タケダノリヒロ( @NoReHero)
昨日、2018年4月15日をもって29歳になりました。お父さんお母さん、いままで産み育ててくれてありがとう。
20代最後の年に、人生の一大事が一気に押し寄せすぎてワタワタしています。
まず結婚。今週、2年ちょっと交際を続けてきた彼女と婚姻届を出す予定です。
それからアフリカ渡航。今年の1月まで青年海外協力隊として2年間活動していたアフリカのルワンダに戻ります。
そこで何をするかというと、起業です。スタディツアーを中心とした事業で会社を興す予定。
結婚、アフリカ渡航、起業 ーー これからまだ70年くらい生きるであろう私の人生においても、こんなビッグイベントが重なることはそうそうないと思います。
そんな人生のターニングポイントを迎えるにあたって、次のステップへ心おきなく踏み出すためにフレンドファンディングの「polca」というサービスを利用して「応援金」を募ろうと思い立ちました。
ポルカ企画ページ「結婚記念!式を挙げて夫婦でアフリカに旅立ちたい!」
誤解を恐れずに言えば、もっとお金があれば余計な心配せずに挑戦できるのに! いつも応援してくれてる人にも恩返しできるのに! という思いから始めた企画です。
ふだんからブログやSNSを見て支えてくださっている方も、リアルでつながっている友人・知人のみなさまも、はじめてこのブログを読んでくださった方も、私と彼女がこれからどんな人生を歩もうとしているのか、その考え方に共感していただけるところがあれば、応援してもらえると幸いです。
結婚式で両親に感謝を伝えたい
前述のとおり、今週彼女と入籍します!ついに!
先日『彼女と同棲始めました。楽しいこと・つらいこと・ストレスのタネ!?』という記事でも馴れ初めは簡単に書きましたが、2年間の遠距離恋愛を乗り越えて、3月末から埼玉でいっしょに暮らしています。
8月に結婚式を挙げ、式が終わったらルワンダにふたりで行く予定です。
彼女ももともと青年海外協力隊の隊員だったのでアフリカに行くことにも抵抗はなく、「ノリくんのやりたいことを応援することがいま私がやりたいこと」と言ってくれるほど良い彼女なのです。ほんと良い人です(株を上げるためにゴマすりしてるわけではなく)。
私自身は「結婚式はしなくても良いかな」と思っていました。でも、「式を挙げて、きちんと親に感謝を伝えたい」という彼女の言葉が決め手となり、挙式をすることに。
彼女はこれまで協力隊としてアフリカに2年間行ったり、それ以外にも海外勤務が多かったりしたので、ご両親はとても心配されていたようです。結婚をすれば物理的に家を出るだけではなく、名字も「竹田」になって精神的にも親元を離れることになります。
ご両親にはこれから起業しようとする不安定な身の私との結婚を許していただいたことや、またアフリカに行くことでどうやっても心配をおかけすることになってしまうので、せめて節目となる結婚式だけはきちんとした形で実施して、しっかり感謝の気持ちを言葉にして伝えたいと思っています。
そしてそれは彼女のご両親だけではなく、私の家族に対しても同じです。私立大に行かせてもらって、留学させてもらって、せっかく入った会社もいつの間にか辞めてアフリカに行ってしまって、心配ばかりかけていたので、せめて「いままで育ててくれてありがとう」という感謝を伝える場にしたいと思っています。
お金が……!
しかし、問題となっているのは「お金」です。
「両親に感謝を伝える」という目的を達成するための結婚式場を探して、5つの会場を見学してきました。
この1週間しんどかった……。
その中から式場の雰囲気や料理、アクセスなどを踏まえて、ちょこちょこ険悪なムードにもなりながら話し合いを重ねてようやく会場を決定。
この会場で式を挙げるには約300万円が必要です。これはプランナーさんと交渉して、かなり値下げしてもらった値段であり、全国平均の約354.8万円(参考:ゼクシィ結婚トレンド調査2017)よりもだいぶ安くしてもらっています。
もうすこし安く式を挙げられるプランもあったのですが、「ゲスト(特に親)に喜んでもらうこと」が第一条件なので、「この料理微妙だな……」「スタッフのサービスがいまいちだな……」「会場が遠くて疲れるな……」などとは思ってほしくないのです。そのため、我々がまかなえるギリギリの費用で、かつクオリティも担保できる式場を選びました。
この300万円、私たちふたりの貯金、親族・知人からのお祝い金やご祝儀を合わせれば、出せない金額ではありません。それにハレの日のことなので気前よく払いたいとも思っています。
ですが、直近の生活費やルワンダへの渡航費(ふたりで片道約20万円)、現地での新生活コストを考えると後ろ髪を引かれる、というのが正直なところ。
節約生活
なので、我々がいま励んでいるのが節約。月の食費はふたりで2万円と決めて、できるだけ出費を抑えて貯金にまわそうとしています。毎日チラシの特売をチェックしたり、スーパーやドラッグストアのポイントを貯めて使ったり、嗜好品を買うのを我慢したりーー。
今日のお昼はうどんを作ることにして、スーパーに買い物に行きました。100円のかまぼこを買ったのですが、その隣に150円のごぼう天があり、「ごぼ天って美味しいよね」と手が伸びかけたものの「いや、おれらにごぼ天はまだ早い」と考え直し、レベルが上がったら(収入アップしたら)ごぼ天を買おうと合意しました。
たまに会話がひもじすぎて「戦時中かよ」と思ってしまうこともありますが、ふたりなのでそれもまた楽しく、笑って乗り切れています。うどん美味しかったです。ぜいたくは敵。
収入は?
