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英語の次はルワンダ語!3ヶ月でペラペラになる語学勉強法

time 2016/03/23

ルワンダに来て2ヶ月が経過し、ルワンダ語が思ったほど上達していなくて焦っているという記事を書きました。

やらないことリストを作ろう-世界で通用する人がいつもやっていること

このままではいつまで経っても話せるようにならないので、「どうやったら最短ルートでペラペラになれるか」を考えてみました。

そのうえで「派遣後3ヶ月で日常会話で困らないルワンダ語力を身につける」という目標を立てました。派遣後3ヶ月ということは、あと3週間しかありません。やばい。

無謀だと思いますが、とりあえずあと3週間、ギアを一段階上げてやっていきます。さっそく今日から行動を変えたら意識まで変わってきました。

3ヶ月でペラペラになるための戦略を考えたので、「自分だったらどうするかな?」と一緒に考えてもらえると嬉しいです。

allout

逆算して考える

まず参考にしたのは、Twitterで流れてきたこんな記事。

まったくの素人から4年で司法試験に合格した杉浦さんという方の勉強法です。何かを身につけるには、実践者の真似をするに限ります。これを応用して考えてみました。

目標を達成するための大枠は
1 目的地(合格ライン)を知る
2 現在地を知る
3 現在地→目的地まで辿り着く手段をゴールから逆算で考える
4 3で考えた手段を実行する
ことの繰り返しだと考えています。

1.目的地を知る

ぼくの最終的なゴールは「(青年海外協力隊の派遣が終わる)2018年1月13日までにルワンダ語がペラペラになって、住民と本音で語れるようになること」です。

でも派遣最終日にようやくしゃべれるようになっても意味無いですよね。ペラペラになっている先輩隊員の話を聞くと、大体派遣から9ヶ月から1年くらいでしゃべれるようになったそうです。

だからぼくは派遣から3ヶ月後、「2016年4月13日までに日常会話で困らないルワンダ語力を身につける」をひとまずの目標にします。

3ヶ月という期間に根拠はないです。ただ「もうしゃべれるようになったの?!」と言われたいだけです。

それに1年を目標にしていたら、本当にしゃべれるようになるまでに2年ぐらいかかっちゃうと思います。だからあえて3ヶ月。到達出来なかったら、そのときはそのときです。ダメだった原因を考えて、再スタートすればいいだけですしね。

2.現在地を知る

1ヶ月間の語学訓練とそこから1ヶ月の独学で、ごく基本的な単語と文法は理解しているレベルです。

3.現在地→目的地まで辿り着く手段をゴールから逆算で考える

語学習得において、重要な要素は「単語を覚えること」と「文法を身につけること」の2つに分けられると思いますが、この3週間は単語に重点を置いて勉強して行きます。会話は最悪単語だけでも出来ますからね。

それにひとかたまりの文法を理解するよりは、単語を数個覚える方が圧倒的に短時間で済みます。しかもルワンダ語は形容詞が極端に少なく、ほとんど動詞と名詞で成り立っている点も、短期間で習得するうえでは好都合です。

参考書の頻出単語リストの数を数えてみました。動詞422個、名詞253個、計675個。3週間でこれを覚えるには、1日あたり32単語覚えればいいことになります。これまで1日2〜3単語語彙を増やせてれば良い方だったのでそれと比べればかなり多いですが、無理な数字ではありません。

それに頻出単語と言うわりには「ikinyogote」=「porcupine(ヤマアラシ)」や、「gutsemba」=「to decimate(10人ごとに1人殺す)」など、英語ですら初めて聞くような渋い単語も混ざってるので、全部完璧に覚える必要もなさそうです。歴史とか文化的な背景もあるんだろうな……。

