ルワンダノオト代表、タケダノリヒロ(@NoReHero)です。
「ルワンダに行ってみたいけど、個人で行くのは不安だからツアーを利用したい!」
「ルワンダに行ってみたいけど、どうせ行くなら観光だけじゃなくて歴史や経済についても学びたい!」
という方は多いのではないでしょうか。
この記事では、近年ルワンダで開催された日本発のスタディツアーやインターンシップ、ホームステイのプログラムをまとめました。
2017年11月現在は催行されていないものがほとんどですが、来年おなじような内容で開催されるものも多いはずです。ぜひ参考にしてみてください。
【更新 2018/06/14】
ルワンダノオトでもスタディツアーをはじめました。
スタディツアー
フレックスインターナショナル「ルワンダ ゴリラトレッキング7日間 ~出会いそして守る~」
ゴリラトレッキングをメインとしたツアーです。ジェノサイド・メモリアルなども訪問することで、大虐殺を含むルワンダの歴史も学ぶことができます。
2017年11月現在は催行されていません(2017年は5月3日~10月31日に開催されていました)
- 7日間
- 費用
- 33万円前後(往復の航空券、現地移動の専用車、宿泊料金、食事料金、英語ガイド料金)
- ※別途空港諸税 11,140円(予定)、トレッキングパーミッション(ゴリラ9万円、ゴールデンモンキー12,000円)
- コンテンツ
- ゴリラ&ゴールデンモンキートレッキング
- タラマ虐殺教会、ジェノサイド・メモリアル訪問
- キガリ市内観光(市場、イネマアートセンターなど)
国連フォーラム主催「ルワンダ・スタディツアー・プログラム(RSP)」
国連フォーラム主催のスタディツアープログラム。事前の勉強会や事後の報告会など、「学び」を得られるよう現地渡航以外のプログラムまでしっかりと組まれているという印象です。
2017年11月現在は催行されていません(2017年度は、募集2~3月 → 事前準備4~9月 → 現地渡航9月 →事後プログラム10~3月 というスケジュールでした)
- 7日間(現地渡航)
- 費用
- 約20万円 → 現地での費用(ホテル、移動、食事など)+航空運賃
- ※航空券、予防接種、保険は各自手配
- コンテンツ
- ルワンダ国内におけるプロジェクト事業地訪問(UNDP、UNICEF、FAO、WFP、UN-Habitat等の国連機関、およびJICA、民間企業、NPO・NGO等)
Facebookページでもこまめにツアー情報やルワンダ情報が更新されています。
H.I.S & NGOワールド・ビジョン・ジャパン「支援地訪問ツアー
『地球あちこち~ルワンダを知る旅』8日間」
【支援地訪問ツアー】地球あちこち~ルワンダを知るたび8日間|H.I.S.スタディツアー
大手旅行代理店H.I.Sと、国際NGOのワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)共催のツアー。WVJは「チャイルド・スポンサーシップ」という取り組みでルワンダの子どもたちを支援しており、その支援地を訪問するというのが本ツアーの大きな特徴です。
2017年11月現在は催行されていません(情報は2017年度のもの)
- 8日間
- 費用
- 38万円
- ※別途ワールド・ビジョン・ジャパンのチャイルド・スポンサーシップへの加入が条件
- コンテンツ
- ジェノサイドメモリアルセンター、虐殺教会、ホテルミルコリンズ(ホテル・ルワンダの舞台)訪問
- ワールド・ビジョン・ジャパン支援地訪問
- 平和の木プロジェクト訪問
- ワールド・ビジョン・ジャパン支援地でのボランティア活動(コミュニティワーク)
- キガリ(カプラキ、ガハラマーケット)にてお買い物
- サファリドライブ(アカゲラナショナルパーク)
- キガリ市内観光
ルワンダファミリー
費用などの詳細は掲載されていませんでしたが、「ルワンダファミリー」という団体もスタディツアーを実施していました。
2017年11月現在は催行されていません(情報は2016年度のもの)
- 8日間
- コンテンツ
- ニューホープ職業訓練校での歓迎会
- 姉妹結縁式
- 国議員訪問
- アカゲラパーク観光
- 里子訪問
トラベルツアー
ファイブスタークラブ「ゴリラ&チンパンジー トレッキング☆東アフリカ 大自然&サファリ☆緑の大地ウガンダ&ルワンダ2国周遊の旅」
キガリ(ルワンダ)ツアー詳細|ゴリラ&チンパンジー トレッキング☆東アフリカ 大自然&サファリ☆緑の大地ウガンダ&ルワンダ2国周遊の旅 | エイビーロード
こちらはスタディツアーではなく、通常の旅行としてのツアーパッケージです。ウガンダとルワンダの二カ国をまわります。
