青年海外協力隊のタケダノリヒロ(@NoReHero)です
水・衛生環境の改善に携わっています
本日は、失敗から学んだ教訓について。口約束は良くないですねー…
こんなことがありました
ワークショップ前日、リマインドに行ったら…
「水の防衛隊」という青年海外協力隊内の水・衛生に関わるメンバーで、手洗い啓発ワークショップを行っています。キレヘ・ンゴマ・ルワマガナの三郡をまわるキャラバンです
ぼくの任地ルワマガナ郡ムシャセクターでは、10日ほど前にいつも窓口になってくれている教頭先生(正確にはDirector of Study)にアポをとり、8月26日(金)に実施することになりました
その先生から校長先生や生徒たちにも連絡してもらい、準備万端。念のためワークショップを翌日に控えた今日、確認のため改めて訪問しました
すると、
「なんで金曜日来なかったの?」
え???超イヤな予感…
「え、ワークショップは明日だから、今日は確認のために伺ったんですけど…」
「(カレンダーを指しながら)金曜に来るって行ってなかった?」
「ぼくは今週の金曜日って言ったはずですが…」
「…きみの携帯にSMSも送ったんだけど」
「え??(携帯を見返す)…届いてないですね…ほら…(画面見せる)」
「…」
「すみません…明日また改めて伺ってもいいですか?」
「ナチバーゾ(No problem)」
「(全然大丈夫な顔じゃねー…)ありがとうございます。ほんとにすみませんでした…」
という感じでそそくさと逃げるように部屋を出ました
いつもにこやかに対応してくれる先生ですが、この時ばかりはめちゃくちゃ不機嫌そうでした…
もしかして間違えて19日(金)って言ってたのかなー…と思って、後でノートを見返してみたところ――
ちゃんと26日って書いてるじゃん!おれのせいじゃないじゃん!これ見せながら話してたはずなんだけどなー…くそぅ…でも嫌な思いさせちゃったなー…反省
約束事は紙に書いて渡そう
「仕事の契約で口約束は厳禁」とよく言われますよね
ぼくの場合は契約というほど重いものではなくただのアポイントでしたが、ただでさえルワンダ語と英語を交えて話す相手だったので紙に書いて、それを渡しておくべきだったなと反省しています
先方が「送ったよ」と言っているSMSも届いていないので、特に途上国においては、アナログかつシンプルに紙ベースでやり取りをするのが無難ですよね
青年海外協力隊の持ち物と言えば?リングノートとペンを携行すべし!
今日はこの一件の後、住民の家をまわりました。来月このムシャセクターに日本から来てくれる学生さんたちのホームステイ先を探すためです
候補として考えていた2軒とも快くOKしてくださったので、今回は認識にズレが生じないようにメモした紙を自分用にスマホで写真を撮っておき、ホストファミリーにはそれを渡しておきました
こういう時、糸綴じノートよりもびりっと千切って渡せるリングノート(スパイラルノート)が便利ですね。言葉が通じなくても文字や数字なら伝わることも多いので、リングノートとペンは青年海外協力隊の必携アイテムとして推奨しておきます
トイレに紙がなかったときに、ルワンダ人からノートを千切って「はい」って渡されたという隊員もいるので、そんな有事の際にも重宝しますね
おしり切れそう…
口約束には気をつけましょう!
タケダノリヒロ(@NoReHero)