4.3で考えた手段を実行する

あとは実行あるのみ。3週間で単語675個覚えます。基本的な文法は知ってるから、これ覚えて実践していけば日常会話はある程度出来るようになるはず。

アウトプット→インプット

ここまでは勉強の大きな枠組と学習する内容について考えてみました。ここからは、それを学ぶためにどんな行動に移せばいいのかを考えてみます。

4年で司法試験に合格した前述の杉浦さんは、ひたすら「アウトプット→インプット型」の勉強を繰り返したそうです。

1 問題を解く
2 分からなければすぐに解説を読む
3 解説を読んで分からなければ,教科書・参考書に戻る
4 1~3の流れで得た情報をノートに一元化して残す
5 模試前やすきま時間に一元化したノート(4)を読み直す

これをルワンダ語の勉強に置き換えると、こうなります。

1 話してみる
2 分からなければ会話相手に尋ねる/参考書を読む/辞書で調べる
3 それでも分からなければ別の人に聞く(英語話者/他隊員)
4 1~3の流れで得た情報をノートに一元化して残す
5 出勤前や就寝前、すきま時間に一元化したノート(4)を読み直す

仕事中の同僚との会話や、日中の近所の人たちとの会話も司法試験で言うところの「模試」だと思って臨んでみます。そこで自分が「話せないこと」を明確にして、次の機会までに話せるようにしておく。それを繰り返していければいいかなと。

語学上達テクニック・勉強法

語学の達人たちが外国語を習得したテクニックと、自分が英語を習得するうえで使った勉強法を書き出してみました。これを活用して勉強していきます。

17歳で20カ国語を操る天才少年が語った、”コトバの本質”が奥深い

まずは上記のTEDスピーチ(ログミーの書き起こし)からふたつ。

1.キケロの「座の方法」

これはイメージした場所と単語を結びつけて記憶する方法です。公園にいる所をイメージして、階段に「suwaru」、噴水で水を「nomu」、木を「kiru」など、記憶の空間に単語を置いて覚えます。

2.音の響きが似ている言語をまとめて記憶する

ルワンダ語を例にすると、「ibiro」=「office」、「ibiryo」=「food」、「ibitaro」=「hospital」のように音が似ているかたまりごとに覚えます。意味に関連がなくても、「ibiro」と聞いたら自動的に「ibiryo」と「ibitaro」を思い出せるってことですね。

ぼくが覚える予定の単語リストはアルファベット順になっているので、この記憶術は相性が良さそうです。

3.意味が似ている言語をまとめて記憶する

2の応用です。記憶は「タグ」が多いほど引っ張り出しやすいものです。人の名前を覚えるときは、メガネ、ロングヘアー、名前に使われている漢字、出身地、仕事…など、その人の特徴と一緒に覚えると覚えやすいです。

それと同じく、単語も単独で覚えるよりは無理矢理にでも関連性をつくって、色んなところから記憶を引っ張り出せるようにすると効率よく覚えられます。

4.身体を使って覚える

パソコンに打ち込むのではなく手書きする、声に出す、ジェスチャーをつけるなど、身体に「タグ付け」する感覚です。ドラゴン桜でも歩きながら暗記すると良いって言ってましたし(たぶん)、脳科学的にも身体を動かしながら記憶すると良いってテレビで言ってたはずです(たしか)。

5.真似をする

山形弁もペラペラのダニエル・カールさんのインタビューより。

人の会話をよく聞いてみなさい。よく聞いていると、頻度よく出てくる単語をキャッチすることができるんですよ。よく出てくるパターンがありますよね。たとえば「○○しなくちゃ」とか「だよねー」とか、教科書に出ないような言葉。教科書的には「○○しなくてはなりません」ですが、そういう言葉を話している人はまずいない(笑)。

引用元:留学ライフスペシャルインタビュー ダニエル・カールさん(前編)| 留学のISS

いくら参考書の単語を覚えても、普段使わないものだったら意味がないですよね。周りの人が使ってる単語や表現を真似して使っていくと、効率良く上達出来そうです。

6.ラジオを聴く

テレビがないので、現地のラジオを聴いてます。今日久しぶりに聴いてみたら、以前よりもキャッチ出来る単語が増えてました。

使っているのは「Tunein Radio」というスマホアプリ(iTunes&アンドロイド)。ネットさえ繋がってれば世界中のラジオを聴けて便利です。

7.ルワンダ語の歌を和訳・英訳&ルワンダ語で歌う

これはやりたいと思ってなかなか出来ていませんでした。勉強に飽きてきたらやってみます。

8.単語リストを壁に貼って、すきま時間に覚える

かなり原始的なやり方ですが、こういう地道な積み重ねが大事ですね。

大事なのは「オールアウト」=「あと1歩」踏み込むこと

日本でジムに通っていた時、筋トレにおいて重要な「オールアウト」という概念を知りました。

10回を目標として10回目で「ああもう無理だ」と思ったら、その後の1~3回を出しきる事をオールアウトと言います。

引用元:筋トレの効果が少ない人はオールアウトしていない…正しいやり方まとめ – マッチョ道

これは語学習得においても大切だと思います。筋トレの「あと1回」のように、「あと1歩」踏み込んでやってみる。自分では頑張ってるつもりでも、意外とまだ余力が残ってるものです。

日本を出る時に、お世話になった方からこんな言葉をいただきました。

そこそこやるではなく、そこまでやるか、と周りから思われるような心意気でぶつかって来てくださいね

そこそこやるだけじゃなく、「そこまでやるか」と思われるぐらいじゃないと圧倒的な成果なんて出せないですよね。そう言えば大学受験のときは、信号待ちや入浴の時間も英単語や年号の暗記に使ってました。それぐらいやらないとダメですね。

なぜ語学が必要なのか?

青年海外協力隊として活動するうえで、現地語の習得は必ずしも必須ではありません。現地語がしゃべれなくてもある程度英語やジェスチャーでコミュニケーションは取れるので、言語はお互いを理解するためのツールに過ぎません。

それでもぼくがルワンダ語の習得にこだわるのは、相手の言葉を使うことで相手の懐により深く入れるようになるからです。

大学1年のときに韓国語を習っていて、韓国に3週間の短期留学に行きました。そのときに、現地で日本語を習っている大学生のお姉さんたちがボランティアで勉強や食事に付き合ってくれました。

韓国集合写真
2008年、もう8年も前ですね…。

そこで初めて、「日本人以外の女性を好きになれるかも」と思いました。たぶんそれは、お姉さんたちが日本語がペラペラだったからです。それまでは「言葉が通じない人=違う生き物」みたいに思ってました。

それに甘えてしまったおかげで韓国語はあまり上達せず、いまでも覚えているのは「ヌナノムイエッポヨ」=「お姉さんとても綺麗です」くらいですが、同じ言語を使うことによって心理的な障壁は下げられるんだと気づきました。

いまでは色んな国に行って、言葉が通じなくても同じ人間なんだと思えるようになりましたが、ルワンダではぜひともルワンダ語をマスターして、男女ともにルワンダ人全員を惚れさせるぐらいの勢いでやっていきたいと思います。

行動が意識を変える

今朝出勤前にラジオを聴いて、いくつか単語を聞き取れただけですが、それでもモチベーションが上がりました。

そのせいか職場でも、いつもより積極的に同僚に話しかけることが出来ましたし、小売店のおばちゃんや清掃のお姉さんともおしゃべりすることが出来ました。

やっぱりあれこれ考えるよりも、まずは行動することによって意識も変わってくるんですね。

ということで、さっそく40個単語を覚えてきます。こんな感じで「いかに早くペラペラになるか」ってゲーム感覚でやってると楽しくなっちゃいますね。

3週間後のブログをお楽しみに。

追記(翌朝)

寝る前に覚えて、起きてから再確認するスタイルが効率良さそうです。何回も繰り返すことが大事ですね。

タケダノリヒロ(@NoReHero

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タケダノリヒロ

1989年生まれ。16年1月より青年海外協力隊としてルワンダで活動中。コミュニティ開発隊員として水問題に取り組みながらブログ更新してます。Africa Quest. comライターとしても執筆中。 ※当ブログ記載内容はJICAおよび青年海外協力隊の見解ではなく、個人の見解です。 [詳細]

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