アフリカ・ルワンダ在住のタケダノリヒロ(@NoReHero)です。
何かと不便なことも多い途上国生活ですが、工夫次第で楽しめるもの。
今回は前々からやりたいと思っていた「ハンモック」を自宅の庭に設置してみました。
既製品を買ったわけではなく、使ったのはカーテンとロープのみ!材料費ほぼゼロ!
超かんたんな作り方と、ハンモックの寝方、睡眠効果、使い方などを紹介します。
カーテンで!手作りハンモックの作り方
まずは5m程度のロープの端と端を結び、輪っかをつくります。
これを2本用意。
これを柱に巻いて、輪っかにした部分にもう片方の端をくぐらせます。
そうするとこんな感じになりますね。
柱から垂れ下がっているロープの輪っか部分の下から腕を通してロープをつかみ、腕の上にある輪っかを手の方へ移動させます。
すると輪っかが!
さきほどできた輪っかにカーテンの端を通し、ぎゅっと絞めます。
これでカーテンに重さが加わることによって、ハンモック側と柱側の両方が締め付けられるようになります。
あとはこれを反対側でもやって、余ったロープを結んで長さを調節するだけ。
そうすると…
ハンモック完成!眺めがいいのでゆっくりするには最高です。
作成方法は『黒宮製作所』さんのサイトと動画を参考にさせていただきました。
こんなに簡単にできるなんて!感激です。
ハンモックの寝方
ハンモックで間違いがちなのが寝る方向。
長い向きでそのまま縦に寝てしまいそうになりますが、ハンモックに対して斜めまたは十字になるように寝るのが正しい寝方です。
ハンモックの本場~メキシコやブラジルでは、ハンモックに対して縦には寝ません。
ハンモックに対して斜め(/)または、十の字(十)に寝るのが一般的です。
背中腰のカーブがほどよくなり、一晩中寝ることができます。
ゆれの安定性が増し、心地良いゆれになります。従来のイメージのように、ハンモックに対して縦に寝ると、背中・腰のカーブがきつく感じます。
また、ハンモックが突っ張る感じがします。
参考:Hammock Life
たしかに縦に乗ってみると布が突っ張る感じがしますが、斜めや横向きで寝てみると背中や腰が包まれるようにフィットして心地いい!
ハンモックの睡眠効果
なんとハンモックの「揺れ」には、非常に良い睡眠効果があることが研究によりわかっています。
ジュネーブ大学のソフィー・シュワルツらの「揺れるベッド」と「静止したベッド」の比較実験より。
深い眠りの状態を表す「ノンレム睡眠」のときは「睡眠紡錘波」という脳波が出ますが、「揺れるベッド」で寝た時のほうがこの脳波の時間が長くなったそうです。
「睡眠紡錘波」は騒音などノイズの多い環境での穏やかな睡眠に関係しており、脳が睡眠者を落ち着かせようとしているサインとも考えられているとのこと。また、新しい情報を記憶する能力や記憶の再構築にとっても重要です。さらに、回復力のある良質な睡眠に関係しているスローオシレーションの増加も見られ、これまで経験的にわかっていた「揺れると眠りやすくなる」という考えがより確固たるものとなりました。
参考:GIGAZINE
穏やかに眠れて、記憶力もアップして、回復力のある良質な睡眠になるなんていいこと尽くしですね!
ちなみに昼寝による脳のパフォーマンスアップ効果も実証されています。
やる気がでない・ストレス・眠れない時!科学的に元気になる方法9
ハンモック×昼寝で最高の昼寝体験に!
ハンモックの使い方
寝てもよし、座ってもよし
読書してもよし
物思いに耽るもよし
「今日も丘が綺麗だぜ…」
これでまた一段と自宅が快適になりました。
ちょっと欲しいと思ったものって、意外と自分で作れちゃうものなんですね!やってみるもんだ。
外に出るとなにかとストレスも多いルワンダ生活ですが、これでリラックスして残りの日々もがんばります!
ご自宅にいい感じの柱や木がある方はお試しあれ。
これで「ルワンダでやりたいこと~プライベート編~」一個達成!
つぎは五右衛門風呂かなw
タケダノリヒロ(@NoReHero)
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海外在住者が「がんばれない」理由。外国語環境で脳は想像以上に疲弊する。