に関する豆知識後半にお金や人生に関する名言をまとめました

軽い気持ちでまとめ始めたらとんでもない量(10,000字超)にw

イチから読むのが面倒な方は、目次で気になるところピックアップして読んで下さい

もくじ

インベスターZ あらすじ

主人公は中高一貫校にトップの成績で入学した中1の財前くん。 彼が半強制的に「投資部」に入れられるところから物語は始まります

この道塾学園は学費がタダなんですが、なんと投資部が稼いだお金で学校のすべての費用が賄われてるんです。食事も、施設の維持費も、教師の給料まで

投資部のメンバーは中1〜高3の各学年成績トップ6名の秀才たち。その先輩たちに教わりながら財前くんは投資の才能を開花させていきます

インベスターZ お金に関する豆知識

企業が起こす二種類の革命「動」と「静」

動とは驚き……世界が驚嘆する画期的な賞品を発売すること。革命的商品はあっという間に大ヒットし市場を席巻するが、技術をキャッチアップされると、他社との激しい競争にさらされる。企業生命は意外と短命に終わる場合も

静とは静寂……世の中を騒がせることはない。静かに日常に溶け込み世界を変えていく。真に優秀な企業とは静かに社会を動かす。派手な話題は発信しないが、顧客の立場になって細かい改善を行い、業績を伸ばし堅実に成長し続ける

ここではセブン&アイグループが静の革命を起こす代表的な企業として挙げられています

第3巻

日本の子供の経済観念は世界一

日本の子どもはお小遣いを持っている。世界的に見ると、無条件で子どもにお金を渡す国は珍しい。お金に関して自由な裁量と節度がある、それを教育するシステムもある(遠足のお菓子、駄菓子屋、おもちゃ・お菓子・文房具などの子ども市場)

第3巻

日本が投資から貯蓄の国に変わった理由

1930年代、「戦争に勝つために貯金せよ」という政府のプロパガンダのせい。日本人は投資が下手だと思われているが、それまでは投資が好きで上手だった。1730年、江戸時代の日本ではシカゴで誕生する100年も前に商品取引所が存在していた

第3巻

アルソックはセブンイレブンと同じビジネスモデル

警備会社(アルソック、セコム)とセブンイレブンは「ローカルネットワーク」という同じビジネスモデルを駆使して事業展開している

コンビニ→全国に出店し、地域の商圏に溶け込んで成長した

警備会社→全国に拠点を網の目のように張り巡らせて警備システムを充実させた

これによって、企業が次の手を打つのに不可欠な情報を全国レベルで入手可能に

コンビニ→地域住民の消費動向や生活スタイル

警備会社→契約家族の家族公正、暮らしぶり

セコムは一人暮らしの高齢者増加を受けて、老人からの要請にすぐに駆けつけるサービスを開始。介護付き有料老人ホームを開設し、医療の分野で成長

ヤクルトも同様にローカルネットワークを活かしており、海外展開にも応用

第3巻

世界の標準OSはWindowsでなく日本製のはずだった

名前は「トロン」。日本がWindowsより前に開発に成功していた画期的なOS。開発者は東大の坂村健(さかむらけん)

1989年、日本の自動車や家電製品で圧倒され、巨額の貿易赤字を抱えていたアメリカの圧力によって協力メーカーが撤退。文部省も教育用PCでのトロンの採用を取り下げた

OSとしてはアメリカ産に敗れるものの、今もその仕組みは国産の自動車やデジカメ、スマホなどに組み込まれ、広く活用されている

第4巻

派手な産業は意外と小さい

ゲーム産業は世界で6兆円、日本では8000億円しかない。セブン&アイグループ売上9.5兆円なので、一企業でゲーム産業以上の規模をもつ

じつは派手で目立つ産業は意外に小さい

映画市場は日本で1900億円。これは牛丼の市場規模の半分。紅しょうがだけでも100億円あることを考えると決して大きくはない

世間によく知られていて、特に若者受けする業界・業種ほど市場は小さく経済力は弱い

一方、地味に見える産業は思った以上に大きかったりする

自動車市場 50兆円
家電 60兆円
建築 50兆円
外食 30兆円
医療 40兆円
生命保険 40兆円

第4巻

「金は汚いもの」の発端は本能寺の変

織田信長が明智光秀に京都本能寺で襲われたとき、徳川家康は堺にいた。信長が倒れたという一報を聞き、家康はすぐに領地の三河へ戻る(「神君のご艱難」とされる家康最大の危機)

