熊本地震に伴い、「災害用伝言板(web171)」や「Googleパーソンファインダー」を使ってみました。
公式の説明が少々ややこしいものもあったので、下記の実際の使用過程を参照して頂くとスムーズに使えると思います。
メールや電話など通信状況が悪い時に安否を確認できるサービスで、海外からでも使用可能です。
災害用伝言板(web171)
災害用伝言板(web171)とは、オンライン上で電話番号を使って自分の安否を伝えたり、他の人の状態を検索・確認出来るサービスです。
引用元:災害用伝言版(web171)
上図のように電話版171や、au、docomo、ソフトバンクなど各携帯キャリアとも情報共有されているので、どのサービスで登録しても情報にアクセス出来るようになっています。
下記は実際にPCから新規登録してみた画面です。
1. 新規登録
2.
3 . 名前はひらがなで記入。
4 . 登録完了すると、メールが届きます。
5. 登録が完了したら、伝言を入れてみましょう。
6.
7. 伝言が登録されるとメールが届きます。
8. 伝言板にはこのように表示されます。紫色は自分からの伝言。ピンクのメッセージは相手からの伝言です。
9. 現在のように大きな地震の直後でなくても、体験利用が可能です。毎月1日、15日など。
ソフトバンク災害用伝言板
au、DoCoMo、ソフトバンクなど各携帯キャリアが提供しているサービスです。下記はソフトバンクの例。
web171と連携されています。
海外からもアクセス可能でした。
2. 安否を確認したい電話番号を記入。
3. 安否情報が登録されてなければこのように表示されます。
ぼくの電話番号は一時休止状態にしているので、自分の安否を登録することは出来ないようです。
音声お届けサービス
音声を送受信することも可能です。
パーソンファインダー
Googleパーソンファインダーは、非常にシンプルで使いやすいです。①人を探す、②安否状況を提供するの二機能。
人を探す
1.「人を探している」をクリック
2. 名前や電話番号を記入
3. 検索結果が表示されます。下記は「たけだ」で検索した例。
4. 検索をクリックすると、詳細情報を見ることが出来ます。
安否情報を提供する
1. 「安否情報を提供する」をクリック
2. 名前を記入
3. 詳細情報を記入
LINE、Facebook
LINEが通話10分間無料という施策を打ち出しましたが、通常な電話回線を圧迫するとしてこのような指摘も出ています。
本当に通信が必要な人のために、極力使用は避けた方が良いですね。
ぼくが熊本の家族と連絡が取れたのはFacebookメッセンジャーによる通話でした。
家族の誰ともLINEでは繋がっておらず、唯一兄とFacebookで友達になっていたため連絡を取ることが出来ました。
連絡手段は複数確保しておくことが重要ですね。
余震が続いていて心身ともに休まらない状態だとは思いますが、どうか気を強く持ってください。
ぼくの友人たちもみんな熊本のことを案じてくれています。遠くからですがこれ以上被害が大きくならないように祈っています。
竹田憲弘