タケダノリヒロ( @NoReHero)
2016年1月~2018年1月。タケダが青年海外協力隊として赴任中に撮った写真や、友人・知人から提供してもらった写真を集めました。
日本では映画『ホテル・ルワンダ』などの影響で、「大虐殺(ジェノサイド)」のイメージが強いルワンダですが、あれから24年が経ち、日常ではその面影を感じることはほとんどありません。
もちろん肉親を亡くした方もたくさんおり、いまだに心のなかには忘れられない記憶として残っているようですが、人々は「千の丘の国」と呼ばれる美しい自然と「IT立国」を目指し近代化の進む都市との間で、強くしなやかに暮らしています。
農村部では電灯がすくないため、無数の星がきらめきます。ンゴマ郡にて撮影 ©Kazuki Yoda
「千の丘の国」と呼ばれる美しい風景。タケダの協力隊時代の任地・ムシャセクターからの眺め。
西部のキブ湖は内陸国ルワンダのオアシスです。
キガリのニューシンボル、コンベンションセンター。各国首脳が集う国際会議が頻繁にひらかれています。
キガリ市内のようす。モト(バイクタクシー)は市民の足です。
都市間をむすぶバス。幹線道路はきれいに整備されています。
「ムムジ」と呼ばれる首都キガリの中心街。高層ビルも増えています。
ビュッフェのメニュー。しかし「1回しか盛れない」「肉はひとり2コまで」などのルールがあるのがルワンダ流。
穀物の粉をお湯で練った「ウガリ(ugari)」。トマトソースなどにつけて食べます。
とある学校の給食。お米と豆のみなど、基本的にシンプルなメニュー。
「イギコーマ(igikoma)」と呼ばれるほんのり甘いおかゆのようなもの。穀物豊富で栄養たっぷり。
串焼き「ブロシェット(Brochette)」。ヤギ肉がポピュラーです。フライドポテトも人気。
沖縄のサーターアンダギーのようなドーナツ「アマンダージ(Amandagi)」
タケダが住んでいた家。ベッドルーム2つ+リビング+キッチンと近所では豪邸ですが、安全上協力隊はこのくらいのレベルの家に住んでいます。
旧自宅。キッチンには首都で買ってきたガスセットと冷蔵庫を置いていました。水道も通っています。
旧自宅の寝室。マラリア予防のために蚊帳を使って寝ます。
旧自宅のトイレとシャワー。床が濡れることをいっさい考慮しないルワンダのシャワールーム。お湯は出ませんでした。
ブログを通じて遊びに来てくれるゲストにホームステイしてもらっていた、近所の家庭のベッドルーム。比較的裕福なお宅です。
農村部のとある家のベッド。ルワンダ人にはめずらしく整理整頓ができていません。
農村部のとある家庭のベッド。木や葉っぱで手作りしています。
農村部には屋根や壁のないトイレを使っている家庭もまだあります。
農村部では洗濯機を見たことがなく、ほぼ手洗いです。
村人に井戸の修理方法についてレクチャーするJICA専門家とカウンターパートたち
公共水栓。自宅には水道が通っていない家庭が多いので、近所の人たちと共同で使っています。谷底から汲んでくる水と併用する家庭が多数。
農村部ではまだ水くみをしている家庭も多く、おもに子どもたちの仕事です。
薪をひろい集めて運ぶ子どもたち。家のためにはたらくのは当たり前。
薪や炭を使って調理する家庭が、農村部ではほとんどです。
市場。野菜やフルーツ、肉、服、生活用品など、だいたいなんでも手に入ります。
携帯電話で購入したトークンをこの機械に入力して、電気を使うことができます。
「One Laptop Per Child(こどもひとりに1台のラップトップを)」。国をあげてIT教育に力を入れています。
ヤギ。ルワンダでいちばんよく見かける動物です。
牛は豊かさの象徴。「GIRINKA(One Cow per One Poor Family)」という、貧困層の家庭に牛1頭を与える政策も。
犬はジェノサイド時に多くが殺されてしまったため、ほとんど見かけません。
ルワンダでもっとも人気の観光・マウンテンゴリラのトレッキングツアー@ボルケーノ国立公園。超至近距離で絶滅が危惧されるゴリラに会えます。
ニュングウェ国立公園のチンパンジー・トレッキングツアーにて。
ビッグ5(ライオン、ヒョウ、サイ、バッファロー、ゾウ)に会えるアカゲラ国立公園 ©Maki Miura
アカゲラ国立公園にて、あくびをするカバ ©Maki Miura
ヤギの散歩をする子ども。
タケダがいっしょにイベントをひらいた、伝統文化クラブと衛生クラブの子どもたち ©Tokino Ozawa
「家」の垣根が低く、家族ではない人が出入りすることも多いルワンダの家庭
小さな携帯電話で映画を観る子どもたち
未来のスーパーマン