天下を取ったとき、どうすれば裏切りに遭わず安定した長期政権を築くことができるか?どうすれば民衆は逆らわずにおとなしく静かに暮らせるか?と考えた家康は、国全体を「そこそこ貧乏」な状態で統治する

そうすれば食うには困らないため、暴動も起きない。財力があると必ず権力を倒し取って代わろうとするため、幕府以外には金をもたせない。そのかわり、武士には身分が一番高いというプライドを与えた。武士は誇りのみに生き、町人は貧しくとも平穏な暮らしで満足

これが江戸幕府が300年続いた秘密であり、この価値観が現代にも受け継がれている

第5巻

ジャパネットたかた社長 成功の秘訣

ジャパネットたかたの高田社長はもとは佐世保のカメラ屋さんだったが、観光写真を撮る仕事から「商売とは何か」という定義に気づく

社員旅行や親睦会で客の写真を撮るが、客が下を向いている写真は売れない。そのため、レンズに顔を向けてもらうために、県民性や職業ごとの傾向を研究して会話術を磨く

この経験を通して、カメラ屋とはカメラ機や写真現像技術を売るのではなく「商品販売を通じてお客さんに満足してもらう」、これこそが商売だと気づいた

1990年長崎放送のラジオショッピングに5分出演して、コンパクトカメラが約50台売れたことにより、ラジオ通販事業に本格参入

営業をかけ、1年ほどで全国にラジオ放送のネットワーク構築。4年後にテレビ通販事業。99年に社名変更。2000年にカタログ販売事業を展開、インターネット事業をスタートし、現在のビジネスモデルがほぼ完成する

成功の分かれ道は、商売に対し、理念や信念を持ったか持たなかったか

第6巻

2100年には人口3450万人に!?

2004年12月に1億2800万人でピークを迎えた人口は、2100年には高齢者率40.6%人口は最悪3450万人にまで減ると予測されている。首都圏に人口が固まり、北海道、本州北部、四国、九州は誰も住んでいない荒れ果てた土地になる

第6巻

戦後日本の高度成長は団塊の世代のおかげじゃない

戦後日本が高度成長したのは、団塊の世代が頑張ったからではなく「人口ボーナス」があったから。人口が伸びれば経済も伸びる

近年では、タイ、インドネシア、フィリピンなど、人口の伸びと経済の拡大が比例している。日本ではそれが50年ほど早かっただけ、いまのアジア諸国と同じ現象を先に経験しただけ

