【まとめ】2016年なにが起こった?世界の紛争・テロをざっくり解説

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ルワンダ青年海外協力隊のタケダノリヒロ(@NoReHero)です

今年ももうすぐ終わりですね。ルワンダはいまとても平和で、「アフリカ一治安がいい」と言われるほどですが、ニュースを見ていると世界ではまだまだ争いが絶えません

新しい年を迎える前に、いま世界ではなにが起こっているのかいちど整理してみようと思い、2016年に起こったテロ・紛争について調べてみました

「先進国でのテロ」「国別のテロ・紛争の状況」について書いています。これを読めば、いまニュースで流れているけど途中からだといまいち分からないという国際問題も、ざっくりと理解できるはずです

トピックの選定方法

以下各トピックは、世界の動きが簡潔にまとまっている国連広報センターの「世界の動きと国連」というページからの引用です
世界の動きと国連|国連広報センター

元サイトでは時系列で並んでいますが、おもなものを国別にまとめ直しました

先進国でのテロ

まずは先進国でのテロについて

フランス

7月15日

フランス:テロ襲撃事件

フランスのニースでテロ襲撃が起こり、多数の死傷者がでた。潘基文事務総長はメッセージを発し、犠牲者の遺族に弔意を表すとともに、テロリズム、暴力的な過激主義との闘いを活発化するよう求めた。

引用元:「世界の動きと国連」

7月、南仏のニースでトラックが群衆に突っ込み、80人を超える犠牲者が出ました

ニース事件、死者84人に フランス襲うテロの連鎖

この事件を含めると、フランスでは過去4年間で240人以上がテロで死亡しています

なぜフランスばかりがテロの標的になっているかというと、その原因は元植民地であるアルジェリアでの内戦を支援したことから、フランスで暮らすイスラム教徒の聖戦主義者の理念と結びついたと考えられています

参考:なぜフランスばかり過激派に狙われるのか | THE WALL STREET JOURNAL

ベルギー

フランスの隣国、ベルギーでも3月にテロが発生しました

3月22日

ベルギーで、爆弾テロ発生

ベルギーの首都ブリュッセルで爆弾テロ発生。30人以上が死亡し、多数の負傷者がでた。安保理は報道声明を発し、犠牲者と遺族に哀悼の意を示し、同国政府と国民との連帯を表明した。

引用元:「世界の動きと国連」

ブリュッセルのモレンベーク地区は「テロの温床」と呼ばれています

そうなった原因として挙げられているのは、9・11以降、徹底的な公安の調査が入ったイギリスやスペインとは異なり、ベルギーはテロ組織にとって安全だったことや、モレンベーク地区で貧困にあえぐ若者たちが政治的に見過ごされてきたことなど。詳しくは下記の記事で

ヨーロッパの華やかな小国・ベルギーがなぜ「テロの温床」になったのか(松尾 秀哉) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)

各国におけるテロ・紛争の経過

つづいては、国別のテロ・紛争の経過まとめです

アフガニスタン

9・11以降、アメリカを中心とする紛争の舞台となったアフガニスタン。いまだにタリバンなどの反政府勢力との衝突が続いています

1月6日

アフガニスタン:一連の自爆テロ

新年あけの数日間、首都カブールで、一連の自爆テロが発生し、多数の犠牲者がでた。タリバンが犯行声明をだした。国連アフガニスタン・ミッション(UNAMA)は本日、声明をだし、非難した。

引用元:「世界の動きと国連」

1月21日

カブールでメディアを標的にテロ

アフガニスタンの首都カブールで、報道関係者を標的にした自爆テロが起こり、8人が死亡し、24人が負傷した。国連アフガニスタン支援団(UNAMA)は声明を発し、この自爆テロを非難した。

引用元:「世界の動きと国連」

6月10日

アフガン:市民襲撃事件

アフガニスタン・ナンガルハール州のモスクで金曜日、礼拝に集う市民を狙った襲撃事件が発生し、多数の死傷者がでた。国連アフガニスタン支援団(UNAMA)の代表は本日、この襲撃事件を非難する声明を発した。

