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アフリカ・ルワンダ在住者の【音楽×読書×生き方・はたらき方】ブログ

お洒落なルワンダ語教室「ため息をつく=心にあいさつをする(gusuhuza umutima)」

time 2016/08/02

ルワンダ青年海外協力隊には、隊員やスタッフ向けのオンライン広報誌があります。

そこに「ルワンダ語」をテーマに寄稿させていただいたんですが、せっかくなので当ブログにも掲載しておきます。

心にあいさつを

言語はその国の文化や精神性を深く反映しています。ルワンダ語もその例に漏れず、時折はっとするような表現に出会ったりするものです。

ぼくが好きなルワンダ語の表現、「gusuhuza umutima」。

これは「to sigh = ため息をつく」という意味の熟語ですが、直訳すると「心に挨拶をする (to greet heart)」になります。なんとも詩的な表現ですね。

ルワンダ人の同僚に聞いたところ、これは悲しい時につくため息のことだそうです。恋人との甘いひとときを思い出してつくため息(毎日ぼくがついているやつ)とはまた別のようですね。

「ため息をつくと幸せが逃げるよ」なんて言う人もいますが、「息を大きく吸って吐く」という同じ動作でも、言い方を変えれば「深呼吸」になります。

「ため息色した 通い慣れた道〜」という歌詞から始まる、Mr.Childrenが1996年にリリースしたシングル『花─Memento-Mori─』。夢や人生に対する葛藤を歌った歌ですが、サビではこのように歌われています。

「ふと自分に 迷うときは 風を集めて空に放つよ」

「風を集めて空に放つ」=「息を吸って吐く」ということですが、ここでは「ため息」と言うよりもっとポジティブなもの、つまり「深呼吸」を表しているように思えます。

誰しもたまにはため息をつきたくなることもあるものです。そんな時は無理して溜めこまずに、心に挨拶をして、それから深呼吸をして、内面と向き合ってみる必要があるのかもしれませんね。

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タケダノリヒロ

1989年生まれ。アフリカのルワンダでボランティア(青年海外協力隊)やってます。Africa Quest. comライターとしても執筆中。 音楽×読書×恋愛×生き方・はたらき方→『タケダノリヒロ.com』 ルワンダ情報専門サイト→『ルワンダノオト』 ※当ブログ記載内容はJICAおよび青年海外協力隊の見解ではなく、個人の見解です。 [詳細]