終戦後ベビーブームによって爆発的に人口増加。消費が活発になり、産業が発展、賃金が上昇した。その結果、中流階層が厚くなり、社会が豊かになって経済大国へ成長

第6巻

日本の発展は「勤勉さ」でなく「国運」によるもの

日本が発展して豊かになったのは、国民が勤勉で努力したからではなく「国運」があったから

まず島国なので紛争が少ない。適度に狭いため流通網が整備しやすく、増加する若い労働人口を工業地帯に集中させることが容易に出来た

また、底抜けに脳天気な精神的特徴も影響。経済発展に絶対必要な条件は、自由、民主主義、競争

戦後日本は、アメリカから自由と民主主義を基本に統治しろと命じられ丸呑みしたが、その主体性の無さが幸いした

欧米的自由と民主主義を簡単に受け入れた国は意外と少ない。一部の特権階級が産業を独占している国が圧倒的多数

世界の大消費地はアメリカとヨーロッパであるため、社会システムが同じ日本は商売がしやすかった

西洋流をまるごと輸入して価値観すら一夜にして変えてしまった能天気さが経済にとって有利に働いた

また、他国と競争するうえで人件費などのコストで圧倒的優位に立てた

さらに、1950年の朝鮮戦争で武器や弾薬、必要物資の供給地として3年間米軍を支えたことが、日本の工業の生産力向上に大きく貢献した

第6巻

西郷隆盛や坂本龍馬がいなくても、江戸幕府は倒れていた

西郷隆盛や坂本龍馬なんていてもいなくても同じで、幕府はとっくに倒れていた。幕末にはすでに財政破綻をきたし、統治機構が制御不能に陥っていた

原因は国内の金が大量に流出したこと。海外との交渉において、金や銀の交換比率を間違えて相場よりずっと低い額で金を持ち出された

これによって超インフレ状態に。物価が急上し庶民の暮らしを直撃、不満が爆発する。幕府は破産宣言、唯一の資産である江戸城を明け渡した

明治維新を鳥の目(マクロ)で見ると、国家の経済破綻、当時の欧米列強によるアジア戦略、世界情勢といったものが見えてくる

世界と比較したら日本株なんてゴミ

東証一部と二部の上場会社はおよそ2400社。1社平均の時価総額は約2000億円

東証マザーズでは上場約200社で、1社平均の時価総額はおよそ160億円

一方、ニューヨーク証券取引所の上場社数は約2400社で、平均時価総額は9000億円超

ナスダックの上場社数は約2800社で平均時価総額は3000億円超

→アメリカ市場は日本市場よりはるかにデカくて、時価総額もベラボーに高い

第8巻

DMM成功の秘訣

もとはレンタルビデオ屋だったが、亀山社長が『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』を観て「未来にはレンタルビデオ屋ってなくなるんだな」と気づく(当時はインターネットがなかった)

人が作ったものを売るのではなく、作って売る側に回ることに。しかし映画を撮るほどの資金はなかったため、資金を細かく分けてたくさん制作できるAVへシフト

営業マンを東京に行かせてビデオ作品の版権を買い、レンタルビデオ屋に卸す。その後レンタルからセルに舵を切る。当時一般的だった「売り切り」(※)ではなく、お店にビデオを100本送って3ヶ月後に売れなかった分を返品してもらうやり方に

※定価4000円のビデオを2000円くらいで買い取ってもらう方法

80本返ってきたら20本の売上。富山の薬売りのような「委託販売」モデルだから営業マンがいらなくなった。売れ残りのリスクがないから店側も安心して棚に置けるし、売れそうなものを判断する必要がなく仕入れの手間が省ける

委託販売の最大の利点は「確証あるデータ」が集まるようになったこと。売り切りモデルでは分からなかった売れる商品の傾向(どの作品やジャンルが売れるか)が具体的な数字としてわかるように

データを分析、売れる作品だけを撮影、ビデオを作る。さらに一商品ごとに売上情報を管理できるPOSレジを開発し、無料でお店に配ることで早く膨大なデータを集め製作効率を上げた

物流や生産コストが下がり制作費が潤沢になることで、スタッフの報酬アップ。さらに品質の高い作品ができるという好循環が生まれる

1998年にインターネット時代が到来し、他社に先駆けて配信事業をスタート。映画は版権処理に時間がかかるが、AVはすべてメーカーとして権利を握っていたので素早く対応できた

第9巻

個人商店の掟「3S」

個人商店に大事なのは「スリム、シンプル、スロー」の3S

スリム=極力少人数で低コスト

シンプル=扱う品数が最小限

スロー=あまり忙しくないこと(体力を使わない)

