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「人生を幸せにするのは人間関係」という研究結果がいまなら腑に落ちる

time 2016/12/28

以前、”「人生を幸せにするのは人間関係」という研究結果がどうも腑に落ちない”という記事を書きました

しかし半年経ったいま、「たしかに人間関係ってすごく大事かも」と思っています

人生においていちばん大切なのは、身近な人との関係性の質です

なぜそのような心境の変化が起きたのか。いったい私の身になにがあったのでしょうか

半年前の心境

幸せな人生における人間関係の重要性を説くTEDのスピーチを観て、半年前のぼくはこんなことをのたまっていました

ぼくは「チャレンジすること」も幸せになるために必要なことだと思っています。

でも、良い人間関係を築くのは、ぼくが思っているよりも難しく、貴重なものなのかもしれませんね。

結婚して子どもが出来たら、「家族がいればもう何もいらない」とか言ってるかもしれませんし、心の何処かでそれを当たり前に得られるものと思っているから、その有り難みに気づけていないのかもしれません。

「人生を幸せにするのは人間関係」という研究結果がどうも腑に落ちない

このときは「チャレンジすること」がなによりも大切だ、っていう考え方が強かったんですね。自分の能力を超えた問題に挑戦しているときに幸せを感じると――

でも、自分で書いたこの文章を読んでちょっとどきっとしました

良い人間関係を築くのは思っているよりも難しく、貴重なもの

と書いているとおり、良い人間関係を築いて、それを保っていくのは簡単なことじゃない

遠距離恋愛、1年経過

彼女と遠距離恋愛中です。おたがいアフリカに住んでいて時差はないんですが、会えるのは半年に1回程度

そんな彼女と付き合って、1年が経ちました

まわりからは散々「どうせすぐ別れるよ」と言われましたが、1年経ちました。どや。どやどや

とは言え、決してずっとうまく行っていたわけではありませんでした

お互いめちゃくちゃ繊細なので、悪意のないちょっとしたひとことで相手を傷つけてしまったり――

ネット接続が悪いせいで、電話がちゃんと聞こえなくて会話がかみ合わずにイライラしたり――

西野カナばりに会いたくて会いたくて震えたり――

さきほどの記事を書いたときは、まだ彼女に対する気持ちも、正直いまほどたしかなものではありませんでした

彼女とのやり取りよりも自分の時間を優先してしまうことが多かったし、態度や反応ももっとそっけなかったと思います

それが変わったのが、前回の旅行

そっけない態度を取り続けていれば、ふたりの関係性なんてあっという間に崩れてしまう可能性があるということに気づき、

遠距離恋愛の掟。無条件に好きでいてくれると思うなよ

くだらないことでも共有できる相手がいることで、ささいなことにも意味をもたせることができるということに気づきました

付き合うとは、意味のないことに意味をもたせること〜遠距離恋愛男子の日記〜

それからというもの、タケダは心を入れ替え、年上の彼女に「成長したね」と言われるほど器の大きな男になりました

人間関係がすべての土台

そんな彼女との1年間の遠距離恋愛を経て、すこし変わった人生観

冒頭で紹介したTEDのスピーチに、より共感できるようになりました。このスピーチで語られた、人間関係が重要な理由は以下の3点

①孤独は命取り。家族・友達・コミュニティとよく繋がっている人ほど幸せで、身体的に健康で長生きする

②重要なのは友人の数ではなく、身近な人たちとの関係の質

③良い関係は身体の健康だけでなく、脳をも守ってくれる

特にいま感じるのは②の大切さです

半年前のぼくは「チャレンジすること」に重きをおいていましたが、チャレンジできるのも良質な人間関係が土台にあってこそです

いまぼくはルワンダで青年海外協力隊として活動していますが、異なる文化のなかで、価値観も経験もまったく違う人たちと接していると、うまくいかないこと、イライラすること、落ち込むことがたくさんあります

そんななかでも1年間楽しくやってこれたのは、やっぱり彼女がいたからだと思います

結婚や子育てが「夢」でもいいじゃない

遠距離なので会うことはできませんが、ほぼ毎晩1~2時間くらい電話で話してるんですね。その日にあったこととか、おもしろかったこと、悲しかったこと――

彼女も活動内容こそ違えどおなじ協力隊の隊員なので、こちらの心境をよく察してくれて、いちばんの理解者になってくれてます

でも、会話内容は重たい相談なんてごくわずかで、ほとんどは取るに足らない雑談です

しかしそれも楽しいと思えている毎日なので、直接「おかえり」とか「ただいま」が言えたらどんなにいいかとか、「そろそろ寝よっか」とか言っていちいち電話を切らなくてもどっちかが寝るまで話せたらいいなとか、いっしょにお酒を飲みながらくだらないバラエティ番組を観て笑えたら楽しいだろうなとか、つまるところ「もうそれだけあれば十分幸せかも」と思うようになりました

だから、大事なのは人間関係ってのもうなずけます

すこし前までは、「夢はお嫁さんになることです」とかいうやつは意識低すぎだろ他者に依存すんなよ甘えんな立身出世!独立自尊!と思ってました

いや、まあそこまでは思ってないんですが、それに近いことは思ってたんですね。でも、いま昔の自分に言いたいのは「好きな人と結婚して、子どもを産んで、家族をつくること」が「夢」であっても全然いいってこと

ぼくは欲張りなのでもちろんそれ以外のことも貪欲に求めていきますが、大切な人を大切にできれば人生合格点かなと

ただ、彼女は「将来を考えるからといって、夢とかやりたいことを犠牲にしないで」と言って応援してくれてます

だからぼくはやりたいことを思いっきりやりたい。自分が夢を叶えることで自分よりも喜んでくれる人がいるなら、とことんやらなきゃね

明日、会いに行きます

そんな彼女に、明日会いに行きます。5ヶ月ぶり。ふたりの中間地点のタンザニアで12日間

9月には「『あと3ヶ月』からなかなか減らないねー」と話していたんですが、10月ごろから「あと○ヶ月」「あと○週間」「あと○日」のどれがいちばん短く感じるかなあと彼女が悩みはじめ(かわいいかよ)、ついに「あと1日」になりました。いやー、長かった

ちょっと緊張。楽しんできます

タケダノリヒロ(@NoReHero

「ふつう」な瞬間が実は幸せだったりするんですよね

長続きする遠距離恋愛。「ふつう」を楽しむこと

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タケダノリヒロ

タケダノリヒロ

1989年生まれ。16年1月より青年海外協力隊としてルワンダで活動中。コミュニティ開発隊員として水問題に取り組みながらブログ更新してます。Africa Quest. comライターとしても執筆中。 ※当ブログ記載内容はJICAおよび青年海外協力隊の見解ではなく、個人の見解です。 [詳細]

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