引用元:「世界の動きと国連」

6月20日

アフガン:一連の襲撃事件

アフガニスタンにおいて、一連の襲撃事件が発生し、多数の死傷者がでた。国連アフガニスタン支援団(UNAMA)は本日、深刻な懸念を表明するとともに、タリバンなど反政府勢力に対し、市民が居住する地域でのあらゆる襲撃を即時停止するよう訴えた。

引用元:「世界の動きと国連」

8月25日

アフガン:アメリカン大、襲撃

アフガニスタンの首都カブールで昨夜、アメリカン大学が襲撃を受け、市民12人が殺害されたほか、学生を中心に50人以上が負傷した。同国に展開するUNAMAはプレス声明を発表し、この襲撃事件を強く非難した。

引用元:「世界の動きと国連」

9月29日

アフガニスタン:空爆で15人死亡

アフガニスタン東部のアチンで昨日、ISILを対象にした空爆が行われたが、少年1人を含め、少なくとも15人の市民が死亡し、13人が負傷した。UNAMAが報道声明で発表した。

引用元:「世界の動きと国連」

11月21日

アフガニスタン:カブールで襲撃

アフガニスタンの首都カブールにあるモスクで本日、襲撃事件が起こり、少なくとも32人の市民が死亡し、50人以上が負傷した。犠牲者の多くは子供。潘基文事務総長は声明を発し、この襲撃事件を非難した。

引用元:「世界の動きと国連」

イスラエル

1月5日

イスラエル/レバノン:停戦の維持を

昨日、ヒズボラによるイスラエル軍襲撃事件が起こり、イスラエルも応酬した。この事態を受けて、潘基文事務総長は声明を発し、すべての当事者に対し、敵対行為の停止を維持するよう求めた。

引用元:「世界の動きと国連」

11月末にはイスラエル軍とIS勢力が衝突する事件が発生しました

イスラエル軍、ゴラン高原でIS勢力の戦闘員4人殺害

イスラエルは長期化している隣国のシリア内戦の影響を受けています

シリア内戦が始まった2011年初頭以降、イスラエルにはシリアの政府軍と反体制派勢力による戦闘の流れ弾が着弾するなど影響が飛び火している他、レバノンのイスラム教シーア派(Shiite)原理主義組織ヒズボラ(Hezbollah)やその関連グループからの攻撃も受けている。

引用元:イスラエル軍、ゴラン高原でIS勢力の戦闘員4人殺害 | AFP BB NEWS

イエメン

イエメンでは、2015年から大統領派、フーシ派、アルカイダ傘下のアンサール・アル・シャリーアの3勢力による内戦が続いており、大統領派を支持している隣国サウジアラビアを中心とした連合軍による空爆も行われています

1月5日

イエメン:市民に多数の犠牲者

国連が本日報告したところによると、イエメンにおいて、サウジアラビア主導の連合軍による空爆が続くなか、同国の市民に多数の犠牲者がでている。その数は8,100人を超え、そのうち2,800人が死亡。

引用元:「世界の動きと国連」

3月22日

イエメン:紛争発生から1年

イエメンで紛争が発生してから1年が経過。死傷者は万単位にのぼり、国民10人に1人が避難民化し、ほぼ全国民が緊急援助を必要としている。Jamie McGoldrick人道調整官がジュネーブで記者団に述べた。

引用元:「世界の動きと国連」

3月23日

イエメン:停戦合意、成立

イエメンの紛争当事者たちがこのたび、同国全土における敵対行為の停止に合意した。4月10日深夜に発効する。18日には、クウェートで、和平協議が開催される。Ismail Ould Cheikh Ahmed事務総長特別代表が本日、ニューヨークで記者会見し、明らかにした。

引用元:「世界の動きと国連」

3月29日

イエメン:犠牲となる子供たち

ユニセフがこのたび発表した報告「危機の淵の子供たち」によれば、イエメンにおいて、毎日6人の子供が死傷し、10歳ぐらいの子供たちが兵士として徴用されている。報告は、同国が破綻国家となりつつあると警告した。