第11巻

意外と知らない、世界でぶっちぎりの日本企業

シマノ…自転車部品では世界最大のメーカー。欧米で高級自転車の変速機と言えば「シマノ」が代名詞。自転車愛好家の間では絶大な人気ブランド。釣具でも有名

オルファ…「折る刃式」カッターが世界の基準

YKK…ファスナーは世界シェア45%

シチズン…腕時計は中価格帯市場で世界シェア5割超

マキタ…電動工具で世界シェア2割

ブリヂストン…世界で15%のシェアを誇るタイヤのトップメーカー

オリンパス…内視鏡の世界シェアトップ

旭硝子…板ガラスの世界シェアトップ

ヤマハ…世界のピアノの3分の1はヤマハ製

日本電産…精密小型モーターなど38の製品が世界シェア1位

安川電機…産業用ロボットで世界トップ

白鳳堂…化粧筆で世界シェア6割

ミクロ発條…ボールペン用精密バネで世界トップ

その他、ダイキン、キャノン、村田製作所、信越化学工業、クラレ、ファナック、堀場製作所などなど

第12巻

地方経済が弱くなった理由と再生のコツ

地方の企業が事業のためにお金を借りなくなったから

長引く不況で地方の人たちの視野が狭くなり、お金を使うという発想が弱くなって魅力的な事業アイデアが出にくくなってしまったことが大きな要因

しかし自分たちの価値や立ち位置をグローバルな視点で見直し、再定義したうえで事業を考えていけば、地方でお金を活用するアイデアはいくらでも出てくる

例)ハウステンボス

中国や韓国など他国から観光客が来るという視点で、自分たちの価値を再定義。新たな設備投資を行い、危機的状況にあった事業をV字回復

第12巻

企業の3つの利益

営業利益…売上高から商品の原価や人件費、広告宣伝費などを差し引いて残るお金。本業が生み出す利益。サラリーマンで言えば、給与から年金や保険料などを引いて口座に振り込まれる「使えるお金」のこと

経常利益…営業利益に預金の利息収入や為替差益、不動産賃貸収入など「財務活動で生じる収益」を足した金額から、借金の利息支払いや為替差損など「財務活動で生じる費用」を引いて残るお金。サラリーマンで言えば給与の手取りに副業の収入と費用を足し引きしたもの

純利益…最終利益とも言う。経常利益に本業とは関係ない土地売却などの特別利益や特別損失を加減し、さらに税金を引いたもの。最終的に会社に残るお金

企業を見るポイントは、稼ぐ力を表す営業利益と経常利益。とくに経常利益は会社活動の総決算。会社の収益性を把握する判断材料として金融機関や取引先がもっとも重視している

第13巻

経営者の2タイプ「スイッチ型」「ツマミ型」

スイッチ型…オンとオフの二つで思考が完結している経営者。なくすものはなくすと決めて全部パチパチとスイッチを切る。すると会社の中に仕事の本質だけが残り、全員集中して取り組むため業績は急上昇する

ツマミ型…日本に多い経営者タイプ。ツマミをゆっくり回しながら調整を図る。各方面からの意見を聞いて丸く収めようとする。無駄な仕事が膨大に増えて、社員は疲労困憊。業績も下降しがち。ただし、みんなに気を遣うような人間が必要とされる場面もたくさんある

第13巻

国が持たせた庶民の「マイホーム」への憧れ

戦前まで日本では都市の7割の人が借家に住んでいた。江戸時代までは個人が自由に売買できる土地の私的所有権はなかった

土地の私的所有権が確立されたのは明治6年の地租改正以降。しかしそれでも土地の所有権を持ったのは財閥など一部の金持ちのみ

転機は1945年の敗戦。急激なインフレにより、貸屋の建築費は戦前の200倍に高騰。地租・家屋税の税率も急上昇し、貸屋業は戦後全く採算の取れない事業に。戦前からの家主は没落し、都市の住宅供給は完全に停止

国土の価値はどん底だったが、1950年の朝鮮戦争で国内の工業が復活、1955年頃から高度成長時代が始まる。これにより日本の地価は急上昇。1958〜61年の岩戸景気のときに生じた地価上昇幅は80年代の土地バブルより高い数値となった

理由は急速な工業化農地から大都市への「民族大移動」にともなう宅地開発。ここで都市に集中する人口を定住させるための住宅問題が発生

そこで阪急阪神東宝グループの創始者小林一三「この家はあなたのものです」という宣伝文句を掲げた。鉄道を敷き、終着駅に娯楽施設やデパートを建て、その間に駅をつくり周辺を宅地造成。一般の労働者に住宅ローンで金を貸した

鉄道を中心とした金融と住宅・流通サービスのパッケージを完成させ、日本に一大産業を誕生させた(小林モデル)。これを高度成長時代にあらゆる鉄道会社がマネし、1950年には住宅金融公庫が出来て国も不動産取得を後押し

1960年には「マイホーム主義」が流行語となり、一戸建て購入が大ブームに。家を買うことが庶民の目標となった

第14巻

インベスターZ お金・人生に関する名言

的外れなところで頑張ることに価値はない

神代:一流になれないもの目指してどうすんの そんなの無駄な努力だよ
財前:一流になれなくても一生懸命頑張ることに価値があるんじゃないですか!
神代:的外れなところで頑張ることに価値なんてない!