- 9日間
- 費用
- 50万円前後
- ※別途ゴリラ・パーミッション 194,000円。チンパンジー・パーミッションは料金に含む。
- コンテンツ
- ウガンダ
- チンパンジー・トレッキング(クイーンエリザベス国立公園)
- サファリドライブ、ボートサファリ(クイーンエリザベス国立公園)
- ルワンダ
- マウンテン・ゴリラ・トレッキング(ボルカノ国立公園)
- キガリ市内観光(キガリ・ジェノサイド・メモリアルセンター、クラフトセンター)
- ウガンダ
インターンシップ
タイガーモブ「STARTUP AFRICA in RWANDA〜アフリカの地を駆け巡る2週間〜」
STARTUP AFRICA in RWANDA〜アフリカの地を駆け巡る2週間〜| 海外インターンシップならタイガーモブ(タイモブ/Tiger Mov)
タイガーモブ主催のインターンシップ。2017年度はDMMが買収したルワンダのスタートアップ企業「DMM.HeHe」の新サービス営業がミッションでした。虐殺祈念館訪問や企業視察もプログラムに含まれており、知識と経験の両方を高めることが可能です。
2017年11月現在は催行されていません(2017年度は9月に実施)
- 2週間
- 費用
- 学生108,000円(税込)
- 社会人162,000円(税込)
- コンテンツ
- ルワンダ概要オリエンテーション
- キガリ虐殺記念館視察
- 日本人起業家の講演
- JICAの経済支援、支援の現場の視察
- 日本企業視察(テーマ:アフリカでのビジネス)
- 日本人駐在員との交流会
- 市内視察、現地の方にインタビュー
- 農村部視察(農業ビジネスを知る)
- ルワンダ企業視察
- ルワンダの起業家セミナー
- ルワンダ人起業家との交流会
- DMM.HeHeの新サービスの営業
- 今後の行動プランの策定と発表
エドテックグローバル(IT教育指導)
NPO法人「エドテックグローバル」主催。ルワンダの小学生にIT教育指導するインターンシップです。滞在費・食費は支給され、航空券の半額が自己負担となります。「お金をかけずにアフリカでの仕事を経験してみたい」という学生にはぴったりですね。
2017年11月現在は催行されていません(2016年度は8~9月ごろに実施)
- 2週間
- 待遇
- 滞在費、食費支給
- 渡航に係る往復航空券代の半額が参加者の自己負担
- コンテンツ
- 首都キガリでインストラクターとして小学生へIT教育指導
ルワンダ・ナッツ・カンパニー
ルワンダの農業ベンチャー企業「ルワンダ・ナッツ・カンパニー」実践体験プログラムです。前述のエドテックグローバルと同様、滞在費・食費は支給され、航空券の半額が自己負担となります。
2017年11月現在は催行されていません(2016年度は8~9月ごろに実施)
- 2週間
- 待遇
- 滞在費、食費支給
- 渡航に係る往復航空券代の半額が参加者の自己負担
- コンテンツ
- 小農をまわってマカダミアの木の植え付け状況の調査と指導
- 加工食品の品質の安定化と現場での指導
- 在庫管理、買い付けの支援
- 帳簿付けの支援、現地での販売・マーケティングの指導など
- ナーサリーでの苗木の植え付けの支援、点滴灌漑の導入支援
ホームステイ
特定非営利活動法人AYINA「オーダーメイドホームステイ」
アフリカホームステイ、アフリカツアー、アフリカ旅行 | 特定非営利活動法人AYINA
予算や希望に沿って、アフリカでのホームステイ体験をオーダーメイドしてくれるプログラム。
下記リンクから、ルワンダホームステイを体験された方のレポートを読むことができます。
オーダーメイドとは別にパッケージ化されたホームステイプログラムもありますが、こちらはコーディネート料金5万円、現地ツアー費用510ユーロと学生でも利用しやすい価格になっています(ただし現在はガーナとベナンのみ)。
ルワンダノオトのスタディツアー・プログラム
【更新 2018/06/14】
ルワンダノオトでもスタディツアー「START」をはじめました。
スタディツアー「START(Study Tour At Rwanda for Tomorrow)」は、ルワンダの歴史・文化・ビジネスを学び、現地の方々との交流を通じて、特にソーシャルビジネスや国際協力に関心のある若者の可能性を広げることを目的としています。
「アフリカに行ってみたいけど、ひとりで行く自信がない」
「社会貢献に興味があるけど、何から始めていいかわからない」
「観光では分からない途上国のリアルを知りたい」
そんな方々に新たな一歩を踏み出す「きっかけ」を得て頂くことがなによりの願いです。あなたとルワンダでお会いできることを、たのしみにしております!