節約も大事ですが、もっと簡単にお金を増やす方法は収入を上げることですよね。
現在の月収はGoogleAdsenseというブログに貼る広告収入で2~3万円程度、それからライターとして記事を書いて1.5~3万円程度。合計5万円前後です。
収益化は今年の1月に始めたばかり(※)。結果が出るのはもうすこし先になりそうです。
※青年海外協力隊には「利益を得てはいけない」というルールがあるため。ブログ自体は先月16万PVになるほど伸ばせたものの、収益化は出遅れています。
ブログだけではなく、個人事業主としての活動もまだまだこれから。ルワンダ旅行のコーディネート、ルワンダ進出コンサルティングなどを主な事業として掲げていますが、埼玉に引っ越して以降は家のことで手いっぱいで、まだWebサイトすら完成できていない状況。
バイトすれば?
「じゃあバイトでもすれば?」という声はごもっともです。コンビニや居酒屋のバイトでも、がんばれば月10万円くらいは稼げて家計は楽になると思います。
でも、いまは種をまく時期。ブログの基盤を作ることさえできれば、これから長期にわたって月10万円、20万円の収益を半自動的に生み出せる収入源を確保できます。
その準備にかけられる時間と労力を労働集約型の仕事に費やしてしまうのはものすごく勿体ないと思っているので、目先のお金にとらわれず粛々とブログおよび個人事業を伸ばしていきます。
なぜいま結婚するの?
「じゃあ結婚をもっと後にしたら?」という声もわかります。でも、すでに30歳を越えている彼女の年齢と、それによる出産のリスクを考えると、極力早く結婚して子育てに臨める態勢を作りたいのです。
彼女も働こうと思えば働けるのですが、8~9月には日本を出ることを考えると短期間だけ就職することは難しいので、派遣のバイトを始めつつ、ほかにもスキルを高めつつ収入を得られることを模索しているところです。
起業したい、結婚したい、式も挙げたいし、子どももほしい、と言うと「わがままだ」「ぜいたくだ」と思われるかもしれませんが、一度きりの人生、やりたいことはできることなら全部やりたい、という気持ちは分かって頂けると思います。
むしろ、私のブログやSNSをチェックしてくださっている方々は、そういう「やりたいことをやりきる。そのために自分で道をつくる」という私の姿勢に共感して頂いているのだと思っています。
その意味でも、納得のいく結婚式を挙げて、晴れやかな気持ちでルワンダでの新たなステップを夫婦で踏み出したい。しかしながら、そこにはお金の不安と負担が伴うので、polcaを通じて「応援金」を募集したい、というのがこの記事でお伝えしたかったことです。
polca(ポルカ)とは
今回私が利用している「polca(ポルカ)」とは、「やりたい事を思いついたら、企画をたて、必要な金額を友だち同士で集めることができる」というアプリ。
最近「クラウドファンディング」という社会的に意義のある取組みを応援する募金システムが広まってきましたが、要はその内輪版です。
クラウドファンディングではNPOの支援や新規事業立ち上げの支援など公共性の高いものが多いですが、ポルカでは「友達と旅行に行きたい」「仕事の能率を上げるためにMacを新調したい」など、よりプライベートな企画が多いのが特徴。
そこで私も【結婚記念!式を挙げて、気持ち良く夫婦でアフリカへ旅立ちたい!】という、企画を立てました。
・方法:大変お手数ながら、アプリのダウンロード(無料)が必要です。まずは企画ページにアクセスしてください。
・応援してほしい金額:500円に設定しました。クレジットカード払いとなります。
・お返し:ルワンダのお土産
→ルワンダから送るか、日本一時帰国時に送付。ルワンダからはめちゃくちゃ時間がかかり届かないこともあるので、気長にお待ちいただくことにはなります。が、必ずお送りします。
集まったお金は、全額結婚式の費用に充てさせていただきます。そこでお金がすこしでも浮けば、8月以降のルワンダ渡航&起業準備にまわさせてもらいます。
結婚式のお祝いとして、ルワンダ起業の後押しとして、誕生日プレゼントとして(昨日誕生日でした)、応援していただければとてもとてもありがたいです……!
先日個人事業主として独立するにあたり、自分の仕事を「日本とルワンダをつなぐメディア」と位置付けました。結婚して妻となる彼女の支えを得ながら、誰もやったことがないことに挑戦して、自分にしかできない仕事をつくっていきます。
みなさんにポルカで応援して頂くことで、これから私が挑戦していくことに一緒に乗っかってもらって、ルワンダで起業する男の人生を疑似体験してもらうこともできると考えています。
アフリカという可能性に満ちた土地で、新しい仕事を自らの手でつくり出すことに一緒にワクワクしてくださる方の応援を、お待ちしています。
ポルカ企画ページ→【結婚記念!式を挙げて、気持ち良く夫婦でアフリカへ旅立ちたい!】
こんな仕事をしていきます。
個人事業主になりました!日本とルワンダをつなぐメディア『ルワンダノオト』を事業化