タケダノリヒロ( @NoReHero)
日本では知っている人の間でも「ジェノサイド(大虐殺)」のイメージが強かったルワンダですが、近年もっとポジティブな面でも注目を集め始めています。
そんな国の首都・キガリについて、世界的金融・経済メディアのブルームバーグが動画を作成していました。
題して『Rwanda’s Capital is Attracting Tourists(観光客を惹き付けるルワンダの首都)』。
これ、キガリの魅力がほんとうによくまとまっています……!
正直持ち上げすぎ感は否めませんが、これを観たら「行ってみたい!!」と思うこと間違いなし。
「動画を観るのは手間……」という方のためにも、内容を書き起こしてみましたよ。ひとことコメントもつけてます。
ブルームバーグ:観光客を惹き付けるルワンダ・キガリ
ブルームバーグの制作した首都キガリの動画です。すばらしいのでぜひご覧ください。
↓こちらのリンク先の動画では日本語のキャプションで閲覧可能です
https://www.bloomberg.co.jp/news/videos/2018-07-24/PCE95Y6KLVR401
キガリの魅力
以下、動画で紹介されていた内容を箇条書きで書き起こしました。
・新興企業への支援、芸術の発展、素晴らしい食事、世界有数のコーヒーなどが旅行者からの評価を上げている
・人口は110万人。地理的にも文化的にもルワンダの中心
・街にはごみ1つなく、犯罪が少なく、経済成長をつづけている
・いまとなっては観光地だが、以前はサファリやゴリラツアーでただ通るだけの場所だった
・1994年のジェノサイドのあと、新たな一面をつくっている
・シンガポールやソウルの経済成長にならい、街全体の道路を徹底的に綺麗にしている
・月に一度の大規模な近隣清掃には住民の参加を求める(「ウムガンダ Umuganda」と呼ばれる取り組み)
・ビニール袋は輸入、使用、販売を違法とし、きびしく取り締まっている。違法取引の場合は罰金や収監も
・宿泊先は有名ホテルを含め100軒以上。マリオット、ラディソン、ヒルトンなど
・もっとも有名なのは「オテル・デ・ミル・コリン(ホテル・ミル・コリンズ)」。1994年のジェノサイドの際、約1,200人がここに避難した。映画『ホテル・ルワンダ』のモデル
・ルワンダのコーヒーは東アフリカで一番と評されているが、地元では人気がいまいち。紅茶のほうが親しまれている
・それでも素敵なカフェがいくつかある。クエスチョン・コーヒーでは、女性農家から提供された豆を自家焙煎。ショコラカフェは公共図書館の上にある流行スポット
・街をまわると色鮮やかな壁画を目にする。これらは社会的企業の作品。多くが落書きではなく、政府が支援するパブリックアート。前向きなメッセージが込められ成熟している
・地元の芸術作品や工芸品を扱う店が数多くある。「GO KIGALI」では街の名所をめぐるツアーを実施
・キガリ中心部にあるヒルトンでは、カクテル片手に180度のワイドビューで夕日を眺めるのが流行
・おいしい料理とお酒でリラックスできるので、キガリは今後数年で人気の観光地となるだろう。観光客が押し寄せる前に訪ねてみよう
おいでよキガリ、おいでよルワンダ!
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