気軽に笑える映画が観たいなと思って、おもしろいという評判をよく聞く『ハングオーバー!』の1作目(消えた花ムコと史上最悪の二日酔い)を観てみました。
ハングオーバー! 消えた花婿と史上最悪の二日酔い (字幕版)()をオンラインで見る – Amazonビデオ
・・・全然好きじゃない。というか、いままで観た映画でワースト1位です。
価値観は人それぞれなので、「こんな作品を面白いって言うやつの気がしれん」とか言うつもりはありません(ちょっと思ってるけど)。
ただ、自分でもびっくりするぐらい楽しめなかったので、「なんで好きじゃなかったのか」自己分析してみたいと思います。
共感してもらえる人いるかな。ネタバレなしです。
『ハングオーバー』あらすじ
2日後に結婚式を控えたダグとフィルら男友達3人はラスベガスで、独身最後の夜を一生の思い出にするはずであった。
が・・・翌朝目覚めた彼らを待っていたのは、常識では考えられない驚くべき光景が。ホテルの豪華なスイート・ルームはメチャメチャ、そして、2日後に結婚する花婿が、いない・・・。
記憶がない空白の時間にいったい何があったのか?
3人は二日酔(ハングオーバー)の頭で必死に記憶をたどる―。全米だけでなく世界中を大爆笑の渦に巻き込んだ、彼らのおバカで救いようのない衝撃の事実がついに明かされる。
引用元:Amazon
ストーリー自体はおもしろかったです。記憶が飛んでしまったあいだに、一体なにがあったのか。あり得ない展開に至る過程が徐々に明かされていくのがスリリングでした
でも、苦手だったのは暴力的なシーン
なぜ『ハングオーバー』が嫌いなのか
暴力的な演出にドン引き
この作品は基本的にドタバタ劇や下ネタで笑いを取りにいってるんですが、ドン引きしてしまったシーンがありました
主人公たちが警察に連行され、子どもたちからスタンガンを受ける実験台になる場面
よくバラエティ番組なんかで暴力的な演出にクレームが入ることってありますよね。そういうのに対しては「演出なのに、冗談の通じない人だな」と思うんですが、このシーンはちょっと無理でした・・・
だって、子どもが大人にスタンガンを突きつけて、気絶させて、ゲラゲラ笑ってるんですよ。まじで気持ち悪いというか、気味が悪い
「暴力的な笑いが許される線引き」があるわけではありませんが、熱湯風呂とかゴムパッチンとかタイキックとかとは訳が違うでしょ。自分のなかの許容範囲は余裕でオーバーしてました
もちろん役者さんがほんとにスタンガンで攻撃されてるわけじゃないというのは分かってるんですが、それを観て面白いと思える感覚が1mmも理解できませんでした
これを観てドン引きして、この作品自体に対する評価も最悪に――
笑えない下ネタ
決して下ネタ全般が嫌いなわけじゃないですが、この映画のはあんまり面白いと思えませんでした
なんというか、品がない
「下ネタなのに品がある」というと矛盾するようですが、オアシズの大久保さんとか、チュートリアルの徳井さんとか、福山雅治とかの下ネタには品があるんですよね。エロスに垣間見える美しさみたいな
ぼくはそういうのなら好きです←
なんだかんだで次回作は気になる
とは言え、ストーリー自体はおもしろかったので、なんだかんだで二作目、三作目がどうなってるのか気になってます。今回はああやって記憶をなくしたけど、つぎはどうするの!?と――
ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える (吹替版)
怖いもの見たさというか、変な中毒性があるというか、それがこの作品の魅力なんでしょうか
二作目までAmazonプライムで無料だから、気が向いたら観てみます
タケダの好み
ちなみにこれまでレビューを書いてるぼくの好きな映画はこのあたり
【ネタバレ無】年末にほっこり!笑って泣ける映画『ニューイヤーズ・イブ』
3分で泣ける。音楽好きにはたまらないハッピーな映画『はじまりのうた』
そりゃ『ハングオーバー』嫌いだわw系統違いすぎるw
『ビッグフィッシュ』みたいにキラキラしたやつとか、『コーヒー&シガレッツ』みたいにリラックスできるやつが好きですねー
『ハングオーバー』好きな方、どのへんが良かったのかよろしければ教えてください。いつかこういうのも好きになれるかな・・・
タケダノリヒロ(@NoReHero)
アイキャッチ画像出典:Amazon