ルワンダ青年海外協力隊のタケダノリヒロ(@NoReHero)です。
コミュニティ開発という職種で、水・衛生環境の改善に携わっています。
任地ムシャセクターに配属されたのが2月中旬。早いもので5月ももう終わりです。
青年海外協力隊として行った4〜5月の活動をまとめました。
学校でのワークショップを通じて、活動の拠点が出来つつあります。
4月
マラリア、回虫、下痢…問題だらけのムホゴト村調査
自宅やオフィスのあるムシャセクターの中心地から歩いて約1時間のムホゴト村。
マラリアや回虫が蔓延していました。
ルワンダ青年海外協力隊。水の防衛隊井戸修理で見たアフリカンテクノロジー
ンゴマ郡ムラマセクターでの井戸修理研修。
JICAボランティアのチーム「水の防衛隊」の先輩や現地のテクニシャンたちから、井戸の修理方法について習いました。
【青年海外協力隊】これまでの活動をまとめた「第一号報告書」公開
青年海外協力隊は定期的にJICAへの活動報告が求められています。
その第一弾。活動のことだけでなく、地域のことや職場についても記述しています。
保護者80人!初の衛生ワークショップ@ルシシロ小学校
近所のルシシロ小学校で、保護者向けにワークショップを実施。
水・衛生環境の実態を把握するため、アンケートを採りました。
半数が雨水利用、7割が水因性疾患に!ルワンダ・ルシシロ小調査結果
アンケートの結果。直近3ヶ月で約7割が水因性疾患に罹っており、なかでも下痢や回虫が多いことが分かりました。
5月
ルワンダの小学校に飛び入りして歌ってきました
ワークショップを行ったルシシロ小学校の授業に参加しました。子どもたちと歌を交えて交流。
小学校で衛生クラブ組織化!…のはずがノープラン授業
準備無しで授業までやるはめに。でもウェルカムな空気がありがたい。
手洗いワークショップ第1回。ルワンダの中高生はほんと素直です。
手洗いワークショップinキレヘ&ムシャ〜実戦でルワンダ語力アップ!〜
水の防衛隊のグループとしてのワークショップ。
ンゴマ、キレヘ、ルワマガナの3つの郡で行いました。
ルワマガナ郡では、ぼくの任地ムシャセクターのコーナーストーン・アカデミーで実施。
今後も定期開催していきます。
衛生×アート×生徒150人! WASHワークショップinルシシロ小学校#1
こちらは個人としてのワークショップ。
何度か通っているルシシロ小学校で、6年生を対象にWASH(water, sanitation, hygiene)について学びました。
拠点づくり
ワークショップを通して、ルシシロ小学校と、コーナーストーン・アカデミーの2校と関係を深めることが出来ました。
以前先輩隊員が、青年海外協力隊では「活動の拠点をつくること」が大事だと言っていました。
まずは距離的にも心理的にも身近に感じられるこの2校から成功事例を作って、横にも縦にも活動を徐々に広めていきたいと思っています。
実戦で鍛える
4月末から5回のワークショップを行いました。
地域の人たちから話を聞いたり、ネットや本から情報収集したりするインプットの活動と、そこから得られた問題点や解決方法を地域に還元するアウトプットの活動。
アウトプットするには労力がかかりますが、それだけ自分が得られるものも大きいのでどんどんやっていきたいと思っています。
高校時代に、バンドの練習でスタジオに通っていた時のこと。
スタジオ前の休憩スペースで出会った兄ちゃんが、タバコの煙を吐き出しながら放った一言が印象的でした。
「10回スタジオで練習するより、1回ライブやったほうが上手くなるぞ」
高校生ながらかっけぇーーー!!と思いました。
まさにその通りですね。
本番では練習にはない緊張感やストレスがかかるので、その中でこそ本当の力が引き出されます。
6月はもっと地域に入り込んで、アウトプットを増やしていくつもりです。
タケダノリヒロ(@NoReHero)