第1巻

欲を持ったら努力するしかない

最初の投資をビギナーズラックで成功させた財前。それによって欲を持ってしまった彼に、投資部主将の神代から一言

そうなってきては神様は助けてくれない

あとは自分の力で成功を勝ち取るしかない

人間欲を持ったら努力するしかない

ー 神代圭介

第2巻

人生には出口戦略が必要

結果が欲しいなら入り口ではなくて先に出口を考える

これはもはや世の中のルールと言っても過言じゃない
ー 月浜蓮

未来を予測する力

投資の勉強とは…正解を知ることではない

問題を作ること その問題を誰よりも先に解くこと

一般的な勉強って テキストに書いてあることが正解で 過去に作られたレールの上を歩くようなもの

投資で考えれば 過去の分析と必勝法を学ぶことと思ってました

でもそれは過去の解答を頭にムリヤリ詰め込んでいるにすぎない

そんなもの…投資には何の役にも立たない

投資に一番大切なことは未来を予測する力 

社会の人々を幸福にするために将来どういう問題を解決すれば良いか

これを想像して自分で答えを導き出すこと

そのための努力を続けている企業を見つけて投資せよ

そういうことじゃないですか?

ー 財前孝史

第2巻

投資とは荒野を宝の山に変えること

投資とは宝の山に群がることではない!

荒野を宝の山に変えることだ!

ー 神代圭介

第2巻

投資家として一流になりたいなら

値段の半分は広告費である高級時計を買った藤田に対して財前の一言

投資家として一流になりたいのなら 

自分の中で絶対に価値のあるもの以外お金を払うべきじゃない

ー 財前孝史

第3巻

最も得意とする分野で、長く一生懸命働く

人々がそれぞれの最も得意とする分野で できるだけ長く一生懸命働けば それだけ社会が富む

ー ウォーレン・バフェット

第3巻

リスクとは何をやっているかわからない時に起きる

成功したいならまず相手を知れということ。

リスクとは自分が何をやっているかわからない時に起きる

その企業について論文を一本書けなければ株を買ってはいけない

ー ウォーレン・バフェット

第3巻

株式市況に異議あり!と申し立てる

大きな利益を上げる秘訣とは…… 現在の株式市況に…… 異議あり!と申し立てること!
みんながすでに評価してしまっている株を買っても意味がない

なぜなら市場の評価がはっきりしていて流動性も高い株は割安ではないからだ

みんなが安いと思っている株に「そうではない」と異論を堂々と展開すること!

一般的な評価が現実より低く見積もられている株を正当に評価すること!

それが本当の投資!

バフェットがアナリストたちの否定的な意見を乗り越えて一つの銘柄に資産の75%を賭けたように!

ー 財前孝史

第3巻

人の人生にたいした価値などない

人の人生にたいした価値などない!

人というのは皆……なにかに縋って生きてゆくものなのだ

ー 藤田家現当主

就活は3億円の投資。人の一生などたかだか3億円。縋る相手=企業が存在しなければ仕事も給料もない。そういった不自由な状況だからこそ投資先はよく吟味して考えに考えて決めなくてはならない

人生の投資に失敗する最大の原因は、「自分は生まれながらにして自由」「自分の価値は高い」などと思い違いをして、縋る相手を正しく見極めることができないから

第4巻

相談して出した結論なんてロクなもんじゃない

優秀な人間であっても相談して出した結論なんてロクなもんじゃない

ー 神代圭介

日本企業の体質が弱くなっている最大の原因は、サラリーマン社長が増殖していること。一人で決めないため、責任逃れしてしまう

第6巻

ベンチャーで成功=ファーストペンギンになる

ベンチャー企業で成功するということはファーストペンギンになるということだ!

ー リッチー

ファーストペンギンになれば、危険を伴うが魚がたらふく食える。あとから来ても魚にありつけないことも多い。勇気を持って新しいことにチャレンジすることがベンチャーの世界では重要

第6巻

失敗とは同じ過ちをくり返すこと

失敗というのは同じ過ちをくり返すこと 

はじめてチャレンジしたことで良い結果が出ないのはあたり前…… 

れを失敗と思うことなんてないわ

ー 藤田美雪

第7巻

成功は型によってもたらされる

必要なことは型にはまること! 成功はすべて型によってもたらされるのよ!

