やりたいことが見つからない大学生へ。「自分探し」より「自分づくり」

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マイブームはマンガ『キングダム』、ルワンダ在住ブロガーのタケダノリヒロ(@NoReHero)です

ありがたいことに、このブログを読んでくれた大学生から連絡をもらったり、実際に会ったりする機会が増えてきました

そんな彼らの多くが口をそろえて言うセリフが「やりたいことがわからない」、もしくは「なんとなくやりたいことはあるけど、それが正しいのかわからない」です

気づけばぼくも27歳。社会的に見ればまだまだ若造ですが、ぼくも学生たちと同じように「やりたいことってなんだろう」とずっと考えながら生きてきました。なんならいまも考えてます

いまのところ、ぼくは自分のやりたいことをする人生を生きられてます。だからこそ、こんなぼくにも相談してくれる学生さんたちがいる

なので、諸先輩方から「ずいぶんと偉くなったもんだな」と言われちゃいそうですが、自分の経験上「こうしたらいいんじゃない?」っていうことを書いておきます

自分づくり

 

タケダの略歴

「そもそもお前誰だよ」って方へ

ぼくはいま、青年海外協力隊としてルワンダで働いてます

その前は大手菓子メーカーで3年間勤務してました

就活では自分の入りたい会社に入れたし、いまでも自分のやりたいことを出来てるので、キャリアパスとしては「成功してる」と言っていいと思います

そんなタケダから、いまの大学生と、大学生だった頃の自分に言いたいこと

やりたいことなんてない

先日、元ミクシィ代表の朝倉祐介さんが書いた『論語と算盤と私』を読んでいて、とても共感した文がありました

ここまで「やりたいこと」がある程度固まっている方を念頭に、話を進めてきましたが、まずもって大多数の人々にとって、「やりたいことなんてない」という事実を受け入れるところから始めるべきではないでしょうか。社会経験の乏しい学生の方であれば、なおさらそうでしょう。別にそれは恥ずべきことではありません。

内省的に自分を振り返ってみるのもよいのですが、空の箱のなかをどれだけ探ってみても、出てくるものなどありません。「やりたいこと」を見つける点においても、また「安定」を得るための自己鍛錬という点においても、「自分探し」より「自分づくり」という気持ちで日々の生活に臨んでいくべきではないでしょうか。

その過程で思いがけず、「夢」や「志」に出くわすこともあるでしょうし、結局見つからないまま終わることもあるでしょう。そんなものではないでしょうか。いたずらに「終生のテーマを見出さなければならない」などという強迫観念に囚われる必要もないかと思います。

「やりたいことなんてない」という事実を受け入れるところから始めるべき

空の箱のなかをどれだけ探ってみても、出てくるものなどありません

「自分探し」より「自分づくり」

まさにそう

「やりたいこと」を見つけるのってそんなに簡単じゃない

「何をやりたいの?」と聞かれて、「○○をやりたい!」と答えられる人なんてごくわずかです

特に就職活動なんて、顔だけ見て結婚相手を決めるようなもの。インターンでもしたことがなければ、就活で良いなと思った仕事を一生モノにしようと決めるのはあまりに無謀です

若いうちはまだ「空の箱」の状態。その中をいくら探ったところで「自分」なんて出てこない。だからそれを自分の手で作っていこう、「自分探し」より「自分づくり」の方が大事だよ、というのが朝倉さんの主張

「自分探し」より「自分づくり」

じゃあどうすれば「自分づくり」が出来るか?

どうすれば「空の箱」の中身を埋めていくことが出来るか?

うじうじ考えてないで

人に会え

本を読め

旅に出ろ

心を動かせ

発信しろ

っていうのがぼくの言いたいこと

人に会え

人に会おう

自分にない知識や経験を持っている人に会おう。ぼくが大学生のときは、一回りか二回り上のお兄さんたちによく可愛がってもらってました

人の知識は

「『知ってる』と知ってること」

「『知ってる』と知らない(気付いてない)こと」

「『知らない』と知ってること」

「『知らない』と知らないこと」

に分けられます

自分にないものを持っている人たちは「『知らない』と知らないこと」を教えてくれる

知識が増えると視野が広がる。視野が広がると、好奇心が高まる

「こんな世界があったのか…!!」と気づかせてくれる人に沢山出会えば、世界は広がる

それが新たな「自分」になっていくはず

本を読め

本を読もう

「巨人の肩の上に立つ」という言葉があります

巨人の肩に立つと遠くまで見渡せるように、先人の積み重ねた発見に基づいて何かを発見すること

いまの自分の中を探っても何もないなら、先人の知恵を借りましょう

歴史上の偉人や大成功を収めたビジネスマンが人生をかけて得た知見を、たとえエッセンスだけでもたった数時間で吸収できるなんて、ぼくらはラッキーです

旅に出ろ

旅に出よう

時として揶揄される「自分探しの旅」。前述の朝倉さんの言葉を借りて「自分づくりの旅」と言い換えると、あながち無意味ではないと思います

国内でも海外でもいい。見たことのない景色を見て、やったこともないことを経験しよう

そうすれば、新たな「自分」の要素が間違いなく増える

いつまでも同じ場所にいたら、同じ景色しか見えないよ

心を動かせ

心を動かそう

「やりたいこと」は、別の言い方をすれば「いちばんワクワクすること」

でも、空の箱の中にワクワクすることなんてあるわけない

だから、人に会って、本を読んで、旅に出て、心を動かす

どんな人にときめくか?どんな文章に突き動かされるか?どんな風景にドキドキするか?

何にワクワクするかが分かれば、やりたいことも自然と見えてくるはず

発信しろ

すこしやりたいことが見えてきたら、自分の想いを発信しよう

どんなことが好きか?どんなことを考えてるか?

それをTwitterでもインスタでもブログでもなんでもいいから、発信してみる

自分をさらけ出すのは勇気がいる。批判されたり、バカにされるかもしれない

でもね、高校生でもSNSに堂々と「青年海外協力隊になるのが夢」「国際協力をしたい」って書いてる子が沢山いるんだよ

実際に現役の協力隊員とやり取りをしてる子もいる。自分から発信するから気付いてもらえる。情報が集まってくる。そしたらやりたいことに一歩近づける

発信することによって被るマイナス要素なんて、得られるものの大きさと比べたらほんとにちっぽけなもの

だったら、発信した方が何万倍もお得でしょ

まとめ

なんか安っぽい自己啓発書みたいになってしまいましたw

が、これは大学生だった頃の自分に言い聞かせたいことでもあります

当時の自分としてはベストな選択肢を取ってこれたと思ってるし後悔はしてません

でも、もっともっと違う世界を見ることも出来たはず

空の箱の中で一生懸命「自分探し」をするんじゃなくて、人に会って、本を読んで、旅に出て、心を動かして、発信して、「自分づくり」をすれば、「やりたいこと」に出会える…かもね

ぼくもまだ「やりたいこと」のスタート地点に立ったばっかり

人生、楽しみましょう

タケダノリヒロ(@NoReHero

これも読んでね→→→みんな「何者」かになりたいんだよね
心をえぐられる!朝井リョウの小説『何者』。あらすじ・名言・感想

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