引用元:「世界の動きと国連」

10月10日

イエメン:葬儀襲撃の調査を

イエメンで土曜日、葬儀場が襲撃され多数の犠牲者がでたことについて、ゼイド人権高等弁務官、潘基文事務総長はメッセージを発し、憤りを示し、同国における国際人権・人道法の違反の疑いを調査するための独立機関を設置するよう求めた。

引用元:「世界の動きと国連」

10月19日

イエメン:72時間停戦

イエメン担当人道調整官のマクゴールドリック氏は同国の首都サナアからUNラジオのインタビューに応じ、この一か月間、市民が紛争の矢面に立ってきたことを指摘し、72時間停戦が本日発効することについて歓迎の意を表明。現在援助を届けるのが難しい地域へのより予測可能なアクセスの確保を求めて訴えた。

引用元:「世界の動きと国連」

内戦はいまだに続いていますが、その混乱に乗じてISとそのライバル関係にあるアルカイダはイエメン南部での勢力拡大を狙っており、12月10日にはISによる自爆攻撃が発生しています

イエメンで軍を狙った自爆攻撃、35人死亡 ISが犯行声明

イラク

ISによるテロ攻撃や、イラク軍とイスラム過激派組織との戦闘が続いています

参考:外務省海外安全ホームページ

5月11日

イラク:車爆弾テロ

イラクのサドルシティーの市場で、車爆弾テロが起こり、多数の死傷者がでた。クビシュ事務総長特別代表は本日、プレスリリースを発し、このテロ襲撃事件を強く非難した。

引用元:「世界の動きと国連」

6月28日

イラク:自爆襲撃事件

イラクの首都バグダッド西に位置するアブグレイブで、自爆襲撃事件が発生し、多数の死傷者がでた。クビシュ事務総長特別代表は声明を発し、この襲撃事件を強く非難した。

引用元:「世界の動きと国連」

7月1日

イラク:続く暴力で市民犠牲に

国連イラク支援団(UNAMI)によれば、6月の一か月間で、イラクで、テロ、暴力、武力紛争により、少なくとも662人のイラク人(うち半数が市民)が殺害され、1,457人が負傷した。

引用元:「世界の動きと国連」

11月1日

イラク:モスル、市民の窮状

人権高等弁務官事務所が本日発表したところによれば、イラクにおいて、ISILが約2万5000人の市民を強制的にモスルおよびその周辺に移動させている。その近辺に建てられた軍事施設などが政府軍の攻撃の的になり、市民が犠牲になることが懸念される。

引用元:「世界の動きと国連」

11月11日

イラク:シリアへと難民流出

イラクのモンスールにおいて、ISILに対する軍事攻撃が激しさを増すなか、イラクの市民たちがシリアへと流出している。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の報道官がジュネーブで記者団に述べた。

引用元:「世界の動きと国連」

インドネシア

1月にはインドネシアで、東南アジア初となるISが犯行声明を発表したテロが発生

1月14日

ジャカルタで、テロ事件発生

インドネシアの首都ジャカルタで、テロ事件が発生し、多数の犠牲者がでた。潘基文事務総長は声明を発し、この事件を非難し、犠牲者への哀悼の意を表明した。

引用元:「世界の動きと国連」

インドネシアにはISを支持する過激派グループが約20あると言われており、国内の過激派はネット空間でISとつながっているとされています

ISの脅威に直面するインドネシア:ジャカルタ爆弾テロから2カ月

コロンビア

6月23日

コロンビア:停戦協定、署名

キューバの首都ハバナで、コロンビア政府コロンビア革命軍(FARC)が停戦協定に署名。その場に立ち会った潘基文事務総長は模範的な和平の実施として、この歴史的な署名式の重要性を強調した。

引用元:「世界の動きと国連」

11月30日に和平協定が結ばれ、52年に渡る内戦に終止符が打たれました
コロンビア内戦の和平合意が発効、半世紀にわたる戦いに終止符「歴史的な支援に感謝」

コンゴ民主共和国

10月21日

コンゴ:治安部隊が過剰な武力

コンゴ民主共和国の首都キンシャサにおいて、治安部隊が抗議デモ参加者に対して、過剰な武力を行使し、2日間で、少なくとも53人が死亡し、143人が負傷し、299人以上が不当に逮捕された。同国に展開するMONUSCOの合同人権事務所が調査結果を発表、明らかにした。

