【更新 2018/06/14】
ルワンダと言えばココ!おすすめ主要観光スポット
「ルワンダと言えばココ!」という、おすすめの主要観光スポットを紹介します。
キガリ・ジェノサイド・メモリアル(Kigali Genocide Memorial)
キガリ市内にある虐殺祈念館。入場無料です。
キガリ虐殺祈念館(Kigali Genocide Memorial)避けては通れないルワンダの過去
Kigali Genocide Memorial – A place for remembrance and learning
イネマアートセンター(Inema Art Center)
カフェ併設のおしゃれなアートギャラリー。
イネマ・アート・センター(Inema Art Centre)ルワンダNo.1アートギャラリー
Inema Arts Center | Rwanda
キミロンコ市場(Kimironko Market)
何でも売ってるローカル市場。布を選んでオリジナルの服をつくってもらうことも可能です。
価格や作成に必要な日数は要相談。
キガリ・ハイツ(Kigali Heights)
2017年にオープンしたばかりのショッピングモール。お洒落なアパレルショップやジェラート屋さん、本屋さんなどが入っています。
アカゲラ国立公園(東部)
ルワンダ北東部・タンザニアとの国境付近にある国立公園。サファリの主役とも言われるビッグ5(ライオン・ヒョウ・サイ・ゾウ・バッファロー)が2017年に揃い、ルワンダ観光の主軸として推されています。
【各種料金】
- 入園料:外国人 35USD、EACレジデント 25USD(12歳以下は割引、5歳以下は無料)
- カーチャージ:7.5USD(一台あたり)
- カーチャーター(車両・ドライバー・ガイド含む):半日 175USD(5時間)、一日275USD
- パーク・エンプロイド・ガイド:半日 25USD、一日40USD
- コミュニティ・フリーランス・ガイド:半日 20USD、一日30USD
- マップ:1,00RWF
- ガイドブック:2,500RWF
※料金は2017年11月22日時点。
フイエ・マウンテン・コーヒーツアー(南部・フイエ)
キガリから約3時間のフイエ。ルワンダ第2の都市であり、国の主要な輸出品であるコーヒーの産地でもあります。
1時間の「Short trip」コースなら25USD。コーヒー生産の様子を見学して、現地で美味しいコーヒーをいただくこともできます。
キブ湖(西部・キブイエ)
ルワンダ西部にあるキブ湖。内陸国ルワンダですが、さながらビーチリゾートのように観光地化されています。キブイエはカロンギ(Karongi)とも呼ばれています。
キブ湖の観光エリアとしてはギセニ、キブイエ、ルシジの3箇所があります。
ギセニ、ルシジはコンゴ民主共和国との国境に近く、あまり治安が良くないとされるので、旅行するのであればキブイエをおすすめします。
ルワンダ・エリア別観光情報
ルワンダは、首都キガリ、北部県、東部県、南部県、西部県の5つのエリアに分けられます。詳しくは各詳細ページをご確認ください。
ルワンダに来る前に!注意すべきこと
【両替】日本円は両替できません
基本的に日本円はルワンダでは両替できません。必ずUSドルでお持ちください。
街中のATMでもクレジットカードのキャッシング機能で現金を引き出せるようですが、「カードがそのまま吸い込まれてしまった」という話も聞くのでおすすめはできません。
USドルを両替する場合も、小額紙幣はレートが悪くなってしまうので、100ドル札や50ドル札で両替するとお得です。
【気候】アフリカだけど涼しいです
アフリカで、しかも赤道に近いので暑いと思われがちですが、ルワンダは涼しいです。気温は年間を通して15~25℃。
暑くもなく寒くもなく過ごしやすい日が多いですが、朝晩は冷えることもあるので薄手のパーカーやジャケットなど羽織れるものがあると便利です。
ダウンジャケットなど大げさな防寒具はいりません。
参考:ルワンダの気候・旅行にオススメの季節・持っていくべき服装は? (ルワンダノオト)
参考:海外ホームステイ・長期滞在に便利な持ち物リスト25~途上国向け~(タケダノリヒロ.com)
【写真】撮る前にひとこと声をかけて
見たこともない風景や素敵な表情を見かけたら、ついパシャパシャと写真を撮りたくなってしまいますよね。