ー 藤田美雪

自分の考えなんていらない。アイザック・ニュートンの言うように「巨人の肩に乗る」ことが重要

第7巻

有名企業のカッコイイ社是

出光興産 「人間尊重」

日清食品「決断なき上司は無能と思え。社長に直訴せよ。」

サントリー「やってみなはれ」

永谷園「味ひとすじ」

Google “Great just isn’t good enough.” (『すばらしい』では足りない)

「はじめに言葉ありき」と新約聖書の一節にあるように、言葉が意識を生み出し、意識が行動を生み出す。言葉は人間の心を動かす最強の武器

第7巻

イノベーションは周りの反対から生まれる

ベンチャーとはイノベーション! 変革を起こすこと! 今まで世の中になかったこと 誰もやっていなかったこと…… それらを実現させて今日の非常識を明日の常識に変えるのがベンチャーだ

はじめからみんながイイと言うものなんて常識と一般論の塊でしかない

周りが……そんなもん無理に決まってると言って相手にしないものこそが変革の出発点だ

イノベーションは周りの反対から生まれる! これは絶対の真理!

ー堀江貴文

第8巻

ビジネスにおいて一番大事なのは行動力

みんな自慢のアイデアを引っさげて俺のところへ相談に来るけど…… 俺は話を聞いてもたった一言しか返さない シンプルに「やればいいじゃん」って……

するとみんな拍子抜けした顔して帰っていく 彼らがそのあとビジネスを始めたかというと誰も始めない アイデアがまだ弱いだの準備が足りないだのなんだかんだ理由をつけて思い悩んでる

成功って実はものすごく簡単…… やればいいだけのこと

美人の隣に座れるのは…… 美人に告白した男だけだ……

ー堀江貴文

第8巻

ベンチャーとは無理を実現すること

ベンチャーとは…… 無理を実現させてビジネスに変えることだ

世の中の人々がそんなこと現実にありえないとか空想の世界の話だとか言って 誰も手をつけようとしないことに果敢にチャレンジして具体化させること……それがベンチャーだ

そして無理が無理でなくなったとき人々は驚く いっせいに飛びつく

商品は爆発的に売れる 巨大な利益を生みビジネスとして大成功する

何事もはじめから無理と決めつけて挑戦しないヤツに起業する資格はない

やめてしまえ

ー堀江貴文

第9巻

面白いものは論理でなく感情で出来ている

面白いものって論理じゃなく……感情でできてるんだよ

感動と言ってもいい

ベンチャー起業家になって世界を驚かすような商品やサービスを生み出したいのなら

まず自分が感動してその喜びを仲間と共有する経験をしないとね

ー堀江貴文

第9巻

商売とはマーケット管理

商売というのはね……マーケット管理なんだよ

どういうお客さんにどういう商品を提供するのか

どうやって適切な商品やサービスのサイクルを作りそれを円滑に回していくのか

ー喫茶店のマスター

第11巻

売るべし買うべし休むべし

相場の格言に「売るべし買うべし休むべし」というものがある

投資の素人は利益が出ると「もっと」と欲を出し 損をすれば「取り返さなくては」と焦る

みんな気持ちが空回りして頻繁に売買をくり返すが たいてい良い結果にはならない

相場で勝つ人は売買にメリハリがついている

一つの取引が終わったら相場から一歩退き 冷静になって次のチャンスを待つ

相場というとみんな売りと買いだけしか考えられないが ときには休むことも重要なんだ

ー神代圭介

第11巻

集中投資は5銘柄まで

株を保有するのは子どもを持つようなもの 目が届かなくなるほどたくさん抱えてはいけない

保有するのはせいぜい5銘柄

ーピーター・リンチ

分散投資は富を守り 集中投資は富を築く

ーピーター・リンチ

第13巻

 

以上、ここまで全部読み切った方には拍手を。お疲れ様でした

お金の話に絡んで、朝鮮戦争とか地租改正とか金と銀の交換とか、歴史の授業で習ったことが出てくるのが面白いですねー

学生のときに時代順に勉強した歴史を、「お金」っていう軸で繋いで改めて見てみると楽しいかも

最新巻が出たら随時更新していきます!

まだ読んでない方は要チェックですよー

タケダノリヒロ(@NoReHero

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