引用元:「世界の動きと国連」

15年以上にわたって、周辺国を巻き込みながら紛争が続いているコンゴ民主共和国。犠牲者数は、第二次大戦以降、世界最大の540万人と言われています
死者540万人以上―日本では報道されない、忘れられた世界最大の紛争(コンゴ民主共和国)

サウジアラビア

7月5日

サウジ:テロ襲撃事件

サウジアラビアのジェッダ、カティーフ、メディナで昨日、テロ襲撃事件が発生し、多数の死傷者がでた。潘基文事務総長は声明を発し、遺族に弔意を表すとともに、これら襲撃事件を非難した。

引用元:「世界の動きと国連」

サウジアラビアは、ISやタリバン、アルカイダを生んだ「テロの温床」と言われています

サウジアラビア、テロの温床

シリア

シリアでは、2011年から始まったアサド政権反政府勢力の内戦がいまなお続いています

また、その混乱に乗じて国内で勢力を拡大しているのがISです
これでわかる!「シリア内戦」の全貌〜そして「イスラーム国」が台頭した(末近 浩太) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)

2月1日

シリア:ダマスカスで爆弾テロ

報道によれば、シリアの首都ダマスカスで爆弾テロ事件が発生し、60人以上が死亡した。潘基文事務総長は声明を発し、ジュネーブで和平協議に参加する同国政府と反政府勢力が人道状況を緊急に改善することに合意するよう促した。

引用元:「世界の動きと国連」

3月11日

シリア紛争、5年目

オブライエン人道問題担当事務次長、カズンWFP事務局長など、11人の国連幹部は共同声明を発し、戦闘の終結をめざす政治解決と、同国におけるすべての人々へのアクセスを求めた。

引用元:「世界の動きと国連」

5月6日

シリア:避難民キャンプ襲撃

シリア北西部の避難民キャンプが昨日、襲撃され、多数の死傷者がでたことについて、潘基文事務総長は本日、声明を発し、非難するとともに、安保理がシリアの事態を国際刑事裁判所に付託するよう促した。

引用元:「世界の動きと国連」

6月1日

シリア:市民の保護を

シリア北部のアレッポにおいて、ISILによる攻勢で千人単位の市民が危険に晒されていることについて、避難民、裁判外処刑を担当する人権特別報告者はそれぞれ、声明を発し、憂慮を表明するとともに、市民を保護するよう訴えた。

引用元:「世界の動きと国連」

7月14日

シリア:アレッポ博物館、破壊

シリア北部でアレッポ国立博物館が最近、爆撃された。国連教育科学文化機関(UNESCO)のボコバ事務局長は本日、遺憾の意を表明。暴力と文化財の破壊の停止を再度求めた。

引用元:「世界の動きと国連」

7月21日

アレッポ東部:人道停戦を

シリアのアレッポ東部において、最後に残るアクセスルートが閉鎖され、文民的、人道的、商業的な移動が不可能になっている。オブライエン人道問題担当事務次長は声明を発し、この状況に警鐘を鳴らし、紛争当事者に対し、人道停戦を求めた。

引用元:「世界の動きと国連」

シリア:子供への暴力根絶を

シリアのアレッポで12歳の少年が殺害され映像が投稿されたこと、またマンビジで空襲により20人以上の子供が死亡したことなど、この一週間の事態を受け、ユニセフは同国の子供たちに対するすべての暴力を即時にとめるよう求めた。

引用元:「世界の動きと国連」

7月26日

アレッポ:病院に対する襲撃事件

シリアのアレッポ東部で最近、4つの病院、血液バンクに対する襲撃事件が起こった。ユニセフは本日、声明を発出し、保健衛生施設に対する襲撃事件が国際人道法に明白に違反し、戦争犯罪に相当するとの旨を述べた。

引用元:「世界の動きと国連」

8月1日

アレッポ:2万5千人、避難民に

駐シリア・ユニセフ事務所の広報担当がUNニュースサービスに語ったところによると、昨夜、アレッポから、激しい軍事攻撃を逃れ、およそ2万5,000人が流出し、避難民となった。

引用元:「世界の動きと国連」

8月2日

シリア:病院などへの空爆

シリアにおいて、5つの病院、1つの血液銀行が空爆を受けたと伝えられることについて、国連人道問題調整事務所(OCHA)は本日、すべての紛争当事者に対し、医療施設やその他の民間インフラの破壊を止めるよう求めた。

引用元:「世界の動きと国連」

8月31日

シリア:ダラヤから全住民撤退

シリア政府とダラヤの代表との合意後、ダラヤからすべての人々が撤退したことについて、オブライエン人道問題担当事務次長は深刻な憂慮を表明。この進展が国際法に則ったものではないことを強調した。

引用元:「世界の動きと国連」

9月30日

アレッポ:残る医者30人未満に

シリアのアレッポにおいて保健衛生施設の状況が悪化し、残る医者の数が数日前からさらに減り、現在30人を下回っている。世界保健機関(WHO)の高官が明らかにした。

引用元:「世界の動きと国連」

10月20日

シリア:ロシア、一方的停戦

ロシア連邦がこのたびシリアのアレッポにおける方的停戦を宣言し、本日、同停戦がスタートしたことについて、潘基文事務総長は歓迎の意を表明したうえで、全土停戦が復活しなければならないとの旨を強調した。

引用元:「世界の動きと国連」

スーダン

スーダン西部では「ダルフール紛争」が継続しています

ダルフール地方の反政府勢力の反乱をきっかけとして、スーダン政府軍スーダン政府に支援されたアラブ系の「ジャンジャウィードと呼ばれる民兵の反撃が、地域の非アラブ系住民の大規模な虐殺や村落の破壊に発展したものです

参考:Wikipedia

2月24日

ダルフール:あらたな避難民

スーダンの北ダルフールで紛争が激化し、この数日間で、8万5,000人以上の市民が自らの村落を流出し、避難民化している。同国に駐在する国連人道調整官は本日、プレスリリースを発出し、深い懸念を表明した。

引用元:「世界の動きと国連」

5月10日

北ダルフール:避難民の殺害

北ダルフールの避難民収容所の近辺において、武装した現地種族による襲撃事件が起こり、2人の子供を含む市民が銃撃を受けて死亡した。同国担当国連人道調整官は襲撃事件を非難した。

引用元:「世界の動きと国連」

トルコ

1月12日

トルコ:テロ事件、発生

トルコのイスタンブールの旧市街スルタン・アハメット地区において、テロ爆撃事件が発生し、10人が死亡し、少なくとも15人が負傷した。潘基文事務総長は声明を発し、テロを非難し、犯人を逮捕し裁判にかけるよう訴えた。

引用元:「世界の動きと国連」

6月にはイスタンブール空港で自爆テロが発生しています
トルコ・イスタンブールの国際空港で自爆テロ、多数死亡 その爆発の瞬間(動画・画像)

12月10日には、44人が死亡する爆弾テロが発生しました。トルコからの独立を目指すクルド労働者党(PKK)の分派組織とみられる「クルド解放のタカ(TAK)」が犯行声明を出しています
トルコ爆弾テロ、クルド組織が犯行声明 44人死亡

このほか、トルコではISによるとみられる自爆テロなども発生中です

参考:海外安全ホームページ

ニジェール

ニジェールではスンニ派過激組織の「ボコ・ハラム」による攻撃が6月、9月に発生しました

6月7日

ニジェール:ボコハラムの暴力

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、ニジェール南東部において、先週金曜日から、ボコハラムの暴力が継続し、千人単位の人々が自らの家を追われ流出している。

引用元:「世界の動きと国連」

6月21日

ニジェール:避難民、24万人

ニジェールのDiffaにおいて、6月3日のボコハラム襲撃以降、家を追われた人が24万人を超えた。ユニセフ(国連児童基金)の駐ニジェール事務所代表が明らかにした。

引用元:「世界の動きと国連」

9月2日

ニジェール東部でボコ・ハラムの攻撃、3か月ぶり

パキスタン

パキスタンにおけるテロの多くは、パキスタン・タリバーン運動(TTP)等のイスラム過激派勢力によって実行されています

参考:海外安全ホームページ

1月13日

パキスタン:自爆襲撃事件

パキスタンのクエッタでポリオ予防接種センターが襲撃を受け、少なくとも15人が死亡し、25人が負傷した。潘基文事務総長は声明を発し、この襲撃事件を非難するとともに、犯人を逮捕し、裁判にかけるよう訴えた。

引用元:「世界の動きと国連」

8月8日

パキスタン:病院でテロ襲撃

パキスタンのクエッタの市民病院で本日、テロ襲撃事件が発生し、多数の死傷者がでた。潘基文事務総長は声明を発し、人々の安全を確保し、本日の襲撃事件の犯人を裁きにかけるべく最善を尽くすよう促した。

引用元:「世界の動きと国連」

バングラデシュ

バングラデシュでは、日本人が犠牲となるテロが7月に発生しました。イスラム過激派組織「イスラム国」の傘下組織「バングラデシュのイスラム国」が犯行声明を出しています
日本人7人死亡…バングラデシュテロまとめ

南スーダン

南スーダンでは2013年以降内戦が続いています。おもに対立しているのは、キール大統領派と、マシャール第1副大統領派。これ以外にも多数の勢力の台頭が指摘されています
大統領・副大統領派だけではない、南スーダン内戦に関わる勢力

7月12日

南スーダン:停戦、持続

国連南スーダン・ミッション(UNMISS)によれば、南スーダンにおける停戦は、散発的な銃撃戦はあるものの、概ね、維持されている模様である。一方、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は各国に対し、首都ジュバから流出する人々に国境を開放し続けるよう促した。

引用元:「世界の動きと国連」

7月13日

南スーダン:戦闘、再開

南スーダンで、政府と反政府勢力が衝突し、多数の負傷者がでるとともに、治安状況が不安定化している。平和維持活動担当事務次長は本日、安保理で、同国に展開する平和維持活動UNMISSについて報告。マンデートの強化の必要について速やかな評価を可能にすべく、ミッションの任期を8月末まで延長するよう提案した。

引用元:「世界の動きと国連」

7月14日

南スーダン:ユニセフ、緊急援助

南スーダンにおいて先週、激しい戦闘が起こり、多数の人々が死傷し、避難民となった。ユニセフとパートナー組織は現在、それら人々に対し、緊急援助を提供している。

引用元:「世界の動きと国連」

7月22日

南スーダン:26,500人が流出

南スーダンから、7月7日以降、ジュバで発生した武力衝突を逃れて、女性と子供を含む26,000人がウガンダに流出している。昨日だけで8,337人がウガンダに流出したが、これは2016年以降、ウガンダへの一日の流出記録としては最多。

引用元:「世界の動きと国連」

9月16日

南スーダン:難民、100万人超え

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が本日発表したところによれば、不穏情勢と暴力が執拗に続く南スーダンから近隣諸国に流出した難民の数は100万人を超えた。それら難民のほとんどが女性と子供。

引用元:「世界の動きと国連」

9月30日

南スーダン:イェイで緊急支援必要

南スーダンのイェイの治安状況が急速に悪化し、そこで窮状に喘ぐ約10万人に対する緊急人道支援が必要となっている。国連難民高等弁務官(UNHCR)が本日、警告を発した。

引用元:「世界の動きと国連」

11月4日

南スーダン:大量の難民流出

南スーダンで紛争が継続し、同国から毎日、平均3500人が近隣諸国へと流出している。難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国家当局、人道アクターたちは難民たちに安全な場所を提供すべく急いで活動している。

引用元:「世界の動きと国連」

以上、2016年のテロ・紛争まとめでした

これだけ世界各地でテロや紛争が起こっていると、いま自分がいる場所が平和なのはたまたまで、いつなにが起こるか分からないということを実感させられますね

2017年はどんな年になるでしょうか

タケダノリヒロ(@NoReHero
テロではなかったようですが、ミュンヘンでもこんな事件がありました
備えることは格好悪いことじゃない。ミュンヘン銃乱射事件から考える。

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