バイオガス農家訪問!謎の黄色い飲み物を頂きました

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ルワンダ青年海外協力隊のタケダノリヒロ(@NoReHero)です。

東部県ルワマガナ郡のムシャセクター(村役場的なところ)で、コミュニティ開発やってます。

今日は、バイオガスを自作しているお宅を同僚と訪問。

変な黄色い飲み物を頂いたりと新鮮な体験の出来た1日でした。

庭にバイオガスプラント?が

オフィスで作業していると、同僚が外に行くと言うので着いていくことに。

よく分かりませんが「バイオガス」がなんとか、と。

バイオガスとは、

乳牛や豚などの糞尿や、食品残渣などの有機性廃棄物が嫌気性微生物の働きによってメタン発酵することで発生するガス

引用元:バイオガスとバイオガスプラントについて – バイオガスのエコハート

です。

要はウシやブタの糞尿や食べ残したものなどを混ぜて作るガスのことですね。

道すがらトウモロコシ畑の前で同僚に「イビゴーリ(トウモロコシ)って知ってる?」と聞かれました。

「知ってるよ。日本語ではトウモロコシだよ」と教えると、よほど響きが気に入ったのかずっとトウモロコス、トウモロコスと言っていました。かわいい。

そうこうしながら15分ほど歩いたところ、とある民家に到着。

大きなウシさんが。

 

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奥にはビニールハウスのような設備。

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ビニールハウス下部の緑のシートは、触るとブヨブヨと中に液体が入っている感触がしました。

両端にはパイプが付いてます。ここからウシの糞尿を流すのかな。

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同僚とこの家の方が何を話してるのかはほとんど分かりませんでしたが、このガスを調理に使うんだと言っていました。

ルワンダでは、いまだに多くの家庭が調理にガスではなく薪や炭を利用しています。

しかしそのコストが高く、入手も容易ではないため、燃料を節約するために煮沸せずにそのまま水を飲んでしまう人も多いんです(学校でのアンケート参照)。

もしバイオガスが普及出来て薪や炭の代替エネルギーとなれば、ぼくが取り組んでいる水因性疾患(下痢など)の予防にもつながるかもしれません。

こんな手もあるんだなー。

もうちょっとバイオガスについて勉強したいので、分からなかったルワンダ語を調べて同僚に聞いてみます。

謎の黄色い飲み物

働いていたお兄さん。

わざわざ作業の手を止めて「写真撮ってくれ」と頼まれました。

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ご飯食べながら作業を見守る子ども。

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「♪消〜臭〜力〜」

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ウシ小屋の隣では何かの液体を草で濾して、ジェリ缶(黄色い灯油缶みたいなの)に入れています。

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これもバイオガスに使うのかな?と思っていたら、お兄さんがそれをコップに波々と注いで「飲んでいいよ」と。

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どう見てもお◯っこやん。

そこのウシから出たやつでしょ

「これほんとに飲んで大丈夫?」

「大丈夫大丈夫!」

 

仕方ないので恐る恐る飲みました。

 

うまい!

 

バナナジュースでしたー。
てってれー

 

隣でバイオガス作ってたから、てっきりアレかと思ってしまいました。

数時間経った今でもお腹の調子は悪くなってないので一安心。

新たな経験を詰むことの出来た1日でした。

タケダノリヒロ(@NoReHero

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