でも、ルワンダには写真が嫌な人もたくさんいます。なので、人やだれかの所有物を撮るときは必ず確認してから撮るようにしてください。確認するときは「Photo OK?」で十分通じます。
本当に断られて撮れないこともよくありますが、そのときは諦めましょう。
逆に子どもたちは頼んでもないのに勝手にポーズをキメてカメラ待ちしてることも多いので、そんなときはどんどん撮ってあげてください。自分が映った姿を見る機会も少ないため、撮った後に画像を見せてあげるととても喜びます。
それと、空港では、敷地の中でも外でも、絶対に写真を撮ってはいけません。ルワンダに限らず、基本的に空港では安全・保安上の観点から写真撮影は禁止されています。
私がそれを知らずにキガリ空港を外から撮ったときは口頭での注意で済みましたが、場合によっては逮捕・拘留されることもありますので本当にお気をつけて。
またルワンダの街中には警官がよく立っているのですが、彼らを写しても怒られるそうなので、写真を撮るときは警官が入らないように気を付けてください。
【虐殺】日本語でも会話に気を付けて
ルワンダでは、映画『ホテルルワンダ』などにも描かれたジェノサイドが1994年に起きました。フツ族とツチ族の民族対立に端を発した大虐殺です。
あれから20年以上が経ちましたが、国内ではジェノサイドについて口にすることはタブーとなっています。ラジオなどでは普通に話題になっていますが、日常会話では話題になることはほぼありません。
日本語の会話でも単語だけは現地の方々にも伝わってしまうので、以下の言葉は口にしないよう気を付けてください。
「ジェノサイド」→「虐殺」など
「ツチ」→「T」など
「フツ」→「F」など
ジェノサイドにも関わることなので、出身地や年齢、家族について安易に聞くこともおすすめできません(なので初対面のルワンダ人とは話題選びになかなか気を遣うのですが)。
【交通】移動は明るいうちに!
ルワンダは「アフリカ一治安のよい国」と言われており、夜でも平気で出歩くことができます(まったく危険でないわけではありません)。
ただし気をつけたいのが交通事故。比較的おだやかなルワンダ人ですが、無理な追い越しやスピードの出し過ぎ、車間距離の詰めすぎなど、運転マナーは日本と比べると悪いです。
特に日が落ちて(夕方6時ごろ)からは視界が悪くなり交通事故の確率も高まるので、それまでに移動を完了させておくことをおすすめします。
【治安】犯罪がないわけではない
「アフリカ一治安が良い」と言われるルワンダですが、もちろんまったく犯罪がないわけではありません。
在留邦人で特に被害が多いのが窃盗。市場やバスターミナル、バスの車内などで、携帯電話や財布を盗まれる事例は少なくありません。
リュックの外ポケットや、ズボンの後ろポケットなど、すぐに取られてしまうところには貴重品を入れないようにしましょう。
【ビザ】アライバルビザは2018年から
ルワンダの入国にはビザが必要です。
詳細は『ルワンダ渡航情報~ビザ・インビテーションレター・予防接種は必要?~』をご確認ください。
2018年1月1日から、どの国籍でもルワンダのアライバルビザが取得可能になりました(これまでは一部の国に限られていた)。
来年1月1日から、どの国籍でもルワンダのアライバルビザが取得可能に。
現行の制度では、日本人の場合は事前申請が必要。
これでルワンダ訪問がより活発になりそう。https://t.co/w0Rzp17suf https://t.co/cC2I64oW4m
— ルワンダノオト (@Rwandanote) 2017年11月20日
それから、環境保護のためビニール袋の持ち込みが禁止されています。空港の係員にもよりますが、スーツケースやバックパックを開けて没収されることもあるので、最初から持ち込まないほうが無難です(私は衣類圧縮袋など普通に持ち込めましたが)。
【病気】受けるべき予防接種とかかりやすい病気
A型肝炎、B型肝炎の予防接種が推奨されています。
またマラリアも多いです。マラリア原虫を媒介するハマダラカは日が出ていない時間帯(夕方~明け方)に活動するので、夕方以降は蚊に刺されないように気をつけましょう。
お腹をこわすことも多いので、衛生状態が悪そうなお店や屋台のサラダやしっかり火の通っていない卵料理・肉料理は避けた方が無難です。
こちらも詳細は『ルワンダ渡航情報~ビザ・インビテーションレター・予防接種は必要?~』や、外務省のWebサイトでご確認ください。