ルワンダノオト管理人のタケダノリヒロ(@NoReHero)です。
縁あってこれからルワンダに行くことになったというお方。そうなったときに多くの方が最初に気になるのは「気候はどうなの?」「どんな服を着ていけばいいの?」という点ではないでしょうか。
私も実際そうでした。
なので、今回はそんな方々のために、ルワンダの季節や気候、それに合わせた服装や持っていくべき持ち物などをご紹介します!
Contents
ルワンダの季節
ルワンダには日本のような春夏秋冬はありませんが、季節が4つに分かれているのは同じです。
大雨季(Itumba):3月中旬~5月中旬
大乾季(Icyi):5月中旬~10月中旬
小雨季(Umuhindo):10月中旬~12月中旬
小乾季(Urugaryi):12月中旬~3月中旬参考:『Manners in Rwanda』 よりタケダが和訳
ということで、旅行にオススメなのは乾季の5月中旬~10月中旬、または12月中旬~3月中旬です!
雨季には雨季なりの趣があって良いんですが、やっぱり晴れているときの方が「千の丘の国」と言われるルワンダの絶景を満喫できるので、短期間の旅行であれば乾季にいらっしゃることをおすすめします。
今日は5月12日でそろそろ大雨季が空けるころですが、この記事を書いているいま現在も雨がざあざあと降っています。
ただし、雨季とは言っても丸一日降り続くことは滅多になく、数時間で止むことが多いです。
雨の頻度も降ったり止んだりというよりは、1日にいちどスコールのような雨がざあっと降ったら、その後はくもりか晴れになるというパターンが多いですね(タケダが住んでいるのは首都キガリから東に車で1時間ほどのムシャセクターという山の上にある村なので地域差あり)。
ルワンダの家の屋根はトタン屋根で出来ていることが多く、スコールが来たときに家の中にいると「これ、家潰れるんじゃね…?」と思うほどのすさまじい音がしますが、じきに慣れてきて、ここぞとばかりに自宅でひとりカラオケしたりするようになるのでご安心を(当社比)。
夕方のスコール。ルワンダでは我が家を含め多くの家がトタン屋根で出来ているので雨音が凄まじいです。そして大雨のときはもれなく停電も。スコールも停電も小一時間もすればおさまるのでしばしの辛抱。 pic.twitter.com/n1YbPDLVQC
— ルワンダノオト (@Rwandanote) April 25, 2017
スコールには雷や停電もつきものです。
停電から復旧する時に、急激に電圧がかかって電子機器がダメージを受けたり電球が破裂したりする恐れがあるので、コンセントを抜いたり電気を消しておくようにしましょう。
ルワンダの気候・気温
ルワンダは赤道から南に2度のところに位置しており、「アフリカ」というイメージもあって暑いと思われている方が多いかもしれません。
しかし、じつは年間を通して非常に過ごしやすい気候なんです。
こちらは首都キガリの平均気温(上段が最高気温の月平均、中段が月平均気温、下段が最低気温の月平均)。
画像出典:ClimaTemps.com
平均気温は20度、幅も15~25度くらいでとても過ごしやすいんですね。
むしろ朝晩は寒いと感じることもあるくらいで、私はよくバケツにお湯を入れて足湯をやってます(末端冷え性w)
ルワンダでオススメの服装
では、こんな気候のルワンダにはどんな服を持ってくればいいのでしょうか。
イメージとしては日中は日本の夏の服装、朝晩や雨天時には春や秋の服装がいいと思います。
以下、それに加えてこんなものがあったら便利ですよーというものをご紹介。
簡単に羽織れるもの
もっともおすすめなのが、ちょっとした防寒着。
朝晩は冷えることが多く、日中でも曇りや雨の場合は肌寒く感じることが多いので、簡単に羽織れるものがあると便利ですね。
パーカー
私が愛用しているのが、ユニクロのシャカシャカパーカー(名前分からずw)
軽くて薄いので付属の小さな袋に入れるとコンパクトに持ち運べます。
比較的アクティブに活動するときは、これを着ていれば動きやすいし防寒にもなるので非常に便利。
防水機能があればなおよし。
ジャケット
それからフォーマルな場に出るときやちょっとお洒落したいときは、コットン素材で折りたためるジャケットがあると便利ですね。
ルワンダは晴れると日差しがかなり強いので暑く感じることもありますが、そんなときは脱いでリュックにしまっちゃえばOK。
雨具
前述の通り、一年の半分は雨季なので雨対策も重要です。
レインジャケット
まずはレインジャケット(上下)。
サイズが大きかったのかそもそもフォルムが良くないのか、いまいち体にフィットしないので普段使いはあまりできませんが、雨のときには便利です。
ルワンダで雨が降る時は風が強いことも多いので、傘だと心もとないんですよね。
もし、雨の時以外も着られるような機能性の高いものだったら、それだけで前述のシャカシャカパーカーの役割も担えるのでそれがベスト。
トレッキングブーツ
意外と便利なのがトレッキングブーツ。
ルワンダでは首都キガリですら幹線道路から一本入ると未舗装の道路がたくさんあります。
もちろん私の家の周囲は舗装されてない道ばかり。
なので雨が降ったら道路はぐちゃぐちゃになってしまいます。
そんなときに防水性の高いトレッキング・ブーツを履いていれば、少々の水たまりは気にせずに済むので便利です。
ルワンダ観光の目玉であるゴリラトレッキングツアーに行くときも、意外と険しい道程になるのでちゃんとしたブーツが一足あれば安心。
なお、ルワンダ人は「靴の汚れ」をものすごく気にします。
地方でも泥なんかついてなくて新品みたいな靴を履いている人が多く、綺麗な靴を履くことがマナーとされているようなので、お気をつけください。
レインブーツ(長靴)
とは言え、トレッキング・ブーツってヒモを結ぶのが面倒なんですよね。
そんなときに気軽に使えるのがレインブーツ(長靴)。
ルワンダ人もよく履いてますが、私は日本にいるときから愛用していた「バードウォッチング